日経賞・毎日杯/開催前日版
(1999年3月28日提供) | [index] | [next] | [back] |
日経賞
水曜日版に書いた「シロのサイン」、
▽先週のスプリングS 6枠右11番シルクガーディアン横山典 6枠左12番ロサード高橋亮 |
は、一度は12番(サンデーカイザーが入った)と決めつけてみたが、出馬を見る限り11番(メジロランバート)があってもおかしくはない。
ダイヤルQ2ではいくつかの理由を申し上げたのだが、その中の1つを紹介させてもらうと、まずはこの出馬は「ココのサイン」の「コ」が欲しいよ欲しいよとアピールしている。
どうしてかというと、出馬が、
▽日経賞 1枠右1番ステイゴールド熊沢(関西馬) … … … … … 8枠左13番(地)ホウエイコスモス大西(関西馬) |
出馬全体を「ココのサイン」で囲んでいるからで、このようになっている場合は、ステイゴールドもホウエイコスモスも重賞レース常連の関西馬だから関西の重賞・毎日杯の出馬で「ココのサイン」のもう1ピースを探し出してきて、それが日経賞の連対馬の1頭を教えてくれるケースが多い。
土曜日の若葉Sはそれが一発のサインになっていて、
▽若葉S 1枠右1番マイネルプラチナム木幡(重賞レース10万円馬券の馬) … … … … … 8枠左18番(市)キンショーテガラ後藤(重賞レース10万円馬券の馬) |
出馬全体を「重賞10万円馬券の馬」で囲んでいたのならば、今週は213,370円の日経賞の週だし、そろそろ前日発売が拡大されることがアナウンスされているのだから去年の日経賞が前日発売されても良いでしょう、というわけで、
▽213,370円の日経賞(12頭立て) 1着 1枠 1番(外に出すと13番)テンジンショウグン江田照 |
1個は内側の1番を使ってマイネルプラチナムが1着、もう1個は外に出した13番を使ってドラゴンブライアンが2着なんていうイージーなことがたまにある。
1個だけだと思ったが。
ならば、毎日杯の「ココのサインのもう1ピース」は、
▽毎日杯(14頭立て) 7枠右11番(外に出すと25番)ブルーコマンダー松永幹 |
の「コ」。
・7枠右をとってユウセンショウか
・11番をとってメジロランバートか
・外に出した25番をとってサンデーカイザーか
以上の3頭のどれか1頭を教えてくれているのだが、このうち「シロのサイン」と重なるのはメジロランバートかサンデーカイザーだ。
二文字のサインの「シロのサイン」の使い方は、同じ二文字のサインの「ココのサイン」で教えてくれても良いのではないかと言うこともあるから、どちらか一方の2着は間違いなさそうだ。
一番ストレートなのは、「シロのサイン」のシの11番をとって、ブルーコマンダーの内側の11番をとって、色のレースの日経賞(白のレース)にお似合いのメジロランバートとブルーコマンダーが重なったメジロランバートを選択することなのだが。
毎日杯
いざ出馬が発表になってみると、
・出馬をパッと見てかなりの確率でこの枠が絡むだろうと思われる枠がある。(人気馬が同居しているのでどちらかは絡むだろうのようなサイン読みから外れた見方ではない。) ・それとは別に、連動しなければならないレースがあるから、もう1頭はそちらから選ばなくてはならない。 |
と読めるのだが、それだと残念ながら水曜日版に書いた東風Sのタイキブライドル・岡部の6枠左10番は間違いになってしまう。
違う意味──例えばタイキブライドルはダービートライアルのプリンシパルSの勝馬だから、プリシンパルSへの予告として使われる──のように考えるのが正解なのかもしれない。
そして、もう1つ水曜日版に書いておいた「ラン馬名馬のサイン」は、サイン会議(インターネット版)に、
「毎日王冠の5枠5番(外に出すと14番)ランニングゲイルは4歳の弥生賞勝ちの馬だったのだから、4歳レースに対するサインなのだと徹底的にこだわっておきたい。弥生賞は皐月賞トライアルの王道のレースだし、毎日王冠がGI級のレースだったこともあってもしかしたら皐月賞が5枠か5番なのだろうか。」 |
と書いておいたのだが、日経賞と毎日杯の出馬を並べてみると、
日経賞 5番ナリタルナパーク的場(ブライアンズタイム産駒) 毎日杯 5番タガノブライアン藤田(ブライアンズタイム産駒) |
「ナリタブライアン」だって。
先週のスプリングS→阪神大賞典の一発のサインとして、
▽スプリングS 3枠右5番フライングキッド二本柳荘 … … 4枠左8番ナリタワールド武幸 |
「ナリタブライアン」の05−08がスペシャルウィークとメジロブライトということがあったのだから、先週は関西でGI級の馬が馬券になった以上、これは将来的に関東のGIのどこかで使わなければならないはず。
案外、皐月賞(NHKマイルC? ダービー?)、5番で正解だったりして。
話がそれた。
実は日経賞の「ココのサイン」は、日経賞以外にも効力を発揮してしまう。
どういうことかと言うと、
・出馬全体を囲むということは、そのレースだけではなく、その日の競馬全体を囲んでいても良いでしょう。 ・サイン読みは「知的なゲーム」「一種のマトリックスパズル」なのだから、一を知れば十を知るじゃないけれど、1つのキーワードには複数の意味が込められていても良いでしょう。 |
というわけで、日経賞が「ココのサイン」を関西から貰うのならば、毎日杯も「ココのサイン」を日経賞から貰うというように、1つの「出馬の囲い込み」が両方のレースを教えることがほとんどなのだ。
例えば今年のフェブラリーSは、ちょっと変形なのだが、
▽フェブラリーS 1枠右1番(父)マコトライデン福永 … … … … … 8枠左16番(父)ドージマムテキS.サンダース |
2頭しか出走していない(父)で出馬全体を囲い込んでいるのだから、2月は種付けの季節のスタートラインだからまずは大事な父内国産馬にお参りをしなければいけないでしょうというわけで、シンザン記念の週が欲しい。そうすると、同日の関東の京成杯で1着だった6枠左のオースミブライトの位置がフェブラリーSのエムアイブランの2着につながれば、関西のシンザン記念で1着だったフサイチエアデールの8枠右が飛鳥Sのクリプトシチーの2着につながる…。
また土曜日の若葉Sも、若葉Sが去年から10万円馬券の日経賞をもらうのならば、他場のなにわSや乗鞍特別は今年出走している10万円馬券のマイネルプラチナム・キンショーテガラのデータが欲しい。そうすると、詳細は皆さんで確認してもらいたいのだが、その通りになっている…。
よって、今回も日経賞のステイゴールドやホウエイコスモスの「ココのサイン」が毎日杯のサインになっていると考えて構わないだろう。
・ステイゴールドは1枠1番(外に出すと14番)だから、1番のテイエムオペラオーか14番のアストラルブレイズか。
・ホウエイコスモスは8枠左13番だから、8枠左のアストラルブレイズか13番のプロティウスか。
この4頭のどれかなのだが、実はこの「ココのサイン」は去年の「キミの夢はここにある」のリバイバルなのだから、去年の出目が欲しいという意味も込められている。
そして、その目は日経賞から「ココのサイン」をもらうのだから、去年の日経賞の出目に決まっている。
▽去年の日経賞(12頭立て) 1着 1枠 1番(外に出すと13番)テンジンショウグン江田照 2着 6枠左8番シグナスヒーロー加藤 |
この目と先程の「ココのサイン」が重なるのが1枠1番のテイエムオペラオーか13番のプロティウスだ。
このどちらかを買いたいとだけ申し上げておこう。
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