秋華賞/水曜日版
(1999年10月21日提供) | [index] | [next] | [back] |
先週は小休止。
ダイヤルQ2で申し上げた馬券の軸は「府中牝馬S=7枠11番ナリタルナパーク、京都新聞杯=4枠7番オースミブライト」だったのだが、7番は府中牝馬Sのエガオヲミセテの2着、11番は京都新聞杯のアドマイヤベガの1着だから、全く逆を読んでしまったことになる。
おまけに開催前日版に書いた府中牝馬Sの(外)スギノキューティ・(外)ショウナンハピネスの単勝も不発で、2点勝負だったナリタルナパークからの01−11/01−12もダメだったから、いいところが全然無かった。
完敗。
ただ、自分の中で感じている空気は気持ちが良く、負けてもなぜか精神状態がいいから今後に尾を引くことはなさそう。
ゆっくりとやっていくことにします。
それにしても、と思ったのが高本公夫氏の命日プレゼントの爆発ぶり。
開催前日版に書いた小倉3歳Sの5枠左7番高橋亮は、結局、府中牝馬Sのエガオヲミセテ・2着へのサイン。
メジロロンザンは「目になりますよ」のメのサイン馬までは良かったのだが、関東馬だったから関東に対するサインと読まなければならなかったのだろう。
もっと凄かったのが、高橋亮が落馬をした3回小倉7日4R。
▽3小7/4R(高橋亮落馬のレース) 1着 7枠左11番エーブヤングマン植野 2着 6枠右8番エプソムハラジロー佐藤哲 3着 2枠 2番(父)タケノシンボル武英 落馬 6枠左9番ビッグブライアン高橋亮 落馬 4枠左5番(父)ラブイズドリーム幸 |
土曜日の関西4Rが落馬馬番5−9の一発ならば、日曜日の京都新聞杯は連対馬番11−08の一発だから、イヤになってしまう。
サイン会議でレポートした「おおぞらSの連動」とか、とある騎手のメモリアルサインで「朝日杯3歳Sが絡む」とか、色々あった馬連07−08(オースミブライト・ナリタトップロードの組み合わせ)よりも何よりも落馬レースの一発なのだから、「高本公夫氏の命日には高橋亮」を再認識しなさいということなのだろう。
また、高橋亮にあんなプレイ(入院→手術)をさせてまで、1年に1回しか使わないサインということもないはず。
高本氏が大好きだった忠臣蔵の季節(スプリンターズS)や、もう1つの夕刊フジタイトル・クリスタルCの頃に使うはずだから、きちんとこのシステムをまとめておいても損はないだろう。
また、ピンバッジホース・サクラローレルは、
□府中牝馬S
1996年の14頭立て有馬記念の06−11を左に1つずらしただけ。(同頭数はずらす=水曜日版で触れたサクラローレルのちょっとした「芸」「変化」「細工」が正解)
もしくは、サクラローレルは桜花賞がお似合いだから、4歳馬が古馬(中心は5歳馬)に成長したレースの府中牝馬Sは彼女たちが4歳世代だったときの桜花賞の枠連5枠右−7枠左一発。
□京都新聞杯
サクラローレルの引退式だった当日のラジオたんぱ杯3歳S、4枠左−6枠右の一発。
とまとめておこう。
96年有馬記念・97年ラジオたんぱ杯3歳Sは水曜日版に書いていたことだから、どこかで正解はつかんでいたにもかかわらず上手に手をすり抜けさせられたと言ったところか。
秋華賞
桜花賞・オークスの目を1つだけ使うだろう。
理由は単純で、この秋のトライアルは、
「休養明けGI馬が出走した場合、前走の目・馬を使う。」
「休養明けGI馬が出走した場合、その馬が連対出来なかった直近のレースの目・馬を使う。」
というGI馬のサインのシリーズになっているから。
このサインの成立理由は敢えて書かないのだが、最近のレースを振り返ってみると、
□札幌記念 セイウンスカイ(天皇賞(春)3着以来出走) ファレノプシス(京王杯SC5着以来出走) ※天皇賞(春)1着の3枠、京王杯SC1着の3枠をもらって3枠セイウンスカイが1着。 □セントウルS マイネルマックス(高松宮記念取消以来出走、東京新聞杯8着以来出走) ※高松宮記念の馬連02−04の一発。 東京新聞杯2着の2番をもらって2枠2番サイキョウサンデーが2着。 □毎日王冠 メジロドーベル(中山牝馬S2着以来出走、直近敗退は有馬記念9着) スティンガー(オークス4着以来出走) グラスワンダー(宝塚記念1着以来出走、直近敗退はAR共和国杯6着) ※中山牝馬S1着の7枠左、有馬記念1着馬グラスワンダー、宝塚記念2着の7枠とグラスワンダー、AR共和国杯2着の8番をもらって7枠左8番グラスワンダーが1着。 ※中山牝馬S2着の8枠左、有馬記念2着の10番、オークスの8枠をもらって8枠左10番メイショウオウドウが2着。 ※要するに中山牝馬Sの一発。 □京都大賞典 メジロブライト(天皇賞(春)2着以来出走、直近敗退は天皇賞(秋)5着) スペシャルウィーク(宝塚記念2着以来出走、直近敗退はジャパンC3着) テイエムオペラオー(ダービー3着以来出走) ※天皇賞(春)2着馬メジロブライト、天皇賞(秋)1着の6番、ジャパンC1着の6枠、ダービー2着の6枠をもらって6枠6番メジロブライトが2着。 □京都新聞杯 アドマイヤベガ(ダービー1着以来出走、直近敗退は皐月賞6着) ※ダービー1着馬アドマイヤベガ、ダービー2着6枠右11番、皐月賞2着の6枠右11番をもらって6枠右11番アドマイヤベガが1着。 |
のようになっている。
ならば秋華賞の唯一のGI馬ウメノファイバーはオークス以来の休養明け初戦。
(1) ウメノはメジロの配下
メジロは天皇陛下の暗号で、ウメノは高松宮様の暗号。
そしてメジロドーベル・メジロライアンの種牡馬メジロライアンはアロースタッドの管理、ウメノファイバーの種牡馬サクラユタカオーは静内SSの管理で、ともにラムタラを導入した商社ジェイエスの配下。しかも今週はそのジェイエスの繁殖牝馬セールがある。
さらにメジロドーベルは先輩オークス馬、かつ秋華賞馬。
ウメノより上の位のメジロ、同じスタリオン仲間のメジロライアン産駒、ウメノファイバーより格上のメジロドーベルがプレイしたサインは繰り返さざるを得ない。
(2) オークス馬のペアはダービー馬
同じ東京競馬場のGI馬だから、アドマイヤベガが京都競馬場でプレイしたサインは繰り返さざるを得ない。
以上の理由で、ウメノファイバーもこのシリーズをプレイする可能性は大だろう。
□ウメノファイバー/前走 ▽オークス 1着 8枠右16番(父)ウメノファイバー蛯名 2着 3枠左6番トゥザヴィクトリー武豊 3着 2枠左4番プリモディーネ藤田 □ウメノファイバー/連対出来なかった直近のレース ▽桜花賞 1着 7枠中14番プリモディーネ福永 2着 8枠中17番フサイチエアデール武豊 3着 8枠右16番トゥザヴィクトリー幸 着外 6枠右11番(父)ウメノファイバー蛯名 |
問題はどちらのレースをチョイスするかだ。
桜花賞 の7枠・8枠 オークスの8枠・3枠 どれか1つだけ。 同頭数の場合の同枠連動にも細心の注意を払うこと。 |
この中で枠位置・馬番の候補を2つほど持っているのだが、出馬を見る前から焦っても仕方がない。
サラブレッドインフォメーションや出馬表が開いてから決定すればいいと思うから、水曜日版ではここまで。
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