京都4歳特別/開催前日版
  (1999年5月9日提供) [index] | [next] | [back]

土曜日の青葉賞は低配当なるも1点目で的中。
《ひとことヒント》に書いておいた京成杯との連動は、
1着 6枠右10番ペインテドブラック加藤(京成杯の1着6枠左の同枠)
2着 7枠左13番マイネルシアター蛯名(京成杯の1着蛯名自身)
だったから、まあ単純といえば単純だった。

日曜日の京都4歳特別は荒れる予感がある。
理由は3つあって、
(1) 先週の土曜日関東・サンスポ賞4歳牝馬特別4.5倍/関西・烏丸S15.9倍に対して、今週は関東・青葉賞の4.3倍/関西・アンタレスS17.7倍とほとんど同じ配当を作った。
普通は、日曜日は先週の関東・府中S16.9倍/関西・天皇賞(春)4.3倍と同じような配当にするとは考えられない。
特に、先週の関西の最終レースの1922.5倍に対して今週の関西の最終レースは丁度100分の1近くになる19.7倍だから、恐らく京都4歳特別こそ「天皇賞(春)との対比」。
先週の4.3倍を100倍して430倍になるのかどうかは分からないが、荒れる可能性はあるのではないか。
ちなみに京都4歳特別の「いわゆる三強=1〜3番人気」の組み方は、

▽京都4歳特別
1枠左2番サリーレ藤田
2枠左4番サイキョウサンデー武豊


5枠左10番(外)ビッグバイキング河内
▽天皇賞(春)
3枠 3番スペシャルウィーク武豊


6枠左8番セイウンスカイ横山典
7枠左10番メジロブライト河内


「接触と枠を2つ空けてポツンと」「騎手の武豊・河内と」の構成が天皇賞(春)同じだからこんなのワザとに決まっている。
果たして先週の天皇賞の組み合わせになるサイキョウサンデー・武豊−ビッグバイキング・河内で7.7倍の馬券はOKなのだろうか?

(2) 関西のIM「反乱の進軍。」であるときに、土曜日のレースは青葉賞4.3倍、アンタレスS17.7倍、八海山特別16.3倍で、全然反乱ぽくない。
ならば、去年の北九州記念の関西のIM「その闘志、積乱雲のごとく。」に対して、あの北九州記念は447.4倍の万馬券。
またいささか古いが、94年の関西のIMに「大いなる進軍」に対して、土曜日の函館メイン大沼Sが121.4倍の万馬券。
同じようなトーンのIMの場合に「少なくとも1レース」は万馬券を作っている以上、土曜日に万馬券はなかったのだから、チャンスは日曜日ということになるのではないだろうか?
そうすると、北九州記念、大沼Sの万馬券でもわかるように「軍隊が活躍するのは都市部ではなく、まずは地方での野戦から。」だから、ポイントは「地方」。
その地方に対して、土曜日の新潟競馬の最終レース、

▽新潟12R
1着 6枠右9番(外)ソブリンスルー武幸(高橋裕師)
2着 6枠左10番ニッポーストーン千田(高橋裕師)
3着 7枠左12番グランドウイン岩部
※武幸四郎JRA通算100勝
※高橋裕師JRA通算100勝
※親子丼
※馬連9,400円は、土曜日の三場全36レースの一番の高配当

と派手なことをやった秋篠宮様(皇太子殿下御成功奉祝のダービー・3着、宝塚記念・1着の武豊の弟という意味で)が、菊花賞のスペシャルウィークポジション(皇太子・武豊が成長して先週は天皇陛下となった)である8枠中17番に進軍されるのだから、一番期待したいのは「土曜日の最高配当となった新潟最終レースと同じように、このレースは日曜日のメインレースで一番の最高配当になること。」ではないだろうか。

(3) パシフィカス(ナリタブライアン・ビワハヤヒデの母親)の訃報が流れた。
このようにGI馬関係の訃報・お別れが流れるときは必ずその近辺に万馬券が置かれることが多いと思う。

・ナリタブライアンの訃報が流れた当日、セントライト記念の10,630円
・サイレンススズカの訃報の翌週、アルゼンチン共和国杯の41,270円
・タイキシャトルの引退式当日、スプリンターズSの15,920円
・エアグルーヴの引退式前週、京都金杯の12,360円
・エアグルーヴの母ダイナカール、サクラローレルの母ローラローラの訃報が流れた週、NZT4歳Sの12,300円

このように重賞レースでこその万馬券なのだから、京都4歳特別なのか、それともパシフィカスの追悼式は5月16日に行われるのだからその当日のNHKマイルC・新潟大賞典(ここまで落とすか?)なのか、最悪月曜日の大井・東京王冠賞なのか、それとももっと先の本番ダービーなのか、どれか1レースが万馬券になる可能性があるのではないか。
一番パシフィカスにふさしいのは、パシフィカスの息子ビワハヤヒデ・ナリタブライアンはともにダービーに出走したのだからいわゆるダービーの東上最終便として有名な京都4歳特別かダービー自身だと思うのだが。

枠は水曜日版に書いたことを大事にしたい。
ちなみに目の方針を決定してくれる土曜日のハンデ戦・アンタレスSは、ファンタジーSのデータ、
▽ファンタジーS(12頭立て)
1着 5枠右5番(外に出した17番)
プリモディーネ福永
▽アンタレスS(13頭立て)
1着 5枠右6番オースミジェット四位
2着 4枠右4番(外に出した17番)ジェーニオ武豊
3着 4枠左5番マイターン河内
を使っているに過ぎないのだから、やっぱり日曜日は菊花賞を使う可能性が大。
ただし、関東のIM、
豪脚に物語の結末が変わる。
「物語」に対してファンタジーSをストレートに使ったまでは良いのだが、その物語には「起承転結」があるのだし、IMにも親切に「結末が変わる」と書いてあるのだから、土曜日とは何かが異なってくるはず。
どのように考えるかはダイヤルQ2を聴いてもらうことにして、このホームページでは、

万馬券の可能性あり。
(今回万馬券じゃないのならば、東京王冠賞、NHKマイルC、ダービーとしつこく追う。)
菊花賞の2枠左4番か、8枠中17番(それぞれ同枠を取っても構わない)。

とだけさせてもらう。

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