クィーンC/レビュー
  (1999年2月25日提供) [index] | [next] | [back]

水曜日版に書いたクィーンCは六甲Sで淀短距離Sは有馬記念だろうと書いた件は、
▽クィーンC
1着 1枠左2番ウメノファイバー蛯名(六甲Sの2着の馬番)
2着 6枠右11番(外)レッドチリペッパー藤田
   (六甲Sの1着馬アラバンサの属性/断然人気、その近辺でJRA通算記録を達成した騎手)

▽中京記念
1着 3枠右5番エリモシック的場(有馬記念の1着騎手、有馬記念の3着馬番)
2着 3枠左6番サンプレイス熊沢・池江師(有馬記念の3着騎手・調教師)
のように、淀短距離Sと中京記念を取り間違えてしまったけれど、考え方の根っ子は正解だったことになる。
また中京記念を含めて先週のファイナルレースを活用していこうと書いた件は、
▽共同通信杯の日の関東のファイナルレース
1着 7枠左13番シンコウローレルS.サンダース
2着 3枠左5番アスクマジェスティ横山典
3着 8枠右14番メイショウノブシ武幸
に対して、2着の3枠左5番は中京記念で使い3着の8枠右は淀短距離Sで使って去年のフェブラリーSの日の最終レースと似たような使い方をしたのだから、これも正解だったことになる。
そして、開催前日版に書いたヒシアマゾンレースは94年とクロス連動正解
馬券の方も紆余曲折はありつつも何とかなったから、日曜日のレースに関しては満足だ。
特に1年前の場面のサインの余韻+1年前のシステムの継続を読めたのがデカイ。
あとは応用編だけだ。
その応用編の最たるものが
日曜日が有馬記念と六甲Sを逆転するのならば、土曜日は有馬記念の前週を強調するために、長距離のダイヤモンドSに対しては全く逆転した短距離のスプリンターズSを使う。
ではなかっただろうか。
ダイヤモンドSは、
・1番人気のタイキシャトルの引退に対して、1番人気のインターフラッグに乗った南井の引退
・スプリンターズSでGI馬の同居だった7枠に対して、ハンデ戦のダイヤモンドSで上から1番目と2番目のハンデが置かれた8枠
などなど、恐ろしくスプリンターズSと告示した状況が読み取れたから「スプリンターズSのリベンジをしてインターフラッグが馬券になって低配当」「スプリンターズSのコピーをして南井が飛んで万馬券」一体どちらだろうかと思い悩んだのだが、終わってみれば何のことはない、

▽スプリンターズS
1着 5枠左10番マイネルラヴ吉田
2着 2枠右3番シーキングザパール武豊(タイキシャトルとは海外遠征仲間の関係)

▽ダイヤモンドS

1着 2枠 2番タマモイナズマ小原(南井克巳とはタマモクロス関係者つながり)
2着 5枠左7番ロングワールド郷原


出目一発・万馬券が共通しながら、引退するアイテムの仲間を馬券にしているというモロ・スプリンターズS状態。
しかも反対競馬の斑鳩Sは、スプリンターズSの反対競馬の阪神牝馬特別のGI馬の同居だった4枠同じようにダンシングブレーヴ・ロドリゴデドリアーノの接触を作りながら、

▽阪神牝馬特別
1着 5枠左7番エガオヲミセテ高橋亮(GI馬同居の4枠の隣、華の12期生の高橋亮)
2着 8枠右12番アドマイヤサンデー松永幹(エガオヲミセテとは馬番4つ空き)

▽斑鳩S
1着 1枠左2番イブキウッドマン福永(ダンシングブレーヴ・ロドリゴデドリアーノの接触の隣、華の12期生の福永)
2着 7枠右13番レッドマルス熊沢(イブキウッドマンとは馬番4つ空き)

馬連配当はともに70〜80倍台と、阪神牝馬特別酷似状態。
おまけに、中京の瀬戸特別はIMを「桜」が一発で効かせて去年の桜花賞の目ならば、あのスプリンターズSの日の中京の尾張特別はあの近辺にサイレンススズカの追悼式を置けば中京競馬で活躍したサイレンススズカの金鯱賞一発だった、というようにシステムが全く一緒だったりして。
日曜日の配当より土曜日の方が断然上なのだから、「日曜日が有馬記念ならば、土曜日はそれを強調するように有馬記念の近辺を繰り返す。」という演出テクニックが分かっていれば、勝負は土曜日だったのかもしれない。
恐らく、こういう演出テクニックにはいくつかのバリエーションがあるはずだから、皆さんもお探しになってはいかがだろうか。
土日ともに3場のメインレースをひっくるめてとれる考え方は滅多にないと思うのですが。
あとはダイヤモンドSに関する私的メモなのだが、このレースには「堅い本命馬」「堅いレース」の総決算的意味合いがあるのかもしれない。
・今年は堅い本命馬・タイキシャトルの引退レース一発。
・去年は秋のGIが堅かったことに対してそのシンボルマークの有馬記念一発。
あ、あまり気にしないで下さい。

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