天皇賞(春)/水曜日版
(1999年4月29日提供) | [index] | [next] | [back] |
サイン会議(インターネット版)が面白くての更新遅れ。ごめん。
というわけで早速。
ダービー1〜3着馬のサイン
ダービーは4歳馬最高峰のレース。
天皇賞(春)は古馬最高峰のレース。
お互い「最高峰つながり」なのだから、天皇賞(春)に出走するダービー1〜3着馬は、
・そのダービーの出目を使う。
・その馬自身が馬券になる。
という仕事をしてくれる。
年度 ダービー
1〜3着馬ダービー 天皇賞(春) 連動形式 91年 1枠1番にダービー2着馬メジロライアン出走
4枠8番にダービー3着馬ホワイトストーン出走5枠12番アイネスフウジン
中野7枠15番メジロマックーン
武豊1着枠
→
2着枠3枠6番メジロライアン
横山典5枠9番ミスターアダムス
本田2枠4番ホワイトストーン
田面木5枠10番オースミシャダイ
松永昌92年 8枠14番にダービー1着馬トウカイテイオー出走 8枠20番トウカイテイオー
安田隆4枠5番メジロマックィーン
武豊2着枠
→
2着枠5枠11番レオダーバン
岡部5枠7番カミノクレッセ
田島信93年 2枠3番にダービー2着馬ライスシャワー出走 7枠15番ミホノブルボン
小島貞2枠3番ライスシャワー
的場2着馬
→
1着馬7枠13番ライスシャワー
的場8枠14番メジロマックィーン
武豊94年 8枠11番にダービー2着馬ビワハヤヒデ出走
6枠6番に同ダービー3着馬ナリタタイシン出走5枠10番ウイニングチケット
柴田政8枠11番ビワハヤヒデ
岡部2着馬→1着馬
3着馬→2着馬4枠7番ビワハヤヒデ
岡部6枠6番ナリタタイシン
武豊1枠1番ナリタタイシン
武豊5枠5番ムッシュシェクル
藤田95年 1枠1番に(新)ダービー2着馬エアダブリン出走
2枠3番に(旧)ダービー2着馬ライスシャワー出走(新)8枠17番ナリタブライアン
南井2枠3番ライスシャワー
的場(旧)
2着馬→1着馬
(旧)
1着枠→2着枠(新)2枠4番エアダブリン
岡部(旧)7枠15番ミホノブルボン
小島貞7枠15番ステージチャンプ
蛯名(旧)7枠13番ライスシャワー
的場96年 2枠4番にダービー1着馬ナリタブライアン出走 8枠17番ナリタブライアン
南井1枠1番(外に出した17番)
サクラローレル
横山典馬連一発 2枠4番エアダブリン
岡部2枠4番ナリタブライアン
南井97年 ダービー連対馬出走無し 98年 3枠4番(外に出した18番)にダービー2着馬シルクジャスティス出走
4枠5番に同ダービー3着馬メジロブライト出走8枠18番サニーブライアン
大西4枠5番メジロブライト
河内2着馬番
→
1着馬番
3着馬→1着馬3枠5番シルクジャスティス
藤田6枠9番ステイゴールド
熊沢7枠15番メジロブライト
松永幹6枠10番ローゼンカバリー
横山典99年 (新)ダービー1着馬スペシャルウィーク出走予定
(旧)ダービー2着馬シルクジャスティス出走予定
(旧)ダービー3着馬メジロブライト出走予定(新)3枠5番スペシャルウィーク
武豊3枠3番スペシャルウィーク
武豊(新)
1着枠→1着枠
1着馬→1着馬
(新)
3着枠→2着枠(新)8枠16番ボールドエンペラー
河内(新)7枠左15番ダイワスペリアー
菊沢徳7枠左10番メジロブライト
河内(旧)8枠18番サニーブライアン
大西(旧)3枠5番シルクジャスティス
藤田6枠左8番セイウンスカイ
横山典(旧)7枠15番メジロブライト
松永幹
問題はどのデータを使うかだけなのだが、このサインは「ダービー1着馬の天皇賞(春)初陣」でこそのもの。
・昭和52年クライムカイザー(ダービー枠連3−6)の初陣は、1着の6枠を使ってテンポイントが1着 ・昭和54年サクラショウリ(ダービー枠連3−5)の初陣は、サクラショウリ自身が1着 ・昭和56年カツラノハイセイコ(ダービー枠連2−3)の初陣は、カツラノハイセイコ自身が1着 ・昭和60年のミスターシービー(古いダービー枠連1−5)、シンボリルドルフ(新しいダービー枠連4−8)の初陣は、古いダービーの1着の5枠を使ってサクラガイセンが2着、新しいダービーの2着の8枠を使ってシンボリルドルフが1着 ・92年トウカイテイオーのケース ・96年ナリタブライアンのケース |
サンデーサイレンス産駒のダービー馬としては初めて天皇賞(春)に登場するスペシャルウィークである以上(タヤスツヨシは不出走)、日本の競馬でサンデーサイレンスという種牡馬が完全に認められるためにも(認められる流れになっているだけに)、この仕事はしなければならないはずだ。
そんな時に、特に今年はスペシャルウィークとセイウンスカイにはキャスト・シンボリルドルフが与えられていて、
スペシャルウィーク=シンボリルドルフも1着した弥生賞1着後、皐月賞でシンボリルドルフに操を立てるかのように敗れ、ダービーで1着、菊花賞を連対し、その後シンボリルドルフが3着をしたジャパンCでわざわざ岡部に乗り替わりお約束通りの3着をして、今年になってから無敗で天皇賞(春)に登場。 セイウンスカイ=シンボリルドルフも1着した弥生賞連対後、皐月賞・菊花賞を1着し、ダービー・有馬記念はシンボリルドルフに操を立てるかのように敗れ、今年になってから無敗(日経賞で2着に岡部を引き連れて)で天皇賞(春)に登場。 |
のように、若干シンボリルドルフ以下という微妙な立場ながらもシンボリルドルフのようになりたい!とばかりに2頭が覇権を争っている絵になっていることがわかると思う。
従って、彼ら2頭が馬券になることも大事なのかもしれないが、キャスト・シンボリルドルフ登場の舞台演出となっている以上、まずはシンボリルドルフのパターンは大事にしたいもの。
(新)ダービー馬として登場したシンボリルドルフは自分のダービーの枠連4−8を、
1着の4枠に同じダービー馬のミスターシービー(着外)
2着の8枠にシンボリルドルフ自身(1着)
2着の方を使って1着したシンボリルドルフなのだし、トウカイテイオー・ナリタブライアンのような現代競馬におけるダービー馬の初陣においても「ダービーの2着の枠位置を使う」だったのだから、王様(天皇陛下)は先代を見習うと言うわけでこの例に漏れないのではないだろうか?
スペシャルウィークのダービーの目を使う。 3枠右5番 OR 8枠右16番 過去の例では、この組み合わせにはならない。 シンボリルドルフ(トウカイテイオー、ナリタブライアン)を参照する限り、 2着の8枠右と16番の方が可能性が高い。 |
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