NZT4歳S・シルクロードS/レビュー
  (1999年4月29日提供) [index]| [log] | [next] | [back]

水曜日版で触れた、
(1) 共同通信杯の出目連動
(2) 新潟3歳Sのオーストラリア産馬シルクガーネット
は、結局は、
(1) 共同通信杯で1着だったヤマニンアクロは14頭立ての5番だから外に出すと19番
(2) 新潟3歳Sのシルクガーネットは15頭立ての4番だから外に出すと19番(隣と読んだのはヨミ過ぎなのか?)
18頭立ての1枠1番(外に出した19番)ジュエリーソードの2着のサインとして使われたのだから、特に大事にしたかった共同通信杯の連動はバリエーションモノ=今までは内を使っていたのを今年は外を使う、だったことになる。
ただ、今回はこのバリエーションの考え方が頭からスコーンと抜けてしまっていた。
今年になってからは、フェブラリーS→クリスタルCのように過去延々と行ってきた連動のサインが崩れる傾向にあるのだから、共同通信杯→NZT4歳Sもひと筋縄ではいかないかもという予感はあった。
よって恒例の連動もどこか疑ってしまったのだが、フェブラリーSは今まで見たことがないような[地]メイセイオペラの1着だし、フェブラリーS→クリスタルCというのは正しいルートではない。だから連動がなくなってもおかしくはない。
逆に共同通信杯は今まで見たことがないような10万円馬券ではあっても、去年のエルコンドルパサーが最優秀4歳牡馬へのルートとして選んだ道(共同通信杯→NZT4歳S→〜)でもわかるように、ある意味王道。
そのエルコンドルパサーは「日本4歳馬初のジャパンC制覇、ある意味でシンボリルドルフを超えましたよの『ジンクス破りの馬』」なのだし、実際共同通信杯でそれまでのデータを覆すような10万円馬券だったのだから、恒例の連動にも変化を求めなければならなかった。
また、エルコンドルパサーの最終走のジャパンCの2着は15頭立ての1枠1番ということは外に出すと16番に対して、エルコンドルパサーの初メインお目見えの共同通信杯は単純にその16番を使っただけなのだから、終わり(エルコンドルパサーの有馬記念)と始まり(エルコンドルパサーの金杯)を「外での馬番連動」で結び付けた以上、キーワードは「外での馬番連動」でなければならなかった。
以上のように、エルコンドルパサーを目印にすれば「外での馬番連動」には確固たる理由があるわけで、それを意識できなかったのは完全にこちら側の不注意だと思う。
機械的につながるかどうかは別にして、来年の共同通信杯→NZT4歳Sは「外での馬番連動」に注目したい。

一番の1点のサインは、金北山特別の目だったかもしれない。

東京競馬と新潟競馬は表日本と裏日本の関係
日本とニュージーランドは北半球の島国と南半球の島国の関係
オーストラリアとニュージーランドの関係は新潟県と佐渡島の関係と同じ

よって
NZT4歳Sと金北山特別(金北山は佐渡島の目印)は同じようなレース


このNZT4歳Sと金北山特別の関係はサイン会議(インターネット版)に触れた通りなのだが、私が参考にしたのは、
NZT4歳Sは共同通信杯と関係するのだから、金北山特別で共同通信杯3着馬のペイストリーシェフが馬券になるのだったら、NZT4歳Sでも共同通信杯の3着騎手である的場のザカリヤが馬券になっても良いでしょうよ、と。
そして、場をクロスしてサインをするときは着順をクロスすることが多いのだから、ペイストリーシェフ(馬主:伊達秀和氏)が2着ならば的場のザカリヤ(馬主:伊達秀和氏)は1着でしょうよ、と。
まで。
従ってザカリヤの単勝を押さえることはできたのだが、以後は力が及ばなかった。
地方開催の初日は、
第1回東京5日:バレンタインSの馬連04−12
第1回東京初日:鈴鹿特別の馬連04−12
のように、ナリタブライアンの菊花賞の馬連04−12を、去年のサイレンススズカの1着レースのバレンタインSとスズカのタイトルを持った鈴鹿特別という「ペアのレース」で一発で結びつけたのだから、絶対に何かがつながらなければならない。
そんなときの、
▽第1回新潟初日/金北山特別
1着 6枠6番(外に出した15番)(地)サントフェルテ武士沢
2着 1枠1番(外に出した10番)(外)ペイストリーシェフ小野
3着 3枠3番(外に出した12番)クラフトマンシップ後藤
だったのだから、15番に対してザカリヤを選択したのならば、2着の1番か外に出した10番のどちらかには注目しなくちゃならなかったのかもしれない。
あとの祭りです。

あとは1枠に関してはこんなサインもあったぞ。

▽96年/NZT4歳S
3枠 5番(外)スキーミュージック
3枠 6番(外)スギノハヤカゼ
※スキスキの同居
1着 1枠左2番(外)ファビラスラフィン藤田(牝馬)
2着 2枠右3番(外)エイシンガイモン南井
※(外)同士で牡馬牝馬の組み合わせ。1枠が絡みながら枠連1−2の接触目。

▽98年/NZT4歳S
3枠 5番(外)デピュティーアイス
3枠 6番(外)マイネルラヴ
※「アイ=愛」とラヴの同居
1着 8枠中17番(外)エルコンドルパサー的場
2着 1枠右1番(外)スギノキューティー福永
※(外)同士で牡馬牝馬の組み合わせ。1枠が絡みながら枠連1−2の接触目。

▽99年/NZT4歳S
3枠 5番(地)トサノテイオー
3枠 6番アグネステンオー
※テイオー・テンオーの同居
1着 7枠左15番(外)ザカリヤ的場
2着 1枠右1番ジュエリーソード渡辺
※結局は1枠が絡んだのみ。

過去と同じような枠を作ったのならば、その時とは何かがつながるでしょうというサイン。
今回は96年の3枠と98年の3枠と同じだったから「牡馬と牝馬の組み合わせ」になるか「接触目」になるか「1枠が絡む」かどれかはしなければならなかった。
で、私が選んだのはザカリヤとは「牡馬・牝馬の組み合わせ」になって「接触目」になるエターナルビートの7−7。
結局は1枠が絡んだだけ。
もう1点気がつけば良かったと思ってもあとの祭りです。

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