菊花賞/開催前日版
  (1998年11月8日提供) [index] | [next] | [back]

菊花賞は土曜日の結果を見て「万馬券」と言いきれなくなってしまったのがちょっと残念だが、それでもソコソコの配当になるはずだ。
どうしてかというと関西のインフォメーション、
最強馬とは、わずか一頭のことを言う。
「最強馬」が一頭しかいないのならば、相手に連れてくるのは弱い馬=必然的に人気薄に決まっているから。
従って、水曜日版に書いたサインのうち特に「マチカネフクキタルの出走回避のサイン」と重なる最強馬は、
2枠左4番セイウンスカイ横山典(2着のステイゴールドの4番と重なるGI皐月賞馬)
4枠右7番ダイワスペリアー蛯名(2着のステイゴールドの4枠右と重なる、とりあえずGIダービーを3着した馬)
8枠中17番スペシャルウィーク武豊(2着のステイゴールドを外に出すと17番、その17番に当たるGIダービー馬)
この3頭と言うことになる。
みんなステイゴールドを使うことになってしまうのだが、ステイゴールドは去年の菊花賞の1枠1番・いわゆるエースナンバーを背負っていた馬。連動というのはいわゆる「歴史を継承する馬を指し示す道筋を作ること」に他ならないのだから、過去の菊花賞のエースナンバーを背負っていた馬が仕事をするのは当然なのかもしれない。
というわけで連対馬はこの中から1頭だけ出ることになるのだが、恐らく相手に連れてくるのはそんなにシルシがない馬となるだろう。
もしスペシャルウィークを選んだとしても、キングヘイローはいわゆる昔の三強の存在で最強馬がもう1頭の強者を連れてくることになってしまうから違うはず。
必然的にソコソコの配当ということになる。
そういえば出馬に「ココ・コレのサイン」があるときはいつもソコソコの配当だ。
もしかするとコマンドスズカとレオリュウホウの接触にはそんな意味も込められているのかもしれない。

出馬表の概要は秋華賞と似ている。
・ GI級馬の配置=秋華賞はGI級馬が3枠・4枠で接触していて、7枠が単独。菊花賞は4枠・5枠で接触しながら、2枠・8枠が単独。
・去年の出馬との比較=秋華賞では9番でビワ・ビワの重なりがあったり、7番、12番で同じ種牡馬の重なりがあったりした。菊花賞は7番でダイワ・ダイワの重なりがあったり、8番、17番で同じ騎手の重なりがある。
・同アイテムの接触=秋華賞では4枠・5枠でエリモ・エリモの接触。菊花賞では2枠・3枠でリュウホウ・リュウホウの接触がある。
普通はこのように似ている場合は、
・出目が絡む。
・騎手が絡む。
最低でも1つはしなくてはいけないものだ。
それは関東のインフォメーションの解釈からも説明できて、
古都に大輪、強さの真実に迫れ。
「古都に大輪」の補足説明はサブコピーに書いてあるのだが(ヘッドコピーとサブコピーは主従関係にあるから、まずはヘッドコピーをじっくり何パターンかを考えて、そのヘルプをサブコピーに求めるのが良いと思う。)、そこには「4歳秋」と単刀直入に4歳の華のレースを指している文字が書いてある。
従って、菊花賞は同じ4歳の秋華賞とは切っても切れない関係ということになる。
先ほどの3頭で説明がつくのが、
4枠右7番ダイワスペリアー蛯名(秋華賞の2着ポジション)
8枠中17番スペシャルウィーク武豊(秋華賞の1着騎手)
だけ。
セイウンスカイは一歩脱落といったところじゃないだろうか。

さらに菊花賞というレースは「菊のバッジをつけた国会議員」のレースだ。
宝塚記念の週には参議院選があったからその日の競馬が何らかの形で影響するのは当然なのだが、このレースはあんなところにカネトシガバナー(=政府)なんて言う馬がいるから政治絡みのネタも影響を及ぼすだろう。
そうすると、先週の天皇賞(秋)はオフサイドトラップの周囲に政治絡みでいわく付きの話があったし、今週のニュースにはその政治絡みのネタで見る人が見れば「お゛っ」と思うモノがあった。
当然、そのピースがサインになるに決まっていると思う。
ダイワスペリアーかスペシャルウィークのどちらが恩恵を受けているかは出馬をジックリ見れば良くわかる。
はっきり言ってガシガシに囲い込まれている状態だ。


スペシャルウィークか
ダイワスペリアーのどちらか。
ただし政治ネタに囲い込まれている方。
相手は、
そんなにシルシがついていない人気薄の馬。


とまとめておこう。
その馬から2点勝負だ。
相手も土曜日のレースが「ウインズ新白河開設記念」「日本・アルゼンチン修好100周年記念」というように余計な記念がくっついたレースがあったことが全てではないだろうか。

[index] | [next] | [back]