NHKマイルC/開催前日版
(1998年5月17日提供)
a.NHKマイルCの17頭立ての1つの意味
NHKマイルC、7枠だと思っていたら17頭立てじゃね。
だって、これからの季節は「皐月賞は一番速い馬が勝ち、ダービーは一番運がある馬が勝ち、菊花賞は一番強い馬が勝つ。」のダービーに向かって盛り上がるのだから、季節限定テーマは運があること。
その幕開けが、テレビの12チャネル(いわば夕刊のようなもんですね)のテレビ東京杯青葉賞で、普通フルゲートじゃないのならば一番先に1頭枠になってしまう1枠と次に1頭枠になる2枠の組み合わせで枠連1−2で馬連の万馬券(万馬券は早く気がついてね?と色々意味を教えてくれるレース)で運があることを強調したレースだったのだから、運があることのさまざまな表現方法にはいつも気を配っておきたい。
そうすると、18頭立てならば3頭枠になる7枠なんだけど、1頭いなくなって2頭枠になったんじゃ馬券を買う側にとってはなんとも運がない。
テーマに即していない枠を買っても仕方がないのだから、マル外のダービーにふさわしくないマル地のスノーボンバーは勿論、ゲイリーセイヴァーだって買わない。
逆に、そんな運がない状態を「可愛そうね? よしよし。」と慰めてレスキューしてくれるのがハンデ戦(ハンデキャップレース=障害がある方のためのレース=そこで出目になることは障害者を目で助けてくれることになる。)。
◎土曜日
東京の高尾特別(ハンデ戦)7枠左14番カイシュウホマレ(1着)
京都の下鴨S(ハンデ戦)7枠左14番イブキウッドマン(1着)
◎日曜日
新潟の新潟大賞典(ハンデ戦)8枠連対せず(不正解)
京都の白川特別(ハンデ戦)8枠左15番ロングマジェスティ(1着/正解)
土曜日に「運がない方」を使ったのならば日曜日は「運がある方」を使うのだから、自動的にハンデ戦は「NHKマイルCが17頭立てで唯一3頭枠になっている8枠(8枠には運がある)」ということになる。
そうするとその8枠は、先週の京都4歳特別のレビューのサラブレッドインフォメーション・順位付け作戦(ここをクリック)でも触れたように予告があった枠なのだからお゛なんだけれど、
◎新潟大賞典
8枠右13番スガノオージ(56)
8枠左14番ジェラスガイ(56.5)
・中山金杯の1枠1番、つまりエースナンバーを背負っていたスガノオージがいてラッキー。
・このレースのハンデ頭のアロハドリーム(57)に対して0.5キロ軽くなった56.5のジェラスガイがいてラッキー。
しかも、ココのサイン(ココをクリック)は定番中の定番サインなんだけど
◎土曜日の京王杯SC
8枠右15番ビッグサンデー
8枠左16番ヒロデクロス
1枠右1番タイキシャトル(レコード勝ち)
1枠左2番アマジックマン
2枠右3番アドニス
ヒア(=here)の囲みのサインに対する、ジス(=this)の接触のサイン。
どうやら8枠のどちらかは絡みそうな新潟大賞典じゃないだろうか?(完敗。理由はレビューを参照して下さい。)
b.NHKマイルC・水曜日版の軌道修正
この版では水曜日版のサインレースのその3・その2から攻略してみる。
b−1 サインレース(その3)/マーメイドS
96/マーメイドS(15頭立て) 96/秋華賞 97/NHKマイルC 8枠右13番シャイニンレーサー
河内7枠左15番ファビラスラフィン
松永幹7枠右13番シーキングザパール
武豊1枠 1番(15番)ゴールデンジャック
福永6枠右11番エリモシック
河内7枠左14番ブレーブテンダー
松永幹3枠左4番(18番)シンフォニー
土肥・2着の外馬番が1着に連動
・1着の騎手が2着に連動・1着の馬番が1着に連動 97/マーメイドS(13頭立て) 97/秋華賞 98/NHKマイルC 8枠左13番エアグルーヴ
武豊5枠左10番メジロドーベル
吉田5枠右9番エルコンドルパサー
的場1枠 1番(14番)シングライクトーク
横山典8枠中17番キョウエイマーチ
松永幹3枠右5番シンコウエドワード
田中勝7枠左11番(27番)カモンマイハウス
小島・1着の枠が2着に連動 ・マーメイドSの福永がいた3枠を使用
・NHKマイルC自身に出走していた3枠左6番福永の同枠を使用
(今年は使い方が変化した)
暗号的解釈では3着が連動する可能性が高い(しかもサンズイの文字が3つもあって「3」を強調しているんだし)のだから、7枠じゃないのならば馬番で考えれば良いことになる。
・11番をとってマイネルラヴか。
・13頭立ての11番を外に出すと24番だから、17頭立ての24番になるスギノキューティーか。
b−2 サインレース(その2)/花の12期生・メモリアルレース
水曜日版に書いた「福永を頂点とした12期生が原点なのだから、12期生が一番話題になったレース」と、その出目の1つは大事にしたい。
ざっと挙げて次の3つのレース。
・東京スポーツ杯3歳S(福永祐一のキングヘイローの重賞初制覇+レコード勝ち+1年前に6枠左で乗替をしたときと同じ6枠左で1着になった記念)
・皐月賞(福永祐一のキングヘイローのG1初連対+東京スポーツ杯3歳Sと同枠の6枠左記念)
・阪神3歳牝馬S(古川吉・高橋亮の花の12期生のG1初制覇+1・2フィニッシュ記念)
この中のどれを選ぶかなのだが、
・福永が頂点の12期生なのだから福永を中心に考えたい。
・だからたとえG1といえど福永が関わらなかったレースはどうだろうか? しかもNHKマイルCはどちらかというと牡馬のレースなのだし。(阪神3歳牝馬S=△)
・マル外のG1のNHKマイルCなのだから、マル外が出ていなかった皐月賞はどうだろうか? 東京スポーツ杯3歳Sの「福永・重賞初制覇」よりはインパクトが弱いし。(皐月賞=△)
・福永の重賞初制覇+レコード勝ちは強烈なインパクト。マル外も出走していた。(東京スポーツ杯3歳S=◎)
・今週は大井競馬で東スポ盃スターライトカップがある。そういう社杯があるときはその新聞に特別に大井のサラブレッドインフォメーションが出るのだが、東京スポーツに出ていたインフォメーションのコピーは、
東京スポーツで予想を立てて、夜はケイバで盛り上がろう。
だった。このパターンは桜花賞と同じで、あの時は日刊スポーツ賞黒潮盃のインフォメーションが桜花賞の土日の日刊スポーツに出ていて、
日刊スポーツで予想を立てて、夜はケイバで盛り上がろう。
だったのだけど、
日刊スポーツ賞中山金杯 8枠右15番グルメフロンティア(1着)
桜花賞 7枠左15番ロンドンブリッジ(2着)
馬番が連動していたように、実は大井のインフォメーションは比較的簡単に中央競馬をサインしてくれる便利なもの。
今回も同じようにサインをしてくれる可能性がある。(東京スポーツ杯3歳S=◎)
以上の理由で東京スポーツ杯3歳Sが適当だろう。
◎東京スポーツ杯3歳S(12頭立て)
1着 6枠左8番(20番)キングヘイロー
2着 6枠右7番(21番)マイネルラヴ
このうちサインレース(その3)と重なるポジションは、
・2着馬番の7番のスギノキューティか。
・2着枠位置の6枠右のマイネルラヴか。
だから、どちらじゃないだろうか?
c.まとめ
NZT(4歳S)とNHK(マイルC)はとても似ている関係だ。
だから、出目が連動したり、馬・騎手が連動したり、それともこの前の有馬記念→天皇賞(春)で述べたパターン認識のサインと同じようにシステムが連動したり、素敵な関係は今年も継続してくれると思う。
そうすると何が関係するかはNZT4歳Sのサラブレッドインフォメーションが予告してくれるもの。
風を追い越し、栄光の舞台に立て。
4歳マイル王へ、府中の直線の走り心地を確かめろ。
強烈な速さを、驚愕の鋭さを、今ターフに刻み込め。
風を追い越す者だけが、春、栄光の舞台に立てる。
「風」が出てくるとゲイリー(gale=疾風)がサインになるというのが定番中の定番のサインなのだから、風をゲイリーに置き換えてインフォメーションを読み直してみると良い。
ゲイリーを追い越し、栄光の舞台に立て。
4歳マイル王へ、府中の直線の走り心地を確かめろ。
強烈な速さを、驚愕の鋭さを、今ターフに刻み込め。
ゲイリーを追い越す者だけが、春、栄光の舞台に立てる。
そうするとあのNZT4歳Sは、
1着 8枠中17番エルコンドルパサー的場均
2着 1枠右1番スギノキューティ福永祐一
3着 3枠左6番マイネルラヴ蛯名正義
4着 6枠左12番ゲイリーセイヴァー田中勝
だったのだから、ゲイリーを追い越した1着から3着の馬(騎手でもいいんだけど、ゲイリーは馬だから馬の方が適当だろう)のどれか1頭だけ(だって「者だけが」って「だけ」と書いてある)はNHKマイルCで絡むと思う。
エルコンドルパサーではないので、スギノキューティーかマイネルラヴ。
そう思っていたから水曜日版でも7枠にスギノキューティとマイネルラヴを入れてどっちだろうなーと思っていたんだれけど、どうやらその2頭はサインレースのその2・その3で説明できそうだ。
というわけで、スギノキューティかマイネルラヴのどちらかが2着。トレンドになりつつあるメジャー騎手への乗り替りだし。
最悪、全てを覆してしまって、福永がテーマ・テーマと思っていたら福永自身のエルウェーサージュが絡んだりしてなんてことも考えないのでもないのだが、ちょっと可能性は少なそう。
マイネルラヴ(確率60%)
スギノキューティ(確率38%)
エルウェーサージュ(確率2%)
でどれか1頭が2着ではないだろうか?
1着だろうと思う馬と、その理由についてはダイヤルQ2を利用していただいたら嬉しい。
今日は、以上です。
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