セントライト記念・ローズS/開催前日版
  (1998年9月27日提供) [index] | [next] | [back]

ラジオ日本賞セントライト記念
去年と同じ11頭立てになったこのレース。
水曜日版に書いたオグリキャップの隠れ系列レース・NZT4歳Sと高松宮記念は、去年は「ともに16番が1着」のように「共通馬番」を使っていたから、同じ頭数立てである以上似たような使い方をするんじゃないだろうか。
ポイントは、両レース共通で説明がつくかどうかだと思う。
NZT4歳S 1着 8枠中17番エルコンドルパサー的場(二ノ宮)
2着 1枠右1番スギノキューティー福永(浅見)
※ローズS
6枠左7番18番)スギノキューティー河内(浅見)出走
高松宮記念 1着 4枠8番シンコウフォレスト四位(栗田)
2着 1枠右1番18番)ワシントンカラー柴田善(松山)
共通するのは次の4頭で、
(a) 1枠 1番シンコウシングラー四位
(b) 4枠 4番サクラナミキオー横山典(二ノ宮厩舎の囲み
(c) 6枠左8番グランスクセー池田
(d) 5枠左6番(18番)テイオージャ柴田善
共通しているポイントは表中の色と各馬を対応させてほしい。
そして、去年と同じ11頭立てだから、去年の出目や要素も絡むはずだ。
97年
セントライト記念
1着 4枠 4番シャコーテスコ蛯沢
2着 6枠右7番ダイワオーシュウ的場
3着 5枠右5番エアガッツ柴田大
オグリキャップの隠れ系列レースと重なるのは、
(a) 1枠 1番シンコウシングラー四位
(b) 4枠 4番サクラナミキオー横山典
(c) 6枠左8番グランスクセー池田
(d) 5枠左6番テイオージャ柴田善
の3頭だから、このうちどれか1頭が絡むだろうがそれ同士にはならず、という形になると思う。
実はつい先ほど前までは、サクラナミキオーとNZT4歳Sとの関係は二ノ宮厩舎の囲い込みで弱いし、ローズSにスギノキューティが出走しているから彼女を大事にしてやってグランスクセーかテイオージャのどちらかだと思いこんでいた。
でももう一度冷静に考え直してみると、目印になっているスギノキューティーは春は福永の騎乗だったのだが、今回は河内に変化している。
2つの考え方があって、
(1) スギノキューティは変化したのだからNZT4歳Sは無視。そのかわりセントライト記念自身に、わざわざ四位騎手に乗り替えてきてまでシンコウ・四位・栗田のコンビを出走させたのだから、同じコンビのシンコウフォレストが1着だった高松宮記念だけを見る。
(2) 目印になっているスギノキューティが変化したのだから、馬券になる側も変化しているはずだ。
なのだが、そう考えていくと春のスギノキューティを目印(しかも今日出走しているところを外に出して18番なんて念入りに使うように見せかけておいて)にして、高松宮記念のワシントンカラー・柴田善臣と同じポジションのテイオージャ・柴田善臣で、だなんて何か口当たりが良過ぎる。
こだわるとロクなことにならなさそうだ。
ならば、今週はバブルガムフェローの種牡馬の展示会であるときに、先週のメジロライアンの有馬記念の5番を使ったのと同じように、バブルガムフェローレースの何かが使われるはず。
いつもやるように「日曜日の関東のメインレースは、土曜日の関西のメインレースをチェック!」作戦なのだが、土曜日の大阪スポーツ杯は、
・種牡馬展示会がある札幌のココ一番のレースが札幌3歳Sだから、ポイントは3歳レース。
・バブルガムフェローの朝日杯3歳Sは12頭立てだったのだが、彼とペアになるビワハイジの阪神3歳牝馬Sは11頭立てで、大阪スポーツ杯も11頭立て。
だからビワハイジのレースだった。
結局、
阪神3歳牝馬S 大阪スポーツ杯 ・6枠が共通している。
・枠連6−7に枠連5−6だから、枠連の接触目が共通している。
6枠右6番ビワハイジ
角田
6枠左7番イソノウィナー
飯田
7枠左9番エアグルーヴ
M.キネーン
5枠 5番マチカネライメイ
南井
3枠 3番イブキパーシヴ
武豊
1枠 1番ホウユウピアレス
田島裕
のように少なくともビワハイジがいた枠は使ってくれている。
ならばセントライト記念は、バブルガムフェローの朝日杯3歳Sと同じ12頭立て。
当然、
朝日杯3歳S セントライト記念 さてさて?
4枠 4番バブルガムフェロー
岡部
?枠?番?????????
??
7枠左10番エイシンガイモン
武豊
?枠?番?????????
??
7枠右9番ゼネラリスト
横山典
?枠?番?????????
??
バブルガムフェローがいた4枠4番は大事にしなくちゃいけないのかもしれない。
というわけで、もしかしたらテイオージャ・グランスクセーよりも、サクラナミキオーの方が上なのかもしれない。

関西テレビ放送賞ローズステークス
ポイントは、先週の産経賞オールカマーがそうだったように、
フジ産経グループのレースはカク地が連対したレースの、
・出目が絡むか。
・出目の囲みが絡むか。
だから、あとは先週の札幌・第5レースでカク地が2着になって馬連15,290円だったレースを後生大事にするかだと思う。
そしたら、それが完全に吹っ飛んだのが土曜日の札幌の9R・すずらん賞。(札幌3歳Sにはもっと驚いたが、あれはたぶん来年のG1レースの予告になっているはずだ。)
カク地のワンダーガールが1着だったからフジ産経グループのサインとして適当だし、UHB賞→産経賞のようにタイトルレース同士が関係していたのと同じようにすずらん賞→ローズSのような関係になるし。
しかも、万馬券の額も先週の馬連15,290円がすずらん賞は45,770円と額が上がっているし。
というわけで先週の札幌・第5レースはどこかにうっちゃっておいて、すずらん賞だけに目を凝らしてみたい。
すずらん賞 ローズS さてさて?
6枠左10番[地]ワンダーガール
岡島玉
?枠?番?????????
??
5枠左8番(外)マイネルスペクター
村山
?枠?番?????????
??
4枠左6番アグネステンオー
岩部
?枠?番?????????
??
さらに、このローズSは去年と同じ11頭立てだ。
そうすると去年のローズSは、
6枠左7番シーキングザパール武豊(3着)(NHKマイルCの1着馬=G1馬)
7枠右8番キョウエイマーチ松永幹(1着)(桜花賞の1着馬=G1馬)
で、G1馬が接触していると一方が馬券になればもう一方は連対せずというパターンで、これは去年は札幌記念でもやってくれたパターンだった。
4枠右4番ジェニュイン岡部(着外)(皐月賞の1着馬=G1馬)
5枠左7番エアグルーヴ武豊(1着)(オークスの1着馬=G1馬)
ならば、去年のエアグルーヴは全馬の頂点に立つ年度代表馬になったのだから、このサインはエアグルーヴが道筋をつけてくれても良い。
今年の札幌記念では、
4枠 4番エアグルーヴ武豊(1着)
だから、去年のG1馬対決(横綱対決)で切って捨てられたG1馬の要素が復活した形になっている。
そうすると、すずらん賞の連対枠に当たるところを見ていくと、
6枠左7番スギノキューティー=去年のシーキングザパールのポジションに、NHKマイルC最先着馬のマル外が入った。
5枠 5番ファレノプシス=シーキングザパールの武豊が騎乗。
と、どちらが馬券になってもすずらん賞・札幌記念が説明できるような形になっている。
ファレノプシスかスギノキューティーのどちらか一方は絡むも、それ同士にはならないローズSだろう。

まとめ

セントライト記念:サクラミサキオー・テイオージャ・グランスクセーのどれか1頭。サクラミサキオーの可能性が高いかもしれない。
ローズS:ファレノプシス・スギノキューティーのどちらかで、それ同士にはならず。


どれを選ぶか・相手馬は何かはダイヤルQ2をご利用になって下さい。(最終見解はサイン会議でメッセージします。)

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