AJCC・日経新春杯/水曜日版
  (1999年1月21日提供) [index] | [next] | [back]

AJCCはアメリカのレース、日経新春杯は日本経済だから日本のレース。
その週にシーキングザパールがアメリカに遠征するのだから、日本とアメリカを結び付ける彼女がサインにならないわけがない。
次の2つの角度から考えようと思う。
■シーキングザパールは「新ガイドライン」のメッセンジャー
シーキングザパールは、日本(NHKマイルC)と海外(モーリス・ド・ギース賞)のGIレースを勝ったことにより、
・初めて海外との戦争に勝った「軍隊の先兵」
・日本と海外を結ぶ「大使」
2つの役割が与えられた。
その彼女がアメリカに遠征するのだから、再度役割が発揮できる舞台が与えられたことになる。
そして今国会の大テーマの1つは、「周辺事態法」(いわゆる、97年に日米両政府が合意をした新ガイドライン[日米防衛協力のための指針]のこと)の法制化。
果たして今国会で成立するかどうかは分からないのだが、最終的には日本政府は約束をしたことは守らなければならないので、競馬の世界では法制化は既定路線だと思って構わない。
というわけで、シーキングザパールの遠征の1つの意味は日本とアメリカを「新ガイドライン」というキーワードで結び付けるメッセンジャー。
よって「ガイドライン」がサインになる可能性が大だろう。
ならば、先週はシーキングザパールが活躍したシンザン記念があり、そこで彼女と同じ12頭立てというフィールドを使って全く同じポジションの8枠右11番でフサイチエアデール・武豊(唯一の牝馬)が馬券になった以上、「ガイドライン」のサインの内容とその使い方を教えてくれているはず。
注意深く出馬を見てみると、
▽ジャニュアリーS(洋モノの1月だから、英語の幕開けの意味)7枠左14番マイネルノルデン
▽ニューイヤーS(ハッピーニューイヤーのことだから、これも英語の幕開けの意味)7枠左10番マイネルマックス
英語の幕開けレース(英語圏に関連するサインのオープニングとして非常に適当なレースだと思う)で7枠左にマイネルの並び=マイネルのガイドラインを作っていたら、その両サイドを使って、
▽京成杯
1着 6枠左11番オースミブライト蛯名
2着 8枠左15番チョウカイリョウ柴田善
▽シンザン記念
1着 8枠右11番フサイチエアデール武豊
「フライ」「蝶」「エア」といった飛翔する物=空軍が、チームを編成して飛び立っていることがわかる。
これを法則化するならば、
▼新ガイドラインのサインの法則
・同じ冠の重なりがガイドライン
・それがガイドになって、両サイドの「軍隊」が始動する

となるだろう。
そして、牝馬のサインはエアグルーヴが全ての頂点に立つのだから、エアグルーヴが北海道に旅立ったときとシーキングザパールがアメリカに旅立ったときは同じような使い方をするはず。
「エアグルーヴの引退式当日のガーネットS・平安S」「エアグルーヴが旅立った週の東西メインレース」を比較してみると、
・エアグルーヴはGI馬
・ガーネットSに出走していたGI馬のうち、土曜日はマイネルラヴの12番を使って、ジャニュアリーSはハートマンが1着、万葉Sはインターフラッグが2着。
・日曜日はシンコウフォレストの11番を使って、京成杯でオースミブライト、シンザン記念でフサイチエアデールが1着。
前週のエアグルーヴが残してくれた布石を使って土日の東西のメインレースの1ポジションを教えてくれたのだから、シーキングザパールのガイドラインのサインも前週の京成杯・シンザン記念から発信されたものを使うと思って構わないだろう。
ならば誰にでもすぐ分かるのが、
▽京成杯 2枠左3番(外)エイシンウインダム岡部
▽シンザン記念 3枠 3番(外)エイシンキンボール佐藤
の3番に置かれたエイシンのガイドライン。
馬券になるのは両サイドの「軍隊」だから、AJCC、日経新春杯ともに2番と4番に注目しながらそこに「軍隊」があるかどうかをチェックすれば良い。

■シーキングザパールはモニカ・ルインスキー&戸*本*子
シーキングザパールは昔から奔放な女性だ。
・新潟3歳Sの大出遅れ
・デイリー杯3歳Sのレコード勝ち
・シンザン記念を勝ったと思ったら佐々木晶厩舎から森厩舎への転厩=浮気をして離婚したようなもの
・NHKから民放に降りる女性キャスターは割合にスキャンダメルーカー。彼女はNHKマイルCを1着した優秀な女性キャスターだから、逆に言うとスキャンダルメーカーの資質があることになる
・秋華賞を目前にしてノドの病気を理由に出走回避。フェラチオでノドを痛めたか?
・海外に行って大活躍
・マイルCSで惨敗するも、タイキシャトルの引退式のスプリンターズSではタイキシャトルを差して(=刺して)、蜂の一刺しブスッ!
本当に見事なほどの「奔放な女性」の役割を与えられている。
ならば現代政治の状況は、
・モニカ・ルインスキーに蜂の一刺しを喰らったクリントン大統領は、弾劾裁判の危機にありながら国民の支持率は70%。
・戸*本*子に蜂の一刺しを喰らった菅直人民主党党首は、今週の民主党党首選で再選。
と「奔放な女性」が狙いをつける男性が活躍中なのだから、シーキングザパールがアメリカ遠征をしてアメリカと結びつくことで、逆に言うと「奔放な女性の奔放な行動」が活躍出来る舞台が与えられたことになる。
問題はその「奔放な女性の奔放な行動」がどういうものかなのだが、水曜日に行われた大井競馬・TCK女王杯を見る限り、
▽TCK女王杯(牝馬限定)
5枠左10番ホクトロビン石崎(2着)
6枠右11番ンフォザドリーム河内
6枠左12番ジックリボン安藤勝
7枠右13番エフテーサッチ松井
7枠左14番ケープリズバーン熊沢(1着)
マラ=チンチンを愛でるかのようにその両サイドが馬券になったのだから、奔放な行動はチンチンを両サイドからなめるフェラチオ。
従って今週は、
・奔放な牝馬が1頭(若しくはその代理になるもの)だけ出走していれば、その牝馬がフェラチオをするので両サイドにクリントンや菅直人がいるだろう。
・マラの両サイドの牝馬が馬券になったのならば、逆に牝馬の囲い込みの中にマラがいることになる。マラ=優秀な牡馬の代名詞なのだから、牝馬の囲い込みに優秀な牡馬がいたらそれがクリントンや菅直人になるだろう。(当日なければ関連レースをチェック)
のようになるはずだ。
そんなときに日経新春杯に出走予定だったメジロドーベル(ドーベルマンは警察・桜田門の暗号だから風俗を監視する。)は出走回避だから、今週は制限されずに「奔放な女性、風俗関連」が活躍できるフィールドが与えられた。
ならば、当日出走予定の唯一の牝馬メジロシャープも大事なのかもしれないが、最も大事な奔放な女性であるシーキングザパールはどうしても欲しい。
シーキングザパールがいないならばその代理を見つければ良い。
そうするとシーキングザパールがアメリカ遠征するということは、同じように彼女がヨーロッパに遠征した関屋記念の週のサインパターンが使われるはず。
あの時は彼女のGIレースのNHKマイルCの7枠右を使ってスガノオージが馬券になったのだが、普通は1回目に「枠」を使えば2回目は「馬番」を使うというようにアイテムは交互に使うことが多いと思う。
その彼女がタイキシャトルを刺したスプリンターズSの2枠右3番は、充分に優秀かつ奔放なポジションなのだから、今度は3番という馬番がシーキングザパールの代理=代名詞になると考えて差し支えないのではないだろうか?
3番がフェラチオをする両サイドの2番と4番
に優秀なマラのクリントン・菅直人が置かれるはずだ。
もう1つ余計なことを書くのならば、前述のTCK女王杯では、
5枠左10番ホクトオーロラ(メンデス産駒=日本軽種馬協会所属だった死んだ種牡馬の地方馬)(2着)
6枠右11番ンフォザドリーム(リアルシャダイ産駒=社台SS所属の中央馬)
6枠左12番ジックリボン(マークオブディスティンクション産駒=日本軽種馬協会所属だった死んだ種牡馬の地方馬)
7枠右13番エフテーサッチ
7枠左14番ケープリズバーン(馬主さんが社台RHの中央馬)(1着)
6枠のマジックリボンの属性がホクトオーロラを教え、6枠のランフォザドリームの属性がケープリズバーンを教え、と言うように「マラ」は同族の仲間を指名するシステムとなっていた。
「マラ」は種牡馬の暗号だから、種付けシーズンのトライアルの今の時期はとりあえず仲間の異性に乗っかっちゃえ、ということなのだろう。
ということは恐らく3番の「フェラ」も同族の仲間のマラと相性が良いはず。
例えばAJCCで、
2枠 2番サイレントハンター柴田善(サンデーサイレンス産駒=社台SS所属)
3枠 3番スペシャルウィークO.ペリエ(サンデーサイレンス産駒=社台SS所属)
となっていたのならば、3番のオスペ(昔のフェラチオのこと)が2番のサイレントハンター(新ガイドラインに似合う軍隊)を指名することになるのだが、果たしてそのような出馬になるのだろうか?

■まとめ
先週のエイシンのガイドラインの3番、スプリンターズSの奔放な女性・シーキングザパールポジションの3番。
その両サイドになる2番と4番に注目。
恐らく、3番の仲間であり、かつ軍隊性(サイレントハンターのハンター、メジロは鳥だから飛ぶもの=空軍の代名詞、シルクジャスティスのジャスティスは正義だから警察の代名詞)があるものが馬券になるだろう。

[index] | [next] | [back]