オールカマー・神戸新聞杯/レビュー
  (1998年9月24日提供) [index] | [next] | [back]

産経賞オールカマー
連対馬の1頭を探すテクニックの1つに、
「同じような出馬で組まれたレースを探してきて、そのレースで連対した出目・騎手・馬といった要素のうち1つだけが再度コピーされる。」
というのがある。
例えばオールカマーの場合、反対競馬の神戸新聞杯の去年の連対馬がサイレンスズカでそのサイレンススズカは13頭立ての宝塚記念(国際)でG1を取ったのだから、同じ13頭立て国際レースのオールカマーではサイレンススズカを意識するのはたやすいこと。
そうするとオールカマーの出馬は、
・宝塚記念の4連勝馬の対決・8枠左13番サイレンススズカと2枠2番メジロブライトの内外2番目の対比の関係と同様に、4連勝馬の対決・4枠左5番ダイワテキサスと6枠左9番ミラクルタイムの内外5番目の対比。
・宝塚記念の4枠左5番エアグルーヴ・武豊に対して同枠にダイワテキサス・武豊(エアグルーヴとダイワテキサスは新馬戦で同時に1・2着したことがある夫婦同士)。8枠左13番サイレンススズカに対して同枠にサイレントハンター(ローカル競馬の金鯱賞等でレコード勝ちしたサンデーサイレンス産駒と同じように、新潟大賞典でレコード勝ちをしたサンデーサイレンス産駒)。
ほとんど宝塚記念とそっくり。
だから、
・宝塚記念の出目である、1着だった8枠左13番(同枠も含めて)、2着の4枠右4番(同枠も含めて)のどちらかが絡むのか。
・1着だったサイレンススズカは4連勝の馬だったから、4連勝のダイワテキサスかミラクルタイムが絡むのか。
・1着だったサイレンススズカは1番人気だったから、ダイワテキサスが絡むのか。
・大逃げの馬だったから、サイレントハンターが絡むのか。
・裏街道を勝ち上がっていた馬だから、春シーズンは裏街道を走っていたミラクルタイムが絡むのか。
どれか1個を選択して、残りは全部捨ててやるという動作でいなければいけなかった。
結局、終わってみれば一番ストレートな、
・サイレンスズカは乗替のローカル・レコードホルダーの4連勝の1番人気馬だったから、宝塚記念の2着の枠を使いながら全く同じ要素を持ったダイワテキサスが1着
・宝塚記念はサンデーサイレンス産駒の1・2だったから、オールカマーはダイワ馬名馬の1・2(サンデーサイレンスの組み合わせがダイワの組み合わせに変化しているからOK。これがサンデーサイレンス産駒同士ならば恐らく×。)
の組み合わせとなってしまった。
私はミラクルタイムを取った以上ダイワテキサスを取るわけにはいかなかったし、推理をする上でこだわっていたデータに目が眩んでごくごく基本的な部分を無視してしまったから馬券を外してしまったのだが、このテクニックは結構使える。
ただしモノが「コピー」である以上、紙やビデオのようなオールドメディアで誰にでも使えるようなモノのコピーの場合は、コピーをすればいくらか画質が悪くなってしまうのが事実。
宝塚記念の馬連は45.9倍だったけれどオールカマーは全くのコピーだったから11.0倍に下がってしまうというように、誰にでも分かるG1レースをコピー元にしている場合は配当がずいぶん下がってしまうことが多い。
そのかわり、今回は場面的な部分のいくつかが函館スプリントSと似ていたのだが、出目は5枠右6番を共通させてのゾロ目ながら、配当は函館スプリントSの4.7倍から11.0倍に上がっている。
さらに、今回の出馬は札幌記念と、
・マル外の2頭出しが接触していることとマル地が1頭だけ出走していることの「冠のパターン」(この有効性はここをクリック)が似ている。
・1着馬のエアグルーヴの武豊があの時と同じ4枠、2着馬のサイレントハンター・吉田豊があの時と同じ13番(札幌記念では12頭立ての1枠1番にいた)のように同枠にセットされていることが似ている。
といった部分で似ていたのだが、出目はお互いのレースを4枠で共通させながら騎手の豊・豊の組み合わせが馬のダイワ・ダイワの組み合わせに変化しつつ、配当は札幌記念の6.3倍から11.0倍に上がっている。
結局、北海道は3歳の主戦場だから3歳=フレッシュ。
そのフレッシュな場所からコピーされる場合は、FDのコピーやファイル転送によるコピーと同じように画質を損なわない新しいコピーのやり方だから配当は減らないのだし、JRAのファンサービスの質もJRA−VANだったりPATを利用したものだったりずいぶん新しいモノに変化しているのだから新しい3歳馬たちが戦う場所を大事にしている、といったところなのだろう。

というわけで、これからも北海道競馬からのコピーには要注目だ。
他にオールカマーで書いたことの修正をしておく。
(1) 水曜日版に書いた「北海道でカク地が絡んだレースは、そのカク地の枠が関東のメインレースに連動している。」は、UHB賞で2着だった6枠6番カク地のリードリズムは6枠6番だったから、今回は枠じゃなくて馬番の6番に当たるダイワオーシュウが2着だったが正解。
(2) 開催前日版の「メジロ・ライアンで囲い込まれた6枠左」は、そのサインは神戸新聞杯の6枠左10番ボールドエンペラーのものだったが正解。
(3) 同じく開催前日版の「メジロライアンの唯一の勲章は宝塚記念。だからバブルガムフェローも宝塚記念をチェックすれば良い。」は、バブルガムフェローがテーマなのだから、彼がいた5枠左6番のうち馬番の6番を使ってダイワオーシュウが2着だったが正解。
(4) さらに開催前日版の「冠のパターン認識のサイン」は、
・マル外とマル地の組み合わせになる冠のパターンは土日のメインレースで札幌のハーベストSを含めて4レース中3レースやってしまったので、「4分の3ルール」に引っかかるというわけで、ハーベストSでアラバンサが馬券になった時点でおしまい。
・そのかわりオールカマーでは、マル外=レコードホルダー、マル地=万馬券のように「目に見える冠」が「戦歴の冠」に変化している。
結局、
▽土曜日/札幌メイン/アカシヤS
8枠右12番(外)クレバーフォーマー
的場(2着)
8枠左13番(外)エイシンコービン
四位(1着)
1枠 1番[地]ゴールドサンボーイ
岡島玉
▽日曜日/中山メイン/オールカマー
4枠右4番テンジンショウグン
江田照(万馬券ホルダー)
4枠左5番ダイワテキサス
武豊(レコードホルダー)(1着)
5枠右6番ダイワオーシュウ
菊沢徳(2着)
5枠左7番メジロスティード
後藤(レコードホルダー)
土曜日はマル外の接触で枠連8−8のゾロ目が、日曜日はレコードホルダーの接触枠を使って馬連05−06のゾロ目に変化した、と考えるのが正解。

神戸新聞杯
1着と2着の着順は誤ったが、カネトシガバナー、5番人気での連対だったからこちらの方はOKだ。
そしてサイン馬・シービーエンドレスは、今回は一発だった。
▽神戸新聞杯
3枠左4番[C]ヤマニンハイパー高橋康
4枠右5番[B]カネトシガバナー秋山(1着)
4枠左6番[A]キングヘイロー岡部
5枠右7番シービーエンドレス武幸
5枠左8番[A]ワールドナウ福永
6枠右9番[B]デビルインサイド高橋亮
6枠左10番[C]ボールドエンペラー河内(2着)
昔エリザベス女王杯で、1枠1番にケージーカグラなんていう馬がいたら、
▽92年/エリザベス女王杯
1枠 1番ケージー(KG)カグラ石橋
1枠 2番[A]ニシノフラワー河内
2枠 3番[B]タレントダンサー加用
2枠 4番[C](外)エイシンテネシー松永幹
3枠 5番[D]リュウホウ佐藤哲
3枠 6番[E]エルカーサリバー柴田政
4枠 7番[F]アドラーブル村本
4枠 8番[G]メジロカンムリ横山典(パドスール)(2着)
5枠 9番[H]メゾンブランシュ杉浦
5枠 10番[I]タイコサージュ岸
6枠 11番[J]パーシャンスポット加藤
6枠 12番[K]タケノベルベット藤田(パドスール)(1着)
……
丁度KとGに当たるパドスール産駒同士が1・2着して馬連704.7倍なんてことがあったから、その時は馬券はとれなくてもアルフェベット馬名馬のサインの1つとして覚えておけば時々は役に立つ。皆さんもご利用になって下さい。それにしても、枠連は同じ4−6っていうのも面白い。
ちなみに、これは来週かG1レースの予告にもなるはずで、
(1) シービーエンドレスは、阪神の4歳限定の重賞・神戸新聞杯の一発のサインだったから、同じ阪神の最終レースに出走していた5枠右8番エーピーサファイア(昔のこの週はサファイアSだったなあ)のAかPのどちらかが4歳限定の重賞・セントライト記念かローズSの予告になるだろう。
(2) シービーエンドレスはケージーカグラを彷彿させるかのようにアルファベット馬名の一発サインを行ったのだから、そのエリザベス女王杯が2頭しか出走していなかったパドスール産駒の一発だった以上、先週出走していた2頭出しの種牡馬がセントライト記念・ローズSの予告になるだろう。
オールカマーの2頭出し種牡馬=サンデーサイレンス産駒
3枠 3番ローゼンカバリー安田富
8枠左13番サイレントハンター吉田
神戸新聞杯の2頭出し種牡馬=ドクターデヴィアス産駒
1枠 1番アグネスハヤテオー古川吉
3枠左4番ヤマニンハイパー高橋康
この2つのことには注目しておきたい。

[index] | [next] | [back]