新潟記念/開催前日版
  (1999年8月29日提供) [index] | [log] | [back]

9年来つき合っていたキムタクとカオリンの破局が公式報道された新潟記念の週。
週のナンバー1レースの連対馬はキムタク(a)(b)なのだから、連対馬の像を浮かび上がらせるためにはカオリン=牝馬の力を借りれば良いのだが、「破局=お互い想いに浸る」という場面になったのだから、牝馬たちも「想いに浸る=自分が楽しかったころの出目をつなげるサイン」がメインになるのだろう。
そうすると土曜日の重賞・新潟障害Sに出走の牝馬は4枠左6番リマインドシルク古川寛のみ。
彼女のサインを確認(土曜日の競馬は日曜日のトライアル)しておくと、どのレースの出目をつなげるかには、
(1)(彼女が活躍した)牝馬限定戦レース
(2)(彼女が活躍した)牡馬と戦って連対したレース
(3)(彼女は活躍しなかったが)今回出走しているレースと大いに関係するレース
(4)(彼女は活躍しなかったが)直近のレース
以上の4つの形式があるのだが、リマインドシルクの場合は、
(2)→98年5回中山初日/5R/サラ障害400万下
1着 5枠 5番リマインドシルク瀬古
2着 3枠 3番シャドウクリーク山本
3着 1枠 1番リンデンバウム
(4)→99年2回新潟3日/5R/サラ障害オープン
1着 3枠 3番ジェイキング植野
2着 2枠 2番トピカルコレクター大江原
3着 8枠右12番シャドウクリーク山本
着外 4枠左5番リマインドシルク古川寛
(2)(4)で共通した3枠3番を使ってエイシンワンサイドが1着だったのだから、牝馬の想い出に浸るサインにOKが出たと考えて差し支えないだろう。
新潟記念も、
3枠右5番ナリタルナパーク佐藤哲
6枠左12番プロモーション江田照
2頭の牝馬の想い出が大事だ。
ならばサイン読みをプレーするに当たってどんな時でも考えなければならないのが格。
将棋を打つときに王将・飛車・角行等々、その駒の格と役目を考えずに打つ棋士はいないのだから、牝馬がサインをするという役目を考えたのならば、今度はその駒の格を考えるのは当たり前。
彼女たちの格を比較してみると、
3枠右5番ナリタルナパーク佐藤哲
このコンビで中山牝馬S(G3)1着、秋華賞(G1)2着
6枠左12番プロモーション江田照
このコンビは初めてだがプロモーション自身は時事通信杯クィーンS(G3)1着、BSNオープン(OP特別)1着
コンビの統一性(佐藤哲三とのコンビ)、連対したレースの格(秋華賞の2着)、新潟記念との整合性(競馬場タイトルのハンデ戦・中山牝馬Sの1着)、どれをとってもナリタルナパークの方が上なのだから、まずはナリタルナパークを考え、その次にプロモーションのサインがOKなのかを考え(プロモーションを使うかどうかは何とも言えない)、それがOKならばプロモーションの役目を考えるようにすれば良いと思う。

問題はナリタルナパークのどのレースを使うかだ。
候補は、
・何たって格が一番高いのだから秋華賞(G1)
・競馬場タイトルのハンデ戦の新潟記念(G3)だから同じような性質の中山牝馬S(G3)
・直近の
札幌日経オープン(OP特別)
の3つがあるのだが、どんなサインを使う場合でもヒントは必ずサラブレッドインフォメーションに記されている。
そうすると、この頃の関東のIMの傾向は、

ヘッドコピーに記されたキーワードがかつてとあるレースで使われていた場合、
土曜日=かつてのそのレースのデータを使用する
日曜日=今年のそのレースのデータを使用する


だ。
例えば、先週ならば関東のIM強者の王道は夏から始まる。」の「強者」は去年のメジロブライトが1着だった天皇賞(春)で「伝統の盾、喝采の淀、強者の真。」以来ヘッドコピーで使われたから、
土曜日かつてのそのレースのデータを使用する
▽98年/天皇賞(春)
1着 4枠右5番(父)メジロブライト河内
2着 6枠右9番ステイゴールド熊沢
3着 6枠左10番ローゼンカバリー横山典
  ↓↓↓
▽HBC杯
1着 5枠左7番(外)ペイストリーシェフ藤田
2着 4枠 4番ミスズシャルダン横山典
3着 6枠右7番(父)ラモーダバンブー松永幹

日曜日今年のそのレースのデータを使用する
▽99年/天皇賞(春)
1着 3枠 3番スペシャルウィーク武豊
2着 7枠左10番(父)メジロブライト河内
3着 6枠左8番セイウンスカイ横山典
  ↓↓↓
▽札幌記念
1着 3枠 3番セイウンスカイ横山典
2着 7枠左8番ファレノプシス武豊
3着 2枠 2番(外)ツクバシンフォニー四位
のようになるというわけ。
ならば今週の関東のIM「夏の褒美は気迫で奪え。」のうち、「褒美」がヘッドコピーで使われたことはないのだから、注目するのは「気迫」。
93年の中山牝馬S、
気品と気迫が春を呼ぶ。
以来のヘッドコピーだから、土曜日の新潟・瀬波特別で93年の中山牝馬Sのデータが使われたのならば、日曜日の新潟記念は今年の中山牝馬Sを使うことになるはずだ。
土曜日かつてのそのレースのデータを使用する
▽93年/中山牝馬S
1着 5枠左7番ラビットボール内田浩
2着 5枠右6番(父)シャンソニエール田面木
3着 2枠 2番ヒガシマジョルカ横山典
  ↓↓↓
▽瀬波特別
1着 7枠左10番ティークリッパー村本
2着(同着)5枠左6番コアレスヒーロー大西
2着(同着)7枠右9番ワールドウッド中舘
1着の5枠左・2着の6番どちらでも構わないのだが93年のデータは使ったし、93年の2着騎手の田面木がしらかばSの7枠左からティークリッパーの1着を教えていたことでもわかるように他場に対するサインアイテムとしても使っている。
日曜日今年のそのレースのデータを使用する
▽99年/中山牝馬S
1着 7枠左9番ナリタルナパーク佐藤哲
2着 8枠左11番(父)メジロドーベル吉田
3着 3枠 3番(外)ホッコービューティ的場
  ↓↓↓
▽新潟記念
???
以上のように、水曜日版に書いた中山牝馬Sの連動にさらなる保証書がついたのだから、土曜日の流れを見れば、
・新潟記念は出目を使う。
・中山牝馬Sの連対アイテム(ナリタルナパーク佐藤哲・(トキオエクセレント)吉田)は他場のキーンランドC・小倉日経オープンのサインアイテムになる。
となるはず。

水曜日版に書いたようにナリタルナパークの中山牝馬Sを使う。
7枠左か9番か、8枠左か11番か、
どれか1ポジション。


作戦を一杯書いたからHPではここまで。
もっともIMの字面と土曜日の瀬波特別の結果を見ればどれをチョイスするかは決まっているようにも思うのだが。

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