クィーンC/開催前日版
(1999年2月21日提供) | [index] | [next] | [back] |
今年は故ナリタブライアンを懐かしむ年だ。
94年にナリタブライアンが2枠2番で走った共同通信杯も2枠2番キンショーテガラがあんなことになっちゃったのだから、常に、と言おうかナリタブライアンは10数年に一度しか誕生しない三冠馬なのだから永遠のサインアイテムとして気に留めなければならないのかもしれない。
ならばクィーンCはナリタブライアンのペア(恋人のようなもの)だったヒシアマゾンが1着したレース。
恋人である以上、同じように94年を何らかの形で懐かしむことになるのだが、彼女の場合は自分の裏のレースから出目をもらっている。
・93年阪神3歳牝馬Sの裏は夕刊フジ杯ディセンバーSで枠連1−3。今年は1着の1枠をもらってエイシンレマーズが2着。
・94年京成杯の裏は洛陽Sで6枠左11番−2枠右2番。今年は1着の6枠左11番をもらってオースミブライトが1着。
それだけじゃなくて自分のレースは「ヒシアマゾンの相手の目」を裏のレースにあげている。
・93年阪神3歳牝馬Sは2枠左3番ヒシアマゾン−5枠右8番ローブモンタント。今年は相手の8番を裏にあげて東海ウインターSで8番のマチカネワラウカドが1着。
・94年京成杯は5枠5番ビコーペガサス−1枠1番ヒシアマゾン。今年は相手の5枠を裏にあげてシンザン記念で5枠のマルシゲファイターが2着。
ナリタブライアン、ヒシアマゾンは連勝タイプの馬だったから、彼らをテーマにしたサインも連勝街道を突っ走るはず。
先週はナリタブライアンが仕事をした以上、恋人のヒシアマゾンも仕事をする可能性が大だろう。
ならば94年クィーンCの裏には京都牝馬特別があったのだから、今年のクィーンCはそのデータが欲しい。
▽94年/京都牝馬特別
1着 6枠右8番ノースフライト武豊
2着 6枠左9番フェイヴァーワン村本
枠を取るか馬を取るかは任意だ。
さらに94年クィーンC自身は、ヒシアマゾンの相手を淀短距離Sか中京記念にあげるはず。
▽94年/クィーンC
1着 5枠右7番(外)ヒシアマゾン中舘
2着 4枠左6番(外)エイシンバーモント南井
4枠左か6番のどれか1つが淀短距離Sか中京記念だろう。
そうすると今週は阪神3歳牝馬Sの週の演出が施されている。
・土曜日に長距離のダイヤモンドS、日曜日に牝馬のクィーンC・中京の重賞の中京記念があるのは、阪神3歳牝馬Sの週と全く同じ。
・1週間前に重賞で降着騎手が1着をして翌週からお休みになるのはジャパンCの蛯名と同じだから、今週は必然的に阪神3歳牝馬S。
・阪神3歳牝馬Sの時はインフォメーションにヒシアマゾンを彷彿させるものが書いてあったのならば、土曜日の中京の香嵐渓特別はヒシアマゾンの阪神3歳牝馬S2枠左−5枠右を一発でもらう。
今週はインフォメーションに桜花賞を彷彿させる「桜」が書いてあれば、土曜日の中京の瀬戸特別は去年の桜花賞5枠右−7枠左を一発でもらう。
つまりインフォメーションの仕事の仕方があの時と同じ。
この形ならばクロス連動も阪神3歳牝馬Sのパターンと同じになるのではないか。
・裏のディセンバーSから1着の1枠をもらったのだから、裏の京都牝馬Sから1着の6枠右をもらうだろう。
・裏の中京重賞・東海ウインターSに2着の8番をあげたのだから、裏の中京記念に6番をあげるだろう。
というわけで、クィーンCの連対候補は6枠右11番レッドチリペッパー、中京記念の連対候補は3枠左6番サンプレイスだと思う。
そして土曜日のダイヤモンドSだが、先週のバレンタインSとは全く逆だった。
・先週の10Rでサクラシーキング、12Rでサクラモランが連対すれば、今週は10Rでサクラシューター、12Rでサクラロンシャンが連対しない。
・先週のバレンタインSで1番人気のワカサバロン、7枠左の後藤が連対すれば、今週のダイヤモンドSは1番人気のインターフラッグ、7枠左の後藤が連対しない。
このパターンは、フェブラリーSで虐げられた1番人気の(外)ワシントンカラーが東京新聞杯で復活し、ナリタブライアンの代理・タイキシャーロックがきさらぎ賞で復活した時と同じだから、先週の共同通信杯で虐げられた1番人気の(外)グラスグラード、ナリタブライアンの代理・ドラゴンブライアンが何らかの形で復活するはずだ。
・クィーンCのレッドチリペッパーは、グラスグラードと同じように断然の1番人気馬。
・中京記念のサンプレイスは、淀短距離Sのフサイチヒロシと中京記念のブリリアントロードでブライアンズタイム産駒の囲い込み。
しかもレッドチリペッパーは東京新聞杯のキングヘイローと同じ6枠右11番で、サンプレイスはきさらぎ賞のナリタトップロードと同じ3枠左だったりして。
またレッドチリペッパーだが、水曜日版のフォローをしておくと、
▽六甲S(7頭)
1着 3枠 3番(外に出すと10番)(外)アラバンサ四位(断然一番人気、当日にJRA400勝を記録)
2着 2枠 2番(外に出すと9番)(外)ザフォリア幸
のアラバンサに対して、
・同じように断然1番人気の(外)
・四位騎手はあの日にJRA400勝をあげたが、藤田騎手はこの開催にJRA500勝をあげた
・アラバンサの反対競馬の有馬記念の3番には同じ伊藤雄二調教師のエアグルーヴがいたが、レッドチリペッパーの反対競馬の中京記念の11番には同じ松田姓の松田正弘調教師のニシノダイオーがいる
のようにほとんど同じ状態だ。
以上の理由で、クィーンCは6枠11番レッドチリペッパー、中京記念は3枠6番サンプレイスから買おうと思う。
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