オールカマー・神戸新聞杯/開催前日版
  (1998年9月20日提供) [index] | [next] | [back]

産経賞オールカマー
水曜日版に書いた、
オールカマーは6枠が良さそうだ。
は、同じように水曜日版に書いた条件の、
(a) (来週の先出しテーマである)バブルガムフェローのパートナーだった蛯名(ミラクルタイム)なのか───ミラクルタイム・蛯名がいる枠
(b) バブルガムフェローはサンデーサイレンス産駒で社台RHの持ち馬だったから、同じような要素を持つ馬(ローゼンカバリー・メイショウオウドウ・デビルインサイド)なのか───他場の神戸新聞杯の6枠右9番に社台RHのデビルインサイドがいる枠であり馬番でもあり
(c) バブルガムフェローの何かのレースの出目なのか───
関東のサラブレッドインフォメーションが、

偉大なる築く予感がする。

「なるを」である以上、バブルガムフェローの唯一の国際レース・鳴尾記念の枠連6−7が欲しい(しかも、「偉大なる時」の「時」に対してトキオエクセレントとミラクルタイムの同居の6枠)
を全部満たしてしまう。
あとはメジロライアンが説明できればOKなのだが、
(d) 土曜日の中山競馬、

10R(白井特別)6枠左7番メジロシェダール吉田(新・メジロライアンであるメジロドーベルのパートナー)
12R( 500万下)6枠左11番トクノライアン池田(種牡馬メジロライアン)

メジロ・ライアンで囲い込まれた6枠左は、土曜日のながつきSで使わないで残してある。
(e) メジロライアンの唯一の勲章は宝塚記念。だからバブルガムフェローも宝塚記念をチェックすれば良い。

▽97年/宝塚記念
1着 6枠左8番マーベラスサンデー武豊
2着 5枠左6番バブルガムフェロー蛯名
3着 5枠右5番ダンスパートナー河内

このレースの勲章(=1着)の枠位置は6枠左。
このように6枠左が説明出来きてしまう。
あとは出馬のサインなのだが、「冠のパターン認識のサイン」と言うのがある。
オールカマーは国際レースだからジャパンCのパターンが必要なのだが、
▽97年/ジャパンC
1枠 1番シルクジャステイス藤田
2枠 2番(地)スノーエンデバー中舘
3枠右3番[外]ピルサドスキーM.キネーン(1着)
3枠左4番[外]モンズJ.リード
4枠右5番ロイヤルタッチ蛯名正
あの時は、マル地とカク外の接触ブロックがあるとカク外のどれか1頭が馬券になるというパターンだった。
オールカマーを解くために、
・日曜日の関東は、土曜日の関西
・メジロライアンの種牡馬展示会は北海道であるのだから、土曜日の北海道
をチェックしてみると、
▽土曜日/阪神/仲秋S
3枠 3番キビダンゴ武豊
4枠 4番(地)ファイアーマリオ池添
5枠 5番(外)ファイブポインター塩村
6枠 6番(外)シンボリフェザード藤田(1着)(バブルガムフェローの藤沢厩舎)
7枠右7番(外)マチカネエンムスビ河内
7枠左8番ビッグサイクル宝来
▽土曜日/札幌/アカシヤS
7枠左11番チアズケーティング田面木
8枠右12番(外)クレバーフォーマー的場(2着)(復活が予定されているグラスワンダーの主戦騎手)
8枠左13番(外)エイシンコービン四位(1着)
1枠 1番[地]ゴールドサンボーイ岡島玉
2枠 2番アスクライオン加藤
双方のレースで、ジャパンCのピルサドスキーパターンを踏襲している。
ならば、オールカマーは、
▽日曜日/中山/オールカマー
6枠右8番トキオエクセレント大塚
6枠左9番(外)ミラクルタイム蛯名正(バブルガムフェローの蛯名正騎手)(グラスワンダーと同じシルヴァーホーク産駒)
7枠右10番(外)サージュウェルズ西田
7枠左11番(地)パルブライト小野
8枠右12番シャコーテスコ蛯沢
出馬の造りは全く同じ。
土曜日のシンボリフェザードやクレバーフォーマーと同じ要素を持っているミラクルタイムが馬券になる可能性は非常に高いだろう。

神戸新聞杯
水曜日版に書いた、
2年前の神戸新聞杯の1着馬シロキタクロスが出走していた朝日CCの出目
▽朝日CC(10頭立て)
1着 8枠右9番(19番)ランフォザドリーム河内
2着 1枠 1番(11番)ファンドリロバリー和田
なのだが、例の如く「日曜日の関西は、土曜日の関東をチェック作戦」で行くと、
▽先週の土曜日の関東/ニューマーケットC
1着 6枠 6番(16番)マイネルパスポート吉田
(新・メジロライアンであるメジロドーベルのパートナー)
2着 4枠 4番(14番)ヒシワールド岡部
(ヒシワールドは95年のながつきSの1着馬)
▽今週の土曜日の関東/ながつきS
1着 5枠左10番レイズスズラン蛯名
2着 3枠左6番ロックリズム小野
このように、「ながつきSの過去の連対馬が出走していたレースの、先出しして使われたテーマのポジションが2着に連動する。」という形になっていることがおわかりいただけると思う。
ならば、コンピュータゲームである競馬のサイン読みは色々な部分が自動化されているはずだから、この部分も全く自動で考えちゃえばいい。
▽先週の日曜日の関西/朝日CC
1着 8枠右9番(19番)ランフォザドリーム河内
(新・メジロライアンであるメジロブライトのパートナー)
2着 1枠 1番(11番)ファンドリロバリー和田
※神戸新聞杯の過去の連対馬のシロキタクロスが出走
▽今週の日曜日の関西/神戸新聞杯
さてさて?
この「さてさて?」はランフォザドリームのポジションである8枠右(ブリリアントロード)か9番か(デビルインサイド)外に出した19番(カネトシガバナー)か、どれか1つで解決できるはずだ。
そのうちメジロライアンの種牡馬展示会が説明できるのは19番で4枠5番になるカネトシガバナーだと思う。
理由は2つあって、
(a) 去年の今週は、北海道でオグリキャップの種牡馬展示会があった。
「種牡馬展示会」というイベントで去年と今年は結びつくのだから、去年と何かが関係する可能性は大だろう。
ちなみに、オグリキャップ・メジロライアンなんかより100倍大事にされているシンザンの「シンザンフェスティバル」の場合、
▽去年は札幌日経オープンの週
1着 2枠 2番ナリタプロテクター藤田
2着 3枠右3番グロリーシャルマン南井
3着 7枠左12番エリモシック的場
▽今年は函館3歳Sの週
1着 2枠左4番リザーブユアハート横山典
2着 3枠左6番マイネレジーナ松永幹
3着 4枠左8番ノーザンカピタン佐藤哲
枠連の目が全く同じだったのだから、それより格下の父内国産種牡馬オグリキャップ→メジロライアンの種牡馬展示会がシンザンにひれふするのは当然の話。
▽去年の神戸新聞杯
1着 4枠 4番マチカネフクキタル南井
2着 7枠右8番サイレンススズカ上村
3着 6枠左7番トウジントルネード福永
▽今年の神戸新聞杯
さてさて?
この「さてさて?」には去年の枠が入るはずだ。
そうすると、去年の札幌日経オープン→今年の函館3歳Sの場合、去年札幌の2枠で1着だった藤田が今年は京都の当日の9Rの2枠2番出走しているとその2枠が函館3歳Sで使われる、というようにキーワードは「他場へシフトした騎手」
だから南井克巳や上村が北海道に出走した位置がポイントなのだが、今日は札幌メインのハーベストSの5枠5番インターフラッグの南井が目立つ。
去年の南井がいた4枠と今年の5番を合体させての4枠5番、がカネトシガバナーに当たると考えるのはどうだろう。
(b) 去年と何かが関係するのならば、メジロライアンの何を使うのかも去年のオグリキャップと似てくるはずだ。
去年の場合、オグリキャップが引退レースの有馬記念の4枠左8番を背負っての展示会ならば、
4枠がマチカネフクキタルの1着
8番がサイレンススズカの2着
につながったというバブリーな神戸新聞杯。
当然、メジロライアンの何かのレースの枠や馬番を使う可能性は大だろう。
ならば、メジロライアンの宝塚記念の枠連1−8は先週の朝日CCで先出しで使ってしまった関西フィールドだからそれはおいといて、去年のオグリキャップと結びつくのは彼の有馬記念で2着だったメジロライアンの枠か馬番かのどちらか。
3枠右5番メジロライアン横山典(アンバーシャダイ産駒)
カネトシガバナーはその5番にいるアンバーシャダイ産駒でもある。
あとは出馬のサインなのだが、5枠右7番に出走しているシービーエンドレスは、自分から数えてCかBになるポジション(ほとんどBだけど)を1個だけ持ってくるサイン馬だ。
▽ラジオたんぱ賞
2枠左3番シービーエンドレス牧田
3枠右4番[A]ビワタケヒデ藤田(1着)
3枠左5番[B]メイショウオウドウ飯田(2着)
4枠右6番[C]イシノフルール蛯名
▽小倉記念
4枠右4番シービーエンドレス武幸
4枠左5番[A]ヴィクトリーバンク古川吉
5枠右6番[B]ツルマルガイセン高橋亮(2着)
5枠左7番[C]トウショウオリオン池添
▽小倉日経オープン
3枠 3番シービーエンドレス牧田
4枠右4番[A]ロングホウウン古川吉(2着)
4枠左5番[B]ザフォリア芹沢(1着)
5枠右6番[C]カネトシガバナー秋山(3着)
今回はこのサイン経験済みの武幸四郎幸の騎乗だし、シービーエンドレス自身「エンドレス=終わりがない」とうたっている馬なのだからこの馬が出走する限り「CBポジション」に注目しておきたい。
▽神戸新聞杯
3枠左4番[C]ヤマニンハイパー高橋康
4枠右5番[B]カネトシガバナー秋山
4枠左6番[A]キングヘイロー岡部
5枠右7番シービーエンドレス武幸
5枠左8番[A]ワールドナウ福永
6枠右9番[B]デビルインサイド高橋亮
6枠左10番[C]ボルドエンペラー河内
過去の傾向だと、牧田が乗れば[B]にいるマイナー騎手の飯田や芹沢が2着になり、武幸が乗れば[B]にいる若手騎手が2着になっている。
そうすると、今回は武幸だから[B]の若手騎手が2着をするというサインだと思うのだが、カネトシガバナー・秋山にしてもデビルインサイド・高橋亮にしても若手騎手。
もしかしたら、ランフォザドリームの9番はデビルインサイドに当たるからこちらか?という気もしないではないが、それじゃあメジロライアンの種牡馬展示会が全然説明できない。
カネトシガバナーの2着の方が可能性が高いと思う。
関東のサラブレッドインフォメーション「偉大なる時を築く予感がする。」に対する「時は金なり」の「カネ」馬名馬だし。

まとめ

◎馬券の軸
オールカマー:6枠9番ミラクルタイム
(同枠のトキオエクセレントも一応は考えてみる)

神戸新聞杯:4枠5番カネトシガバナー
(9番のデビルインサイドも一応は考えてみる)

ダイヤルQ2では、オールカマーは1点勝負、神戸新聞杯は万馬券を込み(オッズ発表時点で万馬券までにはなりませんでした。失礼。)での2点勝負、と相手を絞ってみました。

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