秋華賞/開催前日版
(1999年10月24日提供) | [index] | [log] | [back] |
先週チラッと書いたメール会員の詳細は、一週間遅れて10月26日(火)にアナウンス予定。
遅れてしまってごめんなさい。
秋華賞
水曜日版でまとめた「桜花賞の7枠・8枠」「オークスの8枠・3枠」「同頭数の場合の同枠連動にも細心の注意を払うこと」───。
8枠ならば万馬券なのだが、東西のIMに万馬券らしき言葉が書いてあるわけでもなし、土曜日のメインレースで万馬券が出たり超低配当が連発されたわけでもなし。
どうやら3枠・7枠に入った、
3枠5番トゥザヴィクトリー武豊(前日オッズ3.0倍1番人気)
3枠6番フサイチエアデール福永( 〃 5.0倍 2番人気)
7枠15番(外)ヒシピナクル 河内( 〃 5.4倍 3番人気)
最低でもどれか1頭が絡むことになりそうだ(同頭数の同枠連動に当たるのはオークスの3枠6番の同枠になるトゥザヴクトリー、桜花賞の7枠14番の同枠になる(外)ヒシピナクル)。
ならば、現在は「JRA'90sメモリアルフェア」だから、90年代のGIレースの様々なサインがリプレイされるはず。
(a) アルファベット馬名のサイン
1992年のエリザベス女王杯、1枠1番にいたケージー[KG]カグラは、
1枠1番(市)ケージーカグラ石橋
1枠2番[A]
2枠3番[B]
2枠4番[C]
3枠5番[D]
3枠6番[E]
4枠7番[F]
4枠8番メジロカンムリ横山典
5枠9番[H]
5枠10番[I]
6枠11番[J]
6枠12番タケノベルベット藤田
これ1頭だけで馬連08−12 \70,470を教えたスーパーサイン。
このエリザベス女王杯と今回の秋華賞を比較してみると、
・あの時のGI級馬配列の、
1枠ニシノフラワー(桜花賞1着・阪神3歳牝馬S1着)
8枠サンエイサンキュー(阪神3歳牝馬S2着・オークス2着)の接触
4枠アドラーブル(桜花賞2着・オークス1着)の単独
と同じように、
3枠トゥザヴィクトリー(オークス2着)
3枠フサイチエアデール(桜花賞2着)の接触
5枠ウメノファイバー(オークス1着)の単独
重要な馬の置き方を共通させている。
・あの時の(外)は2枠・7枠[2つの枠・間2つ明け]、今回の(外)は4枠・7枠[2つの枠・間2つ明け]、ほとんど同じ位置関係に置いている。
・あの時の4枠8番メジロカンムリ・5枠9番メゾンブランシュの「メのサイン馬の接触」に対して、今回も1枠1番・8枠18番の「メのサイン馬の接触」を作っている。
結構良く似ている。
4歳牝馬の三冠目同士でもあるのだから、8枠17番に出走しているエフテーピサドの[FT]も似たような使い方をするだろう。
8枠17番エフテーピルサドから左に[FT]を数える───。
→3枠5番[F]トゥザヴィクトリー武豊
→1枠1番[T]メジロビクトリア吉田豊
〃 から右に[FT]を数える───。
→6枠11番[F]エアザイオン岡部
→7枠15番[T](外)ヒシピナクル河内
ケージーカグラ(サファイヤS2着馬)より明らかに位が低い(地)エフテーピルサド(忘れな草賞1着馬)が一発でサインをすることはないし、左に数えた方と右に数えた方の複合系ということもないはず。
3枠トゥザヴィクトリー、7枠(外)ヒシピナクルのどちらか一方だろう。
(b) メジロの囲みのサイン
1枠1番メジロビクトリア吉田
8枠18番(父)メジロサンドラ芹沢
メジロで出馬全体を囲い込む意味はいくつかあるのだろうが、一番単純なのは「メジロは天皇陛下の暗号。その天皇陛下で出馬を囲い込むということによって天皇陛下のお出迎えをする───だから、直近の天皇賞の目が連動する」だ。
例えば1991年の宝塚記念(春競馬)で、
1枠1番(父)メジロライアン横山典
8枠10番(父)メジロマックィーン武豊
の囲い込みがあったならば、
□1991年/天皇賞(春)
1着 7枠 15番(父)メジロマックィーン武豊
2着 5枠右9番ミスターアダムス本田
3着 5枠中10番オースミシャダイ松永昌
1着馬の(父)メジロマックィーン武豊と2着の10番をもらって、宝塚記念は8枠10番(父)メジロマックィーン武豊が2着をする───。
また、同年の有馬記念(秋競馬)で、
1枠1番(父)メジロマックィーン武豊
8枠15番(父)メジロライアン横山典
の囲い込みがあったならば、
□1991年/天皇賞(秋)
1着 5枠左10番プレクラスニー江田照
2着 7枠中14番カリブソング柴田政
3着 1枠左2番カミノクレッセ南井
1着枠の5枠をもらって、有馬記念は5枠右8番ダイユウサク熊沢が1着をする───。
しかも、今週は「来年から天皇賞(春)が(外)に開放されますよ」のニュースがあって天皇賞(春)が注目を浴びている週。
天皇賞(春)が絡むのはほぼ間違いがないだろう。
□1999年/天皇賞(春)
1着 3枠 3番スペシャルウィーク武豊
2着 7枠左10番(父)メジロブライト河内
3着 6枠左8番セイウンスカイ横山典
1着の武豊が3枠トゥザヴィクトリーで、2着の河内が7枠左(外)ヒシピナクルで、3着の横山典弘が6枠左クロックワークで、どう考えても「ちょっと仕組んでみました」の出馬だからますますだ。
ただし、メジロの囲い込みでも、あの時と今回は囲い込んでいるメジロの質が違う。
・マックィーン・ライアンは男性名の牡馬、今回は(当たり前だが)女性名の牝馬。
・マックィーン・ライアンはGI級だが、今回は1600万下条件馬。
・マックィーン・ライアンは(父)だが、今回1枠1番メジロサンドラは冠無しの馬。
これだけ質が違う上に、GI級でもないのに、果たしてマックィーン・ライアンさえやらなかった天皇賞の枠連一発(特に、武豊・河内の一発)など有り得るのだろうか?
3枠トゥザヴィクトリー武豊、7枠左(外)ヒシピナクル武豊のどちらか一方だろう。
3枠5番トゥザヴィクトリー武豊 7枠15番(外)ヒシピナクル河内 どちらか一方でこの組み合わせにはならず。 |
ダイヤルQ2では、秋華賞は馬連2点、カブトヤマ記念も馬連2点、アイルランドトロフィーは馬連3点の勝負としてみました。
いずれのレースも何とかなりそうな予感大です。
■レビュー 1999-10-29 update
気持ちのベクトルが天皇賞(秋)に向いてしまった木曜日に秋華賞を振り返るのも結構きついものがあるのだが、ザッとまとめておくと、全ての敗因は「万馬券が薄そう」と感じたことに尽きるだろう。
間違った感じ方をしてしまったから、水曜日版で触れた8枠は除外してしまう……。
平日版のQ2でも説明した理由で8枠ならば16番ブゼンキャンドルか17番(地)エフテーピルサドのポジションだと思っているも(こういう馬が入るとは考えていなかったのだが)、7枠15番(外)ヒシピナクル(週半ばにもう1つの可能性があると思っていたポジションがココ。そして私の本命はコレでした、ハイ。)をチョイスすれば絶対にこの両頭はないから真っ先にスッ飛ばす……(7−8ないのは、桜花賞の枠連7−8のツラ目はあり得ないから)。
しかも、6枠12番クロックワークもどこかでメッセージしている……。
関東のIM「美しさはやがて永遠の誇りとなる。」の「美しさ」は女性レースに対してはハンデが一番低いものがサインしますよという意味だから(だって、ダイエットして痩せれば美しくなれるでしょ)、IMを見た瞬間、ハンデ戦のカブトヤマ記念をハンデが一番低い馬を探し、メイショウヨシイエ(48kg)の12番を見て「12番クロックワーク、これこれ」なんて騒いでいる。
でも、去年、秋華賞に対して枠連を一発連動させた飯坂特別(去年は秋華賞・飯坂特別とも枠連4−7)が、今年は枠連6−7……。
去年と全く同じように飯坂特別枠連一発連動なんてことをやったらバカだから、(外)ヒシピナクルだと思い込んでいる私は、7枠を取る以上6枠は絶対に取れなくなる……。
要するに、
・万馬券が薄そうと間違った捉え方をしてしまったこと。
・軸を7枠15番(外)ヒシピナクルに設定してしまったこと。
逆・逆を読んでしまったのだから、どこかで8枠16番・6枠12番を感じとっていても除外せざるを得ないのは仕方がない。
敗因が10あるとするのならば、技術不足5、信念・根性不足5と言ったところだろうか。
でも、どこかで、しかもかなり高い位置で8枠16番は考えているのだし、6枠12番も騒いだのだから私の方向は間違ってはいるまい。
39歳かあ。
ま、50歳ぐらいまでには何とかなっているだろうし、一般的な定年の頃にはウハウハでしょ。
勿論、そのあとだってサイン読みやり続けるに決まっているのだから、なんだそう考えていくとバラ色じゃん。
さ、次だ次っ、って全然レビューになってないって。
でも天皇賞(秋)、結構な確率で万馬券だと思っているんですけど。
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