クィーンS・セントウルS/開催前日版
(1998年10月4日提供) | [index] | [next] | [back] |
まずは水曜日版のフォローだが、ナリタブライアンの追悼式であることは間違いがないのだから、予習していた今週のポイントである、
・金杯の目
・馬券の主役は社台グループ、もしくは重賞級(それとも活躍が予測できる)のマル外
をどう応用していくかだと思う。
ただし水曜日版に記した「クィーンSは中山金杯の枠連1−8、セントウルSは京都金杯の枠連2−5」はちょっと安易だったかもしれない。
理由は「春のサインは秋にはクロスをして使われる。」こともあるからだ。
例えば、先週はマイケル・ロバーツがやってきた週だから、この前O.ペリエの最後の騎乗だったアーリントンC・中山牝馬Sの週がポイントだったのだが、
関東 関西 土 春 内外タイムス杯 大阪城S 11頭 4枠 4番ジェラスガイ
的場12頭 8枠右11番ナリタキングオー
松永幹6枠右6番スパーキンググロー
吉永3枠 3番テイエムトップダン
和田3枠 3番サイレントハンター
吉田1枠 1番ヒダカブライアン
幸秋 セプテンバーS 大阪スポーツ杯 12頭 6枠左8番エクボ
柴田善11頭 6枠左7番イソノウィナー
飯田8枠右11番(外)サウンドワールド
岡部5枠 5番マチカネライメイ
南井8枠左12番ビワプリムラ
吉田1枠 1番ホウユウピアレス
田島裕
関東 関西 日 春 中山牝馬S(牝馬限定) アーリントンC(4歳限定) 12頭 5枠左6番メジロランバダ
横山典11頭 3枠 3番(外)ダブリンライオン
O.ペリエ8枠右11番ランフォザドリーム
河内4枠 4番(外)マイネルラヴ
蛯名正6枠左8番(外)クロカミ
岡部2枠 2番タヤスアゲイン
柴田善秋 セントライト記念(4歳限定) ローズS(4歳限定・牝馬限定) 12頭 8枠左12番レオリュウホウ
江田照11頭 5枠 5番ファレノプシス
武豊3枠 3番ダイワスペリアー
菊沢徳3枠 3番ビワグッドラック
秋山1枠 1番シンコウシングラー
四位4枠 4番エリモピュア
幸
この表だと一目瞭然、全てのレースで説明がつくのは「東西の出目がクロスしている」ことだ。
というわけで東西金杯の出目もクロスして、関東のクィーンSで京都金杯の目(枠連2−5、馬連03−09)、関西のセントウルSで中山金杯の目(枠連1−8、馬連02−15)のように考えることも必要だろう。
時事通信杯クィーンS
エリモダンディの追悼式は共同通信杯で、ナリタブライアンの追悼式は時事通信杯…。
奇しくもブライアンズタイム産駒の追悼式の日が「通信」で一致する。
そして、
共同通信杯4歳S → 時事通信杯クィーンS 8枠右8番(外)エルコンドルパサー的場
1番人気のマル外5枠左8番エアデジャヴー横山典
1番人気で社台の種牡馬のノーザンテースト3枠 3番(外)ハイパーナカヤマ岡部
2番人気のマル外3枠3番(外)シンコウノビー蛯名
2番人気で重賞級のマル外
の状態。
しかもエアデジャヴーは、京都金杯の2着の5枠 + 土曜日のニホンピロジュピタ・武豊の取消の8番。
そしてシンコウノビーは、京都金杯の1着の3番 + 土曜日の9Rでウッディーグリーンが除外になった3番。
金杯の目・主役の条件、両方とも満たしているからどちらかが馬券になる確率は高そうだ。
ただし共同通信杯のストーリーだった「馬連1番人気の組み合わせ」は、土曜日のユニコーンSでやってしまったからもう打ち止めだと思う。
エアデジャヴー、シンコウノビー、どちらか一方だと思う。
どちらかと言うならば、土曜日のユニコーンSがナリタブライアンの南井が馬券になりながら比較的たくさんの人がとれる低配当の馬券だったことでも分かるように、ナリタブライアンは「みんなの馬」だ。
取消・除外がサインになるにしても「みんなが分かるような取消・除外」の方が強いと思うし、ナリタブライアンの死がニュースであったように「ニュースになった取消・除外」の方が強いんじゃないか。
新聞の話題にもなったニホンピロジュピタ・武豊の取消の8番に当たるエアデジャヴーを選択したい。
セントウルS
関西のメインレースでは、
「ナリタブライアン要素の隣が絡む。ただし、絡むための条件はそのナリタブライアン要素と同じ性質を持っていること。」
という「隣のサイン」が進行中だ。
例えば、先週のローズS、
5枠 5番ファレノプシス武豊 (ブライアンズタイム産駒・ナリタブライアンの従姉妹)(1着) 6枠右6番ナリタルナパーク佐藤 (ナリタ馬名というナリタブライアン要素) (ブライアンズタイム産駒) 6枠左7番(外)スギノキューティ河内(着外) |
そして土曜日のオークランドRCTも、
1枠 1番アポテオーズ四位(持込馬)(1着) 2枠 2番タヤスレインボー松永昌 (生産が早田牧場新冠支場というナリタブライアン要素)(持込馬)(2着) 3枠 3番エリモウイング河内(着外) |
ならばセントウルSの出馬でのナリタブライアンの要素はというと、
7枠左11番 (マル外でミスタープロスペクター系のシーキングザゴールド産駒) 8枠右12番ビワセイハ内山(ナリタブライアンと同世代の8歳馬) 8枠左13番(外)ゴールデンチェリー南井 (何と言っても土曜日にナリタブライアンを成就させたナリタブライアンの主戦騎手) (マル外でミスタープロスペクター系のクラフティプロスペクター産駒/重賞未満級) 1枠 1番(マル外で重賞未満級) |
誰もが分かるナリタブライアン要素は8枠のゴールデンチェリーだから、その両サイドになるマル外のマイネルラヴかシンボリフェザードのどちらかが絡むと思う。
どちらかと言うのならば、関西では中山金杯の目を大事にしなければいけないはずだから、1枠のシンボリフェザードを選択してみたい。
ちなみに6枠8番には「アルファベットのサイン馬」のシービーエンドレスがいる。
「C」がマイネルラヴに当たるからこちらだという考え方もあるだろうが、「隣のサイン」「アルファベットのサイン」同じような性質のもの。同じ性質のサインが2つある時は、一方は今回使うけれどもう一方は将来の予告のために置かれていることが多いから、両方のサインを重ね合わせる必要はない。
いまは「ナリタブライアン要素の隣のサイン」が旬中の旬なのだから、それだけを考えていれば良いのではないか。
まとめ
クィーンS:エアデジャヴーかシンコウノビーか。(たぶんエアデジャヴーを選択するだろう) セントウルS:シンボリフェザードかマイネルラヴか。(たぶんシンボリフェザードを選択するだろう) |
相手についてはダイヤルQ2をご利用になって下さい。
クィーンSは3点、セントウルSは2点勝負です。
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