東京新聞杯・きさらぎ賞/開催前日版
  (1999年2月7日提供) [index] | [next] | [back]

つらつらと。

土曜日の金蹄Sはまたまた1996年の有馬記念の枠連4−7が一発で絡んだ。(意味はひとことヒント参照
ひょえーだ。
ということは過去のナリタブライアン、サイレンススズカのケースだと、日曜日の重賞レースは騎手が絡むルールになっているのだから、

□東京新聞杯 1枠2番ケイワンバイキング横山典
□きさらぎ賞 6枠10番(外)エイシンキャメロン武豊


最低でもどちらか1頭は絡むということなのか。

そして水曜日版に書いたマイネルマックスとマイネルサクセスの兄弟馬は、1994年の共同通信杯/6枠6番ナリタブライアン、京都記念/6枠6番ビワハヤヒデの同ポジションを強調するかのように、5枠左に統一して置いてきた。
それだけじゃなく、ナリタブライアンとビワハヤヒデは「◎」に置き換えられるのだけれど、共同通信杯の6枠右キングヘイローは「◎」が一杯、きさらぎ賞の6枠右エイシンキャメロンも「◎」が一杯、これも6枠右に統一して置いている。
さらに騎手もナリタブライアンの南井とビワハヤヒデの岡部が15番に統一されている。
そして、ナリタブライアンは朝日杯3歳Sの1着馬、ビワハヤヒデは朝日杯3歳Sの2着馬と置き換えられるけれど、マイネルマックス(朝日杯3歳S1着馬)とエイシンキャメロン(朝日杯3歳S2着馬)が10番に統一された。
このように4つの箇所で1994年のナリタブライアン・ビワハヤヒデを意識している以上、

・ナリタブライアンやビワハヤヒデが連対するのか。
・水曜日版にも書いたように1994年の東京新聞杯・きさらぎ賞の目がクロスをして使われるのか。
・1994年は東京新聞杯VSきさらぎ賞は5枠の2着が共通、共同通信杯VS京都記念は6枠6番が共通(するはず)のように東西のメインレースの枠か馬番が共通するシステムだったから、今年もポジションが共通するのか。


どれかはするのだろう。
ただしナリタブライアン・ビワハヤヒデは連対馬の1頭しか構成しないのだから、このサインが教えてくれるのは1個だけのはず。
一番配当が安い例で言うのならば、東京新聞杯でキングヘイロー、きさらぎ賞でエイシンキャメロンが絡んで6枠右が共通するという形なのだが果たしてそんなことがあるのだろうか。
どちらにしても、ナリタブライアンやビワハヤヒデが活躍できるフィールドになっているかどうかがポイントだと思う。

関東のIM、

やがて光に満ちた疾風となる。

これに1つの暗号的解釈を施すのならば「まもなく、太陽に溢れた嵐=気候の変動が激しい三寒四温の季節である春がやってきますよ。」だろう。
この文章からは「ベースとなる『冬』から季節が変化して『春』になっていく」という絵がイメージ出来るわけだが、今週の頭数立ての構成は土曜日が東西ともに16頭立て、日曜日が関東が16頭立て/関西が15頭立てだから、これは先週の土曜日が東西ともに16頭立て、日曜日がフェブラリーS16頭立て/飛鳥S11頭立てだったのと非常に良く似ている。
さらに東京新聞杯の出馬はフェブラリーSとそっくり。

・フェブラリーSではGI馬が4枠・5枠で接触、東京新聞杯はGI級馬が5枠・6枠で接触。特に東京新聞杯唯一のGI馬マイネルマックスは、フェブラリーSのタイキシャーロックと同じ馬番。
・フェブラリーSで節分の時期にお似合いのサインアイテム「マメ」が1番と4番で構成、東京新聞杯も同じ1番と4番で「マメ」を構成。
・6枠11番の柴田善臣、8枠15番の岡部・騙馬が共通。
・フェブラリーSは平安Sの同時連対馬のエムアイブランとオースミジェットが6枠12番と7枠13番で接触。東京新聞杯では関屋記念の同時連対馬のエイシンガイモンとベルウィナーが同じポジションで接触。
・フェブラリーSは最優秀ダート馬のウイングアロー・南井克巳が出走せず。東京新聞杯は出走すれば1番人気間違い無しだった実力馬のシンコウスプレンダが出走出来ず。


これだけ場面を似せてある以上、フェブラリーSが冬のベースで構わないだろう。おそらくそこに「春の兆し」が配置されそこから「春」が生まれてくる(=復活の春)はずだ。
また関西のIMも、

冴えは、すべてを魅了する。
□冴え=にすい(=2月の暗号)+「芽」の字からくさかんむりを取って「牙」(=くさかんむりが付いていないから芽になれない、つまり馬券になれない、ただしちょっと変化すれば芽になれる、つまり惜しくも馬券にならなかったもの)
□冴え=覚醒する

これは「フェブラリーSで惜しくも馬券になれなかった『牙』が覚醒して『芽』になりますよ、つまり冬から春に変化しますよ、それがすべて=まとめて皆さんを魅了しますよ」と文章化できるから、言っている内容は関東のIMと同じだ。
ならばフェブラリーSにおける「冬に押さえ込まれた春の兆し」「惜しくも馬券になれなかった代表選手」は何なのか。
私ならば、

5枠右9番[地]メイセイオペラ菅原勲(1着)
5枠左10番タイキシャーロック横山典(惜しくも3着)
6枠右11番[B](外)ワシントンカラー柴田善(1番人気というみんなからの評価を得たにも関わらず馬券になれず)

6枠左12番エムアイブラン武豊(2着)


冬のシンボルマークはフェブラリーSの1・2着なのだから、その雪のようなものに覆われた、つまり囲い込まれた空間になるタイキシャーロック横山典と、(外)ワシントンカラー柴田善の両頭をどう考えるかだと思う。
そうすると土曜日の金蹄Sは1番人気[B](外)ワシントンカラー柴田善に対して、

・柴田善のユーワミラージュがワシントンカラーとは逆にブリンカーを外して1着になる。
・相手には1番人気のノーザンウェーを連れてくる。


とワシントンカラーの「復活の春」で馬連配当1,110円。
また土曜日一番クラスが上だったヒヤシンスSはタイキシャーロックに対して、

・同じタイキのタイキヘラクレスが1着になる。
・相手には横山典のサウスヴィグラスを連れてくる。


とタイキシャーロックの「復活の春」で馬連配当1,140円。
非常にストレートに「冬が春に変化していく絵」になったし「フェブラリーSで惜しくも馬券になれなかった『牙』が覚醒して『芽』になりますよ」になった。
そしてこの復活の春システムは、関東のIMが「疾風=勢いがある」、関西のIMが「すべてを魅了する。」と書いてある以上、日曜日の重賞レースでも吹き荒れるはずだ。
ただし重賞にはタイキシャーロックやワシントンカラーのようなマイナーGI級の馬じゃなくGI中のGI馬が欲しい。
それをフェブラリーSの「冬の芽」からどう読みとるかが今回の最大なるポイントではないだろうか。
それが説明つくならば、ケイワンバイキングやエイシンキャメロンから買っても良いと思うのだが。

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