エリザベス女王杯/レビュー
  (1998年11月19日提供) [index] | [next] | [back]

まずは、土曜日の関東の京王(成)杯3歳Sが、1993年に唯一の牝馬ヒシアマゾンが2着で9頭立て馬連3−9、配当3600円だったときと同じように、唯一の牝馬のウメノファイバーが馬券になって9頭立て馬連3−9、配当3420円。
あの翌日がホクトベガのエリザベス女王杯だった。
さらに、土曜日の関西の大原Sは、ホクトベガのエリザベス女王杯の枠連1−7、もっと正確に言うとホクトベガの新馬戦の馬連2−14を使いながら、あのエリザベス女王杯の配当25650円に似た配当の23670円。
新馬戦でのホクトベガが誕生した。
この流れを受けながら、果たして日曜日が水曜日版に書いたようにホクトベガのエリザベス女王杯枠連1−7一発になったら余りにも露骨すぎるなあと感じてしまう…。
だから、ダイヤルQ2ではエアグルーヴからの8枠2頭が本線だった。

ただ、最後の最後、福島の10R野地特別でルシエル(ダイヤルQ2でこの秋のとある週に言ったことを覚えていただいた方ならば、このルシエルという馬の特殊性は分かってもらえると思う。あのレースの出馬、机の前に貼ってくれていますか?)の方が1着になって枠連3−1を作ったのをみて「3枠の特殊馬が1着になったのならば普通は2着に連れてきた相手方が連動するんじゃないか、エアグルーヴの方はちょっと違うんじゃないか」ぐらいは感じとれる。
もしエアグルーヴじゃないのならばダイヤルQ2で申し上げたセイウンスカイのサインによりメジロドーベル以外にありえないから、馬連1−14(開催前日版には、枠連1−7はなしよまでは書いたけど馬連1−14までなしよとは書かなかったことで分かってもらえるように、小雪のような期待はあった。)ならば水曜日版に書いたストーリーそのものだし、配当もエアグルーヴ=ダイイチルビーコピー説に書いたような30倍程度のとおりか?という思いが一瞬頭をよぎる。
ただしネックはナリタブライアン要素のサポートだった。
エリザベス女王杯は一種のロイヤルレースなのだが、この秋のそのタイプのレースの流れをみていると、
・天皇賞(秋)=ゴーイングスズカ・南井克巳の同枠になるオフサイドトラップが1着、シルクジャスティス・早田牧場新冠支場の同枠になるステイゴールドが2着
・菊花賞=ミツルリュウホウ・南井克巳の同枠になるセイウンスカイが1着、エプソムダンディ・早田牧場新冠支場の超関連レース桑折特別1着馬の同枠になるスペシャルウィークが2着
のように必ずナリタブライアン要素が一発で連対馬の両頭を教えてくれている。
エリザベス女王杯の出馬には、エアグルーヴの同枠にはビワグッドラック・早田牧場新冠支場がいるけれど、メジロドーベルにはいない。
ならば問題は、根岸Sの13頭立て1枠1番リキアイワカタカ・南井克巳がメジロドーベルへのサポートになってくれるかどうかだけだった。
もし、根岸Sでエリザベス女王杯の早田牧場新冠支場の3頭、3枠4番ビワグッドラック、6枠9番パルブライト、7枠12番ナリタルナパークを使って枠連3−6、3−7(6−7だけは絶対にない)になる。
1枠1番リキアイワカタカ・南井克巳は残る。
エリザベス女王杯→根岸Sが枠での一発ならば、普通は根岸S→エリザベス女王杯は馬番の一発。
1枠1番はメジロドーベルに当たり、13頭立ての1番を外に出した14番はランフォザドリームに当たる。
そんなことを思いながら根岸Sを固唾を飲んで見守っていると、リキアイワカタカは馬券にならずに枠連3−6!
うわっ、メジロドーベルありだゼ、もしかしたら相手も8枠でランフォザドリームで構わないのかと思った瞬間に、色々な夢が頭の中を交錯した。
・ホクトベガが一番美しかったエリザベス女王杯の馬連1−14のコピー
・どうしてもGIレースを勝てなかったメジロライアンの晴れ舞台、宝塚記念の枠連1−8のコピー
・来週にはタイキシャトルが出走して先週の菊花賞がタイキシャトルのスプリンターズSを彷彿させるものだったから追悼パターンは去年のスプリンターズSバージョン。
タイキシャトルがライスシャワーの死んだポジション8枠16番を使いながら1着ならば、メジロドーベルはサイレンススズカの死んだ1枠1番を使いながら1着。
スギノハヤカゼがライスシャワーがいつも美しかった2枠3番を使いながら2着ならば、サイレンススズカが一番美しかった宝塚記念の8枠左13番の枠か馬番のどちらがか2着。
そんなことを思いながら、それでもエアグルーヴのことを考えながら、PATに向かう……。
でも、ダイヤルQ2にはどうやったって反映できない時間帯……。

お金にはなったけれど、後味は悪かった。
最大の理由は、公式予想でこの目をとれなかっただけでなく、いつものようにインターネットでは良いこと書いているくせにいざ出馬をみると何を疑心暗鬼になっているんだか逆を取ってしまういつもの癖が顔を出したこと。今回なんか、水曜日版そのままだし、配当も期待していた通りじゃない。1点10万円勝負できるパターンだ。
そういや、中学・高校時代は好きな女の子の前だとなぜかふくれっ面だった。(関係ないか)
ダービーは7枠か8枠かで万馬券だと書いているくせに取り逃がしている。安田記念は前日の目黒記念の日経賞コンビの枠だと書いているくせに取り逃がしている。秋華賞は万馬券だと騒いでいるくせにいざ手元にあった馬券には1点も万馬券がない。
そんなことの連続だから、さすがに今回お金になっていなかったら、一体自分のモットーとしているサインって何?ということになる。
そういう意味で言えば皮一枚で土俵の上に残れたといったところだろうか。
どちらにしても、自分が書いていることにどれだけ自信がないかの証拠なのだが、こんなのいつまでも続けていたんじゃあ、サイン読みというゲームがもたらしてくれるはずの究極の夢「年間収益**********円超」が実現できない。
「自分に自信を持たなければならない。」「どんなメイショウテゾロが入っていようと冷静にならなければならない。」「感性を研ぎ澄まさなければならない。」「お金を得ようとしている以上、それはどんなものでもビジネスだ。」「さらに、サイン読みは情報渦巻く戦争であり、そこに飛び込んだ戦士であることを意識しなければならない。」「サイン読みというゲームには男を賭ける価値があると思っている。」
色々な想いが頭の中に渦巻くばかりだが、私の方向性に間違いはない。
諦めないで一緒に夢を追っていきましょう。

あと、例の「ハヤシマサミのサイン」、河北新報杯の14.1倍を一発で教えてくれた。
これで3回連続で一発のサインだ。
普通はこのケースだと4回目は変化させる使い方になるのだが、次はどのようになるのだろうか?

[index] | [next] | [back]