桜花賞/水曜日版
(1999年4月7日提供) | [index] | [next] | [back] |
桜花賞
7枠13番に1着の可能性がある。
ただしお断りしておきたいのが、このポジションは思っているものの1つであって、たぶん当日のダイヤルQ2は違うポジションから申し上げてその相手の1つとして7枠13番に繋げるような形になるだろうということ。もう1つのポジションには超人気薄の馬が入るはずだから、余り最初から公開したくないし、案外そちらの方が大事なサインだったりするから、公開を控えたいのだ。(私が勝手にそう思っているだけだが)
ただし、こちらの方もそれなりの自信はある。
正直言って今日書く方は今までならば発見するのに悪戦苦闘したポジションなのだが、今回はそれなりの理由はまとめられたと思う。
しかもそのおかげでもっと単純で応用が効くサインも発見したのだが、そちらの方はダイヤルQ2に紹介させてもらった。4月9日22:00まで聴くことが出来るので、興味のある方は0990−52−4831を良かったらどうぞ。
というわけで、このポジションが運良く正解で、さらに運良く当日公開のポジションまでもが正解ならば、もしかしたらもしかするかもしれない。(レース前に見る夢はいつも楽しい。)
早速、7枠13番の理由を3つレポートしよう。
(1) 去年のバプティスタの三連荘・7枠右13番が巡り巡って1年後の桜花賞のサインになるだろう98年春 桜花賞 7枠右13番バプティスタ岡部実は三連荘というのは重要なサインの要素で、それは今年のJRAの売りものの1つの意味が理解出来ればもっと応用範囲が広がるスーパーサイン・システムとなっていくのだが、そのあたりは皆さん自身で考えていただけたら嬉しい。 ちなみに97年・エアグルーヴ武豊のジャパンCの2着、98年・エルコンドルパサー蛯名のジャパンCの1着のサインの1つとしてこのサインのバリエーションが使われていたのだが、それだけ重要なサインだということ。私のサインのスタイルがお好きな方は、「三連荘」というキーワードを頭の片隅に置いていただけたら、やがてこのサインに気がつくときがくるだろう。 通常は特別レースが3レースしかないのも「三連荘」に意味があるからだったりする。 話を元に戻すと、今回と似たようなパターンで三連荘のサインが爆発したのが、JRAのインターネットがオープンした時期の97年秋の秋華賞のこと。 あの時は、 96年秋 カブトヤマ記念 8枠右15番マヤノポセイドン橋本美のように牝馬三冠路線と同じように出走馬が限定されて保護された(父)の重賞にてマヤノポセイドンの三連荘があれば、それが巡り巡って1年後のカブトヤマ記念当日の3場のメインで使われるようになっていた。
カブトヤマ記念の系列の(父)限定重賞で1年間かけて三連荘をじっくり仕掛けたら、それを釣りあげる翌年のカブトヤマ記念当日のメインレースは、お祭りのように三連荘の8枠を使ったと言う形になっているのだが、あの時馬券になった枠には、 ・桜花賞馬のキョウエイマーチ=がいたのだから、逆に言うと現在の競馬の流れはそれらの馬を強調していることになる。 恐らく、バプティスタ使いますよのOKサインだろう。 但し、正確には「三連荘があったからその位置を使う」ではない。 本当は「三連荘があったのだから違うところを見る」というチェックポイントが2つほど必要なのだが、今回は偶然にも7枠で13番を指してくれている。 よって、そちらの角度からもOKのはず。 今回に関しては、バプティスタの三連荘があったからその7枠右13番だという理解で構わないだろう。 そのバプティスタを調べてみると、 ・去年のフローラSの3枠3番に対して今年は3枠3番ステファニーチャンが1着のように、去年のバプティスタの位置が今年の1着のサインになっているあたりがとても心強い。 あとは、もしかしたらサンデーサイレンス産駒が1着の可能性がある。 どうしてかというと、 (父)の限定重賞で三連荘を作ったら、秋華賞では(父)のメジロドーベルが1着になり、最終的にはその年度の最優秀4歳牝馬・最優秀父内国産馬になった。のだから、最優秀4歳牝馬を選ぶためのスタート地点の桜花賞でも同じようになって、 バプティスタ(サンデーサイレンス産駒)が三連荘を作ったのだから、同じサンデーサイレンス産駒が馬券になる。という流れがあっても構わないと思うから。 秋華賞のメジロドーベルの場合は、彼女の種牡馬のメジロライアンに対して、 カブトヤマ記念 10番ガールスカウト(サクラユタカオー=静内SS所属)10番にラムタラ仲間(ラムタラはJSという商社が管理していてその傘下にアロースタッド・静内SSがある。またラムタラはニジンスキー系種牡馬だから、ニジンスキー系種牡馬はラムタラの同族とみなして構わない。)を並べたならばそのラインでメジロドーベルが1着になったのだから、今回も土日の3場のメインレースの13番に何らかの形でサンデーサイレンスもしくは社台SSの種牡馬の異常性を作ったら、それが念押しのOKサインになるのかもしれない。 以上、この項をまとめると、 ・バプティスタの三連荘のサインが指すのは7枠右13番と考えて差し支えないだろう。となる。 果たして果たして。 |
(2) 今年は南井克巳が引退をした年だから、南井克巳が唯一桜花賞で連対したイブキパーシヴが大事。彼女のローテーションだったクィーンC→桜花賞の「クィーンC」をチェック! 従って重要なサインレースの1つがクィーンCだと思う。 しかも、この世代の牝馬GIの幕開けの阪神3歳牝馬Sでは、南井克巳が足の手術のためもうGIレースに出走しないと言うニュースが流れた瞬間、ジャパンCに出走していた7枠右12番ゴーイングスズカ南井の12番を使ってスティンガーが1着したのだから、東京競馬場のカタカナカップタイトルレースであるクィーンCの南井が桜花賞のサインにならないわけがない。 そうすると、そのクィーンCでは南井克巳が東京競馬場に出走するも、 10R 銀嶺S 6枠左10番コンメンダトーレ南井(乗替)わざわざメインレースのクィーンCを囲い込むように、しかも「ココのサイン」のピースに乗り替わっているのだから、クィーンCの「ココのサイン」の囲みの中の乗替の騎手が桜花賞のサインと考えるのが適当ではないだろうか。 クィーンCに対するジャパンCで1着だったエルコンドルパサーは「馬名の中の『コ』のGI馬」だから、「ココのサイン」の中、つまり囲い込みがサインだという考え方もある。 さらに、スティンガーを指したゴーイングスズカの「ゴ」はコに濁点がついて丁度KYON2と同じようにコ2(コの次乗、つまりゴだけでココを表現する)だから、牝馬のGIレースに対しては「ココのサイン」が有効だという考え方もある。 恐らく、この発想、間違ってはいないだろう。 そうすると、 ▽クィーンCで、この中で条件を満たすのは、11番と14番で作った「コレのサイン」に囲い込まれた乗替の騎手の12番か13番のどちらか。 12番が阪神3歳牝馬Sの2着馬だからこのポジションでも良いのだが、 クィーンC 1枠左2番−6枠右11番の組み合わせと全く同じ目なのだからクィーンCから遡って東京新聞杯の日の競馬をチェックするのも良いと思う。 ▽東京新聞杯の反対競馬のきさらぎ賞この唯一の牝馬が何かの牝馬のレースに対するサインの可能性は大だろう。 というわけで、クィーンCの「コレのサイン」の囲みときさらぎ賞の唯一の牝馬のサインが重なるのが13番だ。 南井克巳の阪神競馬場(桜花賞の施行場)におけるラストランの仁川Sの当日、 ▽中京メイン/知多特別朝日杯3歳Sと同じ枠連5−5を出して現4歳世代に対するサインの宣言をし、さらにエアグルーヴの引退式だったガーネットS・平安Sと同じ出目の組み合わせで万馬券を作ってエアグルーヴ=牝馬のサインを強調し、かつこの週から桜花賞がメイン(大体、この週から桜花賞のCMをやっているなんて言うのは絶対におかしい)のTVCMをオープンしたのだから、この日が桜花賞・オークスのサインじゃないわけがない。 それだけ派手だったのだから、派手で目立つアイテムがサインになっても良いはず。 「最強桜」の7枠右13番も華を添えてくれるのだろうか? |
(3) スティンガー横山典・藤沢師がこの世代の唯一のGI馬なのだから、年度代表馬タイキシャトルのアイテムは牝馬のサインとして大事にしなければならない この時期の牝馬は「フケの季節」と宣伝されて男の方に気がそぞろなのだから、そういう牝馬たちをまっすぐ走らせる=制圧するためにはカッチョイイ牡馬、アイドルが欲しいはず。 ならばこの4歳牝馬世代のアイドルはGIレースの阪神3歳牝馬Sをチェックするのが手っ取り早いのだから去年の阪神3歳牝馬Sをチェックしてみると、タイキシャトルのマイルCS1着かつ帯同騎手の横山典と藤沢師コンビのスティンガーが1着になりながら、当年の中山金杯(関東のスタートを表現するレース)の枠連1枠−8枠右が一発だったのだから、カッチョイイ男、アイドルは関東からやってくるタイキシャトルで、そのタイキシャトルの種付け一発目になる桜花賞では、女子たちが丁度TVCMのシーンのようにあんな「白馬の騎士」がやってこないかしらとばかりにキムタク(JRACMのナンバー1キャラクターなのだから、JRA年度代表馬タイキシャトルの代理)を心待ちにしていると考えて構わないだろう。 そして、そのサインアイテムは、昨夏、タイキシャトルが海外遠征をしたときは、 ・岡部(横綱)と言う形だったのだから、関西(関東からみた海外)に置かれた横山典や田中剛のポジションが太刀持ち役になって、「次の横綱・タイキシャトルお待ち申し上げております」の絵になっている可能性が大。 ならば、彼ら二人の印象的なレースは2つだ。 ▽読売マイラーズC右の太刀持ちが枠をさして左の太刀持ちが馬番を指すのかどうかはわからぬが、いずれにしてもこの二人がバラバラにサインをすることはないのだから、1つにまとめてやれば良い。 横山典の13番と田中剛の7枠右が重なる7枠右13番以外には指すものがないのだから、これが桜花賞のサインになると考えて構わないのではないだろうか。 |
以上の3つの理由により、7枠右13番を大事にしたいと思う。
そこにバプティスタのサイン通りにサンデーサイレンス産駒の1頭(スティンガー、フサイチエアデール、エイシンルーデンス、トゥザビクトリー)が入り、その中でも横山典・田中剛の太刀持ちとして一番整合性が取れたスティンガー・岡部ならばかなり確実なのかもしれない。
大体、「最初から、何の問題もなくこのローテーション(阪神3歳牝馬S→桜花賞直行)を選択し、特段状態に問題がないと報道されているスティンガー。」なのだから、それを否定するということは調教技術に長けているはずの藤沢和雄師の存在価値を否定することになってしまう。負けさせる理由があまり見あたらない。
そして、来週の4月14日はサイン的に何もかもジンクス破りの馬だった(外)エルコンドルパサーが海外遠征に旅立つ日。
今年の始めにシーキングザパールが旅立った週の近辺では、
▽シンザン記念 1着 8枠右11番フサイチエアデール武豊(サンデーサイレンス産駒) ▽AJCC 1着 4枠 4番スペシャルウィークO.ペリエ(武豊のお手馬/サンデーサイレンス産駒) |
「シーキングザパール武豊」が旅立つのだから、武豊の関連のサンデーサイレンス産駒が絡むなんてことをやっている。
ならばエルコンドルパサーと言えば、
・的場(関東のベテラン騎手) ・蛯名(岡部ファミリー) |
どこか岡部(関東のベテラン騎手、岡部ファミリーの頂点)がお似合いだし、「ジンクス破りで連対を外したことがない」のエルコンドルパサーに対して「ジンクス破りのローテーションで連対を外したことがない」状態のスティンガーもお似合いだ。
なにか7枠右13番にスティンガー・岡部(藤沢師)が入るような気がしてきたのだが(スプリンターズSのタイキシャトルのお返しという意味でも)、それを決めるのはJRAのコンピュータのお仕事。
とりあえず7枠右13番のサンデーサイレンス産駒を楽しみにしたいと思っている。
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