日経賞・毎日杯/開催前日版
(1998年3月29日/提供)

土曜日の若葉S、真っ青。
あの5−5には参った。
もっとも、9Rで1番人気のグリーンブリッツが連対しないのならば11Rの1番人気のグリーンプレゼンスはありよだから、「まずい」と思って自分が本命にしたステージマックスのレートは下げて買っているんだけど。
それにしても、京王杯AHのシステムは幻だったのだろうか。
辻褄を合わせるのならば、若葉S→皐月賞→ダービーのスーパースターのジェニュインが引退してしまったから「×」。
今年から京王杯AH→京成杯AHの名称変更だから、「成」の字の成田ブライアンのスプリングS→皐月賞→ダービーの前祝いで、スプリングSが「○」。
だからスプリングSは京王杯AHの2着の6枠を使って¥55,220の万馬券で前祝いをして、若葉Sは枠連5−5のゾロ目でシステムの打ち止めをした、といったところだろう。
あとは「若草色」のサラブレッドインフォメーションは、京成杯の1着の9番が2着に連動したことにはなっている。
だけど、なんか不満。

■日経賞

そんな風に不満なときに、しかも陽春Sは7枠だと思っていたのが(出馬と流れであきらめざるを得ないんだけど)案の定馬券にならなかったときに、日経賞の8枠には引っかかるものがある。

どうして、障害帰りのアワパラゴンが同居なの?


例えば、去年の春の天皇賞の、

7枠13番ポレール(障害帰り)
7枠14番マーベラスサンデー(人気で3着)

の例でも分かるように、あとは、去年の毎日王冠・京都大賞典の、

毎日王冠 /1枠1番ジェニュイン(人気で4着)
京都大賞典/1枠1番ポレール (障害帰り)

の例でも分かるように、障害帰りは基本的には「消し」のサイン。
あまり買う気がなくなった。
ならば水曜日版にも書いたことだけど、先々週の白川郷Sの出目が連動することを再考してもいい。
ギャンブル他業種の理由とかはあるけど、何といっても日経の「日」の字に毛が生えたようなのが「白」の字だからだし、今年の冬には、

「日→白」の一発連動システム
日経新春杯
(G2)
1着 5枠右9番エリモダンディ
武豊
白嶺ステークス
(1600万)
1着 2枠右3番ヤクモレインボー
田面木
2着 2枠右3番メイショウヨシイエ
佐伯
2着 5枠右9番ツルマルガイセン
高橋亮

のようなことがあった。
普通はG2の重賞レースが1600万条件に一発連動したら、今度は君の番ですタイというわけで、1600万条件は少なくとも1個くらいはG2レースにお返しをしてくれるはず。
そしたら、日経賞の日経新聞と毎日杯の毎日新聞は皇居のお堀にあるから「本社ビルが似たもの場所つながり」なのだが、日曜日の出馬では、

白川郷S 1着 7枠左12番ユウキフジ
武幸四郎
2着 4枠右5番フィールドウェイ
小屋敷
毎日杯   7枠左13番ハギノユメドリーム
武幸四郎
  4枠右6番トーヨーメゾン
小屋敷

のように白川郷Sの1・2着騎手が、そのときと全く同じ枠位置にいる状態。
この同じ状態が毎日杯から日経賞に対するサインとは言えないだろうか?
というわけで問題は、「7枠左ステイゴールド、4枠ダイワオーシュウのどちらを選択するか。」「相手はどの馬か。」のように考えている。

■毎日杯

先週の阪神大賞典のレースレビューに書いた「サラブレッドインフォメーションの文字数作戦」(再読して下さい)、早速土曜日は効力を発揮してくれた。
そうすると、今週の関東のインフォメーション、

天に誓い、地に駈ける、春への想い。

は「三部形式」なのだが、この形式が出たのは去年のセントライト記念の週の

敬意を払い、情熱を誓い、王道を歩め。

以来のこと。

●秋のトライアル・三部形式大会
セントライト記念(東) 1着 4枠 4番シャコーテスコ
蛯沢
ローズS(西)
1着 7枠右8番キョウエイマーチ
松永幹
2着 6枠右7番ダイワオーシュウ
柴田善
2着 1枠 1番メイプルシロップ
福永
●春のトライアル・三部形式大会
日経賞(東) 1着 1枠 1番テンジンショウグン
江田照
毎日杯(西)
1着 4枠右7番ミラクルタイム
蛯名正
2着 6枠左8番シグナスヒーロー
加藤
2着 6枠右10番ディヴァインライト
福永
半期前の1・2着の出目が一発で連動しているに過ぎない。
ただし、馬連。結果論だけど、この考え方だけで213,370円は取れることになる。
半期前の1・2着の出目が一発で連動しているに過ぎない。
ただし、枠連。

今週は、その時の出目・馬・騎手・サインがリピートされると考えても良いだろう。
ちなみに土曜日の3つのメインレースでは、昨秋の土曜日の3つのメインレースが連対馬の片方は教えていたゾという優れモノのサイン。敢えてセントライト記念・ローズSのデータは書かないけど、たぶん日経賞はモロかもしれないなぁ、と思っている。
そうすると、毎日杯という4歳のレースがローズSとどう関連するかの指針は、土曜日の若葉S(これから春を迎えるレース)と札幌3歳S(これから冬を迎えようとするレース)の関係が教えてくれるはず。

・札幌3歳Sで1番人気のアイアムザウィナーが1着をしたら、若葉Sは1番人気のグリーンプレゼンスが1着をした。
・札幌3歳Sは40.5倍の中穴だったら、若葉Sも51.5倍の中穴だった。

のようにレースの性格が連動していたから、たぶん出目とか騎手とかの要素よりは性格っぽいものの方が連動するんじゃないだろうか?
ならば、ローズSで特徴的だったのは、

6枠左7番シーキングザパール(NHKMCのG1の1着馬)
7枠右8番キョウエイマーチ(桜花賞のG1の1着馬)

のように「強いものが枠で接触していたら一方は1着になるけど、もう一方は連対せず。」の形だったこと。
それに対して、毎日杯でも、

3枠左5番ダイイチタテガミ 武豊(連対を外していない・関西のリーディングJC)
4枠左7番ミラクルタイム 蛯名正(連対を外していない・関東のリーディングJC)

のように「強いものが枠で接触している」状態を作っている。

これも問題は、「どちらを選択するか」「相手はどの馬」じゃないだろうか?

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