マーメイドＳ/開催前日版

このレースは水曜日版に書いたように、

・マーメイドは半分人間の女性、半分が魚、「半身が牝馬」だから阪神３歳牝馬Ｓか阪神牝馬特別のどちらか。
・マーメイドはピチピチしているから若々しい方。よって阪神３歳牝馬Ｓ。
・マーメイドＳは過去の連対馬を参照すればわかるように４歳馬ではなく古馬牝馬が主役のレース。よって直近ではなく、１年寝かせておいた２年前の阪神３歳牝馬Ｓを使う。

従って２年前の阪神３歳牝馬Ｓと関係する。

水曜日版では(抽)アインブライドを外に出した18番、つまり今回の出馬だと２枠左３番(外)キュンティアのポジションを考えていたのだが、この出馬の仕掛けは、

１着の２番を２着馬、２着の11番を１着馬がサポートした状態。
これは、

(外)ヤマニンパラダイス武豊が自分の阪神３歳牝馬Ｓの出目をサポートして馬券にしたのと同じ形なのだが、あの時は直後にラムタラの輸入が話題になっていた。
そうすると、実は、春のＧＩは「ラムタラの初産駒をお迎えする」という式次第だったし、宝塚記念の週近辺にはその初産駒がデビューする予定。
「ラムタラの96年種牡馬／99年初産駒のお出迎えのシーン」を基準にして96年を繰り返している流れだから、今年も同じシステムが使われても構わないと思う。
ただし、阪神３歳牝馬Ｓが一発で絡んだ翌年、またまた阪神３歳牝馬Ｓ一発なんていう安易なことは決してしないのがＪＲＡ。
キュンティアにサポートされたエリモエクセルかアインブライドにサポートされたエガオヲミセテのどちらか一方のはずだし、そろそろ中国からプレゼントされた朱鷺の直仔が飛び立とうかというときに、エルコンドルパサーの蛯名もサンクルー大賞典に乗るために海外に飛び立つ時期なのだから、ジャパンＣと同じ15頭立てのマーメイドＳは中国の国家主席・江沢民氏への「朱鷺の成長、順調ですよ」の報告会になるはず。
メッセンジャーはジャパンＣで２着だった牝馬のエアグルーヴがふさわしいのだが、

エリモエクセル：「エ」馬名。エアグルーヴと同じようにオークス馬。
エガオヲミセテ：「エ」馬名。エアグルーヴの近親。

２頭のエアグルーヴが同時に報告することもないだろう。
問題はどちらを選ぶかだけだ。
ならば、関東のＩＭ「魔法のような眩しさに夏の予感。」の魔の字には鬼が含まれているのだから、「マーメ」イドＳの豆レースは時期外れでも「福は内、鬼は外」が必要。その鬼の役目は2001年以降にダービーを征服しようかと降りてくる(外)がふさわしいのだから、日曜日の関西を解くためには土曜日の関東が必要だというわけでＴＵＦ杯をチェックしてみると、

２頭しか出走していない鬼の内側を使って連対馬を構成しているのだから「福は内」だ。
当然、日曜日は「鬼は外」。

エリモエクセルは角田に乗り替えて「鬼のように角を生やした」を演出した(外)(鬼)キュンティアの外側（出馬の中心線からと言う意味で）だけれど、エガオヲミセテは(外)の内側だしショウナンハピネスの間に余計なアインブライドがいる。
また「魔法」とくれば「魔法使いサリー」だから、サリーちゃんの形容詞として隣にカブやよっちゃんやすみれちゃんや三つ子のトン吉・チン平・カン太が必要なのだが、魔法使いサリーの原作は横山光輝である時に、

原作者の「横山」がトン吉・チン平・カン太のような兄弟騎手は自分自身か隣が馬券になりますよと教えてくれたし、それはＴＵＦ杯の柴田大・菊沢徳も同じだし牝馬のマーメイドＳ対するサインですよをアピールするかのように「唯一の牝馬」「お母さんが名牝マックスビューティ」が馬券になっている。
エリモエクセルは隣にマーメイドＳの設計思想「中央の新人騎手のレース」に似合う武幸四郎がいるけれど、エガオヲミセテの隣は余り関係なさそうな安藤勝だ。
しかもエリモエクセルの左隣にカズサヒロインとヴィクトリーバンクの馬名の頭文字で作った「カヴならぬカブちゃん」を置いて、さらに２枠がサリーちゃんですよを強調してたりして。
以上の理由でエリモエクセルとエガオヲミセテの比較ならばエリモエクセルで構わないだろう。
馬連２点勝負！

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