桜花賞/開催前日版
  (1999年4月11日提供) [index] | [next] | [back]

土曜日は阪急杯を3点で的中。
低配当ではあっても、「予告読みをしたポジションは絶対だ」と桜花賞を意識しながら逆算した馬券だったので、もしかすると桜花賞もうまくいくかもしれない。

さて、週の半ばにレポートした「もっと単純で応用が効くサイン」のダイヤルQ2を聴いてくれた方へのフォローなのだが、あの時申し上げたポイントは、
・7枠ならば13番か14番のどちらか。
・メジロドーベルとキョウエイマーチの秋華賞が原点。
・期待は7枠右13番。
だった。
そうするとこの桜花賞の出馬はあの時と同じ造りで、そのチェックポイントは「秋の種蒔きのレース」と比較するのだから種牡馬
あの時は4枠以外全ての枠に社台スタリオンステーションの種牡馬が置かれていたけれど、今回も3枠以外全ての枠に社台スタリオンステーションの種牡馬が置かれている。(評論家の清水成駿氏がかつて著書で触れていた「社台が読めなきゃ馬券は取れない」(1983年刊・財産のためにマジで競馬と戦う本)は、現代競馬でも姿形を変えて生きているのだ。)
秋華賞というレースは1996年に種牡馬ラムタラが来日した週が第1回の競馬だからラムタラの凱旋門賞ポジションである7枠12番が大事なのだが、あの時と今回の7枠と12番を比較してみると、
▽97年/秋華賞
6枠左12番オレンジピール河内
     (サンデーサイレンス)
7枠右13番ビワプリムラ田原
     (ウッドマン:Mr.Prospector系)
7枠中14番プロモーション蛯名
     (ヘクタープロテクター:
      Mr.Prospector系)
▽99年/桜花賞
6枠左12番エイシンルーデンス野元
     (サンデーサイレンス)
7枠右13番ゴールデンベル松永幹
     (ヘクタープロテクター:
      Mr.Prospector系)

7枠中14番プリモディーネ福永
     (アフリート:Mr.Prospector系)
重要なポイントの要素が似ているのだから、要点が同じだということ。
他にもザッと見た限り4つの共通点があるから、あの秋華賞を意識していて構わないと思う。
そうすると、土曜日の重賞レースはあの秋華賞の連対要素の隣が馬券になっていた。
▽ダービー卿CT
4枠右5番ケイワンバイキング横山賀(1着)
4枠左6番エアガッツ木幡(メジロドーベルと同じメジロライアン産駒)
▽阪急杯
4枠右7番ブロードアピール武豊(2着)
4枠左8番スタープログラマー角田
5枠右9番マイネルラヴ吉田(メジロドーベルと同じGI馬の吉田、かつハンデ頭の58.5で「一番強い」を強調)
5枠左10番ザゴールド松永幹(キョウエイマーチの松永幹)
一方が6番の右を使って1着ならばもう一方は5枠同居の右を使って2着のように枠と馬番の1・2着交互パターンだから、土曜日に対する日曜日は右の反対になる左の枠か馬番のどれかを使う可能性が大だ。
ならばこの桜花賞におけるあの秋華賞の要素は松永幹のみ。
▽桜花賞
7枠右13番ゴールデンベル松永幹(キョウエイマーチの松永幹)
7枠中14番プリモディーネ福永
7枠左15番クリムゾンクローバ高橋亮
8枠右16番トゥザヴィクトリー幸
8枠中17番フサイチエアデール武豊
8枠左18番アドマイヤゴールド横山典
左サイドになる馬番は14番のプリモディーネ、左サイドになる枠は8枠全体だから、このどれかを取れば良いことになる。
しかし、「もっと単純で応用が効くサイン」が指すのは8枠ではなく7枠13番か14番のどちらかのはず。
しかも、このサインの目印になるのはキョウエイマーチであるときに、土曜日はそのキョウエイマーチが馬券になって「元気ですっ」と印象づけながら、その阪急杯の出馬にはあの時のテレビ静岡賞と同じヤクモレインボーが7枠左14番にいて7枠を強調しつつ、あの時は3場のメインレースが全て8枠絡みだったから今回もカブトヤマ記念(ダービー馬の名前)と同じようにダービー卿CTの7枠果たして馬券になるか!?と思っていると、しっかりタイキブライドルが2着を死守してくれたのだから、もう流れは殆ど7枠だ。
というわけで、7枠13番の松永幹は馬券になるのではなくて目印のような役割になると決定した土曜日なのだから、買わなくてはならないのは7枠14番プリモディーネか、それでも万馬券を期待するんだと強情を張るのならば同枠7枠15番クリムゾンクローバのどちらかと言うことになる。

そんなときに、この頃の4歳のレースは「レッド(ホット)チリペッパー→ワンダーワンダーファング(funk)→テイエムオペラオー→エターナルビート」のように音楽馬名のオンパレードだから、おっ「キングクリムゾンじゃん」って思いながら、クリムゾンクローバに運を託すのも良いのかもしれない。
但し、キングクリムゾンは外国のグループだから土曜日のダービー卿CTがポイントなのだが、そこで見せてくれたプレーは、
▽ダービー卿CT
3枠左4番セタノキング嶋田
4枠右5番ケイワンバイキング横山賀(1着)



6枠左10番キングオブジェイ後藤
7枠右11番タイキブライドル岡部(2着)
7枠左12番エイダイクイン菊沢徳
のように男性的なキング(クリムゾン)の左隣と、女性的なクィーン(フレディ・マーキュリーの)の右隣
日曜日は土曜日の反対になるはずだから、今度は左右が逆転して男性の右隣と女性の左隣が大事なのだが、
▽桜花賞
7枠右13番ゴールデンベル松永幹(結婚めいたベルだから女性的)
7枠中14番プリモディーネ福永
7枠左15番クリムゾンクローバ高橋亮(男性的な(キング)クリムゾン)
プリモディーネを選択すれば全てがうまくいくことになる。

あとは《ひとことヒント》に書いた「先週は昭和55年以来、19年ぶりのスト。だから時代はタイムマシーンして今は昭和55年。」の考え方なのだが、桜花賞が昭和55年の目を使うのならば、土曜日のダービー卿CTや阪急杯も昭和55年の目を使わなければならない。
そうすると、
▽昭和55年/ダービー卿CT
1着 2枠 2番ニチドウアラシ村本
2着 5枠 5番サクラシンゲキ小島太
※今年は、ご存知逃げ馬のサクラシンゲキの5番を使って同じ逃げ馬のケイワンバイキングが1着

▽昭和55年/阪急杯
1着 4枠右4番テルノエイト飯田(今は調教師さん、息子に飯田騎手)
2着 8枠右12番サンライダー柴田見
※今年は、父子鷹の4枠右を使って同じ父子鷹の武豊が乗ったプロードアピールが2着
以上のサンプルから、

・昭和55年の目を使う。
・馬券になる枠には昭和55年と同じ要素がいなければならない。


と条件文を書くことが出来るのではないか?
ならば、
▽昭和55年/桜花賞
1着 3枠右5番ハギノトップレディ伊藤清
2着 7枠右16番タマモコトブキ田島良
に対して、桜花賞の3枠右はハギノトップレディのハギノに似合うタヤスブルームのブルーム(蕾)。7枠右はタマモコトブキの寿に似合うゴールデンベルの結婚めいたもの。
最低どもどちらかの枠は絡むはずだ。
普通はこういう場合は出目を使うのは1つ限りのことが多いのだが、土曜日の関東のダービー卿CTで2着の5番を使って(サクラだったしね)ケイワンバイキングが1着だった以上、日曜日の関西の桜花賞は2着の枠を使うのがお約束だと思う。
プリモディーネならば7枠が絡むで説明がつくし、別にゴールデンベルやクリムゾンクローバが絡んでも文句は言えない。

よって7枠、構わないだろう。
14番プリモディーネの可能性が90%で、ゴールデンベルやクリムゾンクローバが残りの可能性を分ける形だと思う。若干の可能性でも超万馬券なのだから、これはこれでお楽しみ袋。

相手は、水曜日版に書いた「違うポジション(こちらの方が自信があった)」につなげればOKのはずだ。
ダイヤルQ2では形式的には3点の目を取ったが、実質、1点勝負と思ってもらって差し支えない。
勿論、
・《ひとことヒント》に書いた「今年のJRAキャッチフレーズ『走れ、JRA』に対して、昭和55年の秋の東京12チャンネルでは『走れサラブレッド』なんて言う新番組が始まっていた。ひょえーだ。」の解答
・この頃サイン会議(インターネット版)で話題の「フジテレビのスーパー競馬はスーパーサインである。」の解答
も、きちんと申し上げたつもり。
運良く的中してくれて、次に夢をつなげられたら嬉しいのだが。

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