札幌記念/開催前日版
  (1999年8月22日提供) [index] | [log] | [back]

サイン馬二題。

(1) マチカネフクキタルは前走出目をチェインさせるサイン馬
理由は、マチカネフクキタル=アブクマポーロ=サイレンススズカの関係になっていて、去年のこの時期のサイレンススズカは連戦連勝で前の実績を次に繋げていったのだから、マチカネフクキタルが出走し彼の前走がつながればそれがサイレンススズカの供養に通じるから。
有馬記念→京都記念      有馬記念の2着の5枠をもらってエモシオン四位が1着
京都記念→読売マイラーズC 京都記念の1着の5枠をもらってキョウエイマーチ秋山が2着
読売マイラーズC→産経大阪杯 読売マイラーズCの3枠−5枠左が一発で連動
産経大阪杯→天皇賞(春) 産経大阪杯の1着の3枠をもらってスペシャルウィーク武豊が1着
天皇賞(春)→宝塚記念 天皇賞(春)の1着馬・2着の7枠をもらってスペシャルウィーク武豊が2着
宝塚記念→札幌記念 ???
従って今回必要なのは、宝塚記念。
▽宝塚記念
1着 5枠右5番(外)グラスワンダー的場
2着 7枠右9番スペシャルウィーク武豊
土曜日の流れで5枠5番のレオリュウホウは消えている(土曜日の超万馬券の連発で、万馬券は有り得ない)から、
・7枠をもらってスペシャルウィークの武豊が乗るファレノプシスか
・9番をもらって(外)グラスワンダーの的場が乗るエリモエクセルか
どちらか。
出馬の造りは読売マイラーズC(5枠のダンシングブレーヴ、7枠左のファレノプシス)だし、今週は読売系日テレの24時間テレビだし、武幸四郎が海外初騎乗初制覇をして彼が日本で初騎乗初制覇をした読売マイラーズCが強調になったのだから、京都記念→読売マイラーズCがそうだったように、
前走の記念の出目をもらって(京都記念の5枠→今回は宝塚記念の7枠9番)、GI馬の牝馬(キョウエイマーチ→今回はファレノプシスかエリモエクセル)が馬券になる。
というスタイルになるのではないか。

(2) アクシデントがあったGI級馬の次走はそのアクシデントレースが関係する
GI級馬が「とあるレースに登録し取消・除外・出走回避をした場合」「単に出走表明をしただけで結局出走しなかった場合」、その馬の次走は出走しなかったレースの出目・馬・騎手を使うことが多い。
札幌記念の連覇馬エアグルーヴがその典型で、
(a) 96年春に桜花賞を熱発回避→次走はオークス
エアグルーヴは桜花賞の時点で阪神3歳牝馬Sの2着馬。
オークスは「桜花賞の2着の7枠をもらいエアグルーヴが1着」「桜花賞の1着馬ファイトガリバーが2着」だった。
(b) 98年春に天皇賞(春)を登録も回避→次走は宝塚記念
宝塚記念は「天皇賞(春)の1着の4枠右と2着馬のステイゴールドをもらう」だった。
またグラスワンダーも似たような仕事をしていて、
(c) 98年の春先に札幌記念への出走表明も結局出走せず→次走は毎日王冠
毎日王冠は「札幌記念の1着の4枠をもらいエルコンドルパサーが2着」「札幌記念の1着騎手の武をもらいサイレンススズカが1着」だった。
(d) 今春産経大阪杯で馬番付与なしの取消→次走は京王杯SC
京王杯SCは「産経大阪杯の1着の3枠をもらいグラスワンダーが1着」だった。
というわけでファレノプシスは、エアグルーヴ・グラスワンダーと同じようにGI馬かつJRA受賞馬。
やる仕事は同じだろう。
ならば彼女は、
・安田記念に出走表明をするも京王杯SCで負けたことによって出走せず
・鳴尾記念を熱発で出走回避
と2つのアクシデントを貯め込んでいるのだから、その2つのレースが関係せざるを得ない。
▽安田記念
1着 7枠左12番(父)エアジハード蛯名
2着 5枠右7番(外)グラスワンダー的場

▽鳴尾記念
1着 7枠左8番スエヒロコマンダー藤田
2着 8枠右9番テナシャスバイオ安藤勝
・ファレノプシスは安田記念・鳴尾記念で共通する7枠左
・エリモエクセルは安田記念の的場と鳴尾記念の8枠右9番
どちらかではないか。

7枠左8番ファレノプシス武豊
8枠右9番エリモエクセル的場
のどちらか一方。


相手もセイウンスカイ絶対とは言えないので(理由はダイヤルQ2で詳報)結構な配当になるかも。
2点勝負です。

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