新潟3歳S・小倉3歳S/レビュー
(1998年9月10日提供)

インターネットでのメッセージ、ダイヤルQ2でのメッセージ、個人的な馬券購入、ともにパーフェクトの東西両重賞だった。
もちろん2点勝負も大成功だった。
インターネットのメッセージを補足しておくと、開催前日版の一番最初に書いておいた京成杯3歳Sの、
・出目が枠や馬番や外に出した馬番で絡む
・出目が絡まないのならサインを使う
に対して、
▽新潟3歳S
・去年の新潟3歳Sの1着馬のクリールサイクロンの7番に対して、7番のノーザンカピタンが2着
・2着の5番を外に出した14番がロサードが1着に連動
▽小倉3歳S
・去年の小倉3歳Sの1着馬のタケイチケントウの8番に対して、8番のコウエイロマンが1着
・2着の5番がトウカイナンバーの2着に連動
だったから、勝手に思っていた「考え方の原点」は大正解だったことになる。
こんな簡単なことで特に新潟3歳Sの29.2倍が2点で取れちゃうんだから、いかにそのレースを発見する予習が大事かはわかっていただけると思う。
そして、どうしてグラスワンダーの2枠2番を使わなかったのかも簡単な話で、
・拡大連複のネーミングの募集があったから、過去に馬名を公募したことがある馬主さんがサインになる。マチカネの細川益男氏、スズの小紫芳夫氏。
だったからマチカネサンシローの方。
おまけに「拡大連複ネーミング募集:条件4文字馬名馬以内」に対して、京成杯3歳Sには4枠4番に3文字馬名馬のラカンがいたから、新潟3歳Sも4枠だったりして。
あとは各レース毎に補足しておくと…。

小倉3歳S
サイン読みの1つの動作として、
日曜日の関東(関西)のメインレースは土曜日の関西(関東)のメインレースを参照する。
というのがあるから、小倉3歳Sというパズルを解くためには土曜日の越後Sをチェックすれば良かった。
その越後Sを簡単に分析すると、
▽越後S
5枠 5番(外)イズスズラン江田照(2着)
……
8枠右10番(外)ールデンチェリー柴田善(1着)
8枠左11番インボードリーム柿元

※「ココ」「コレ」「ヒア」「ジス」のサインの構成要素である「コ」が1着で「レ」が2着。
特に8枠は「コレ」が馬番で接触しているうちの「コ」が1着。
だから、小倉3歳Sでもこれを応用する…。
そうすると、問題だったコウエイロマンとロングビリーブのどちらを選択するか悩むときに、
▽小倉3歳S
2枠 2番ロングビリーブ河内
……
6枠右6番ウエイベラドンナ熊沢
6枠左7番クラフティゴールド宝来
7枠右8番ウエイロマン高橋亮

※コウエイロマンの方は枠で「ココ」が接触しているときのカタワレ。ロングビリーブにはそれがない。
当然、コウエイロマンの方を選ぶに決まっている。
しかも相手は、水曜日版で述べた「3歳レースのお約束のサイン、その土地で新人騎手が活躍をしたらその新人騎手の位置が連動する。」は今年に限り絶対だったから、北九州記念で14頭立ての2枠2番にいたトウショウオリオン・池添(新人騎手)の2番が違うのならば、自動的に14頭立てを外に出して16番と考えて、11頭立ての5番トウカイナンバーを選ぶのは当たり前。
「ほとんど1点しかないでしょう。」とダイヤルQ2で言ってみたサインも大正解だったから、4.6倍の低配当でも1点(実際の番組では資金配分90%といった)でとれりゃそこそこのお小遣いになる。

新潟3歳S
水曜日版でレポートした「NAKAYAMAパスポートカード」の照明屋さんアイテム
・皐月賞1着騎手の横山典
・ 〃 2着騎手の福永
と、主役になるべきアイテム
・ 〃 3着〜5着騎手の武豊・松永幹・岡部
みなさんはどれだけ注目してくれただろうか
私はあの解釈はかなりお金になる可能性が高いだろうと思っていたから、同日の道新杯の7番ホーセンホーライに横山典がいてそれが主役たる騎手の岡部を教えてくれるのならば、もう一方の主役も小倉3歳Sの11頭立ての3枠3番、外に出すと14番になる福永祐一が教えてくれるはずだったから、ロサードとノーザンカピタンはかなり多めに買えた。
でもこれが完全な決め手ではないと思っていたから、2年前の新潟3歳Sの目である5枠左と8枠右のどちらかには最後まで迷った。
新潟3歳Sを解くためには土曜日の京都の東大路Sが必要だったから、簡単に分析すると、
▽東大路S
7枠右9番グレースアドマイヤ藤田(1着)

※ダービー馬フサイチコンコルドの兄弟馬だから「良血」
それに対して、新潟3歳Sで迷ったレイサッシュはステイゴールドの兄弟馬だし、ロサードはロゼカラーの兄弟馬だし。
「拡大連複ネーミング募集:条件4文字馬名馬以内」だから4文字馬名馬のロサードを選んでいればイイじゃんという話もあるが、もう1つの4文字以内馬名馬の仕事があってそれが指すのがレイサッシュの方だったから始末が悪い。
だから、最後までどちらか一方に決定することは出来なかった。
でも、サインレースが去年の京成杯3歳Sだと予めわかっていれば、小倉3歳Sでタケイチケントウの8番をとる以上、新潟3歳Sでクリールサイクロンの7番を取るのは当たり前。
7番からロサードとレイサッシュの2点でとれているのだから、それで満足するべきなのだろう。

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