鳴尾記念/開催前日版
  (1999年6月20日提供) [index] | [log] | [back]

父の日でありトキノミノルの命日である6月20日にふさわしいのは、(トキノミノル記念)共同通信杯4歳Sの日の競馬。
水曜日版には有馬記念の「この日この時のために夢がある。」オールマイティIMが効力を発揮してこの共同通信杯の出目が吹き荒れるようなことを書いたのだが、いざ出馬が開いてみると、
(1) 木曜日のお昼の段階までは13頭立ての想定だったものが、GI馬ファレノプシスを含め3頭がバタバタバタと出走回避。
わざと10頭立てにして鳴尾記念=京都記念を強調した。
(2) 共同通信杯の冠は、
・(父の日に大事な)(父)が2番・5番・6番・9番の計4頭。
・1年前の1着馬(外)エルコンドルパサーが最優秀4歳牡馬になったのだからあのレースの売りモノは(外)。計5頭の(外)が出走。

吾妻小富士オープンの冠は、
・(父)が2番・5番・7番・9番の計4頭出走。
・かつて地方競馬招待のサブタイトルがついていたのだからこのレースの売りモノは(地)・[地]。計5頭の(地)・[地]が出走。

冠のステータスを一致させて吾妻小富士オープン=共同通信杯を強調した。
のように対応づけたのだから、
東京 京都 中京
共同通信杯 京都記念 中京スポーツ杯
4枠右5番(父)ヤマニンアクロ
勝浦
5枠 5番エモシオン
四位
7枠左9番フジノプライアム
常石
2枠 2番(父)キンショーテガラ
後藤
7枠左8番(市)マチカネフクキタル
武豊
1枠 1番トニーザグレート
小原
3枠左4番(外)ソウシュン
的場
4枠 4番サイレントハンター
吉田
7枠右8番カネツプリンス
芹沢
吾妻小富士OP
(要素ではなく枠連・馬連万馬券を使用)
鳴尾記念 大沼S
1枠右1番[地]タマルファイター
丸山候
7枠左8番スエヒロコマンダー
藤田
2枠 2番(抽)グレイトエンペラー
田中勝
5枠左10番ナリタプロタクター
岡部
8枠右9番テナシャスバイオ
安藤勝
7枠左8番(地)リワードタイタン
勝浦
3枠右5番(父)エアガッツ
柴田善
2枠 2番ステイゴールド
熊沢
4枠 4番ロックリズム
小野
恒例のごとく「どれか1つを使う」と考えるのが正解だろう。
鳴尾記念に限って言うのならば、
1着の5枠5番ならばスターレセプション(前日オッズ:単勝223.4倍)
2着の7枠左8番ならばスエヒロコマンダー(〃:単勝3.4倍)
3着の4枠4番ならばメイショウバチカン(〃:単勝8.9倍)
の3頭が候補なのだが、今週の関東のIM、
7月の夢へ続く、伝統の王道。
が「どこかの天皇賞」「先週の安田記念」を意識している時に、今年の天皇賞(春)・安田記念はわざと頭数立てを少なくしたのならば「直近の同頭数のGIレースの2着をもらう」形にしていたことを忘れてはいけない。
天皇賞(春):同じ12頭立ての天皇賞(秋)の2着:7枠左10番をもらった(父)メジロブライト河内
安田記念(国際):同じ14頭立ての朝日杯3歳Sの2着:5枠右7番をもらった(外)グラスワンダー的場
ココ一番のレースが鳴尾記念の日に、有馬記念の連対馬がギャランティーしたシステムを無視することが出来ますか?
従って、馬券の軸は7枠左8番スエヒロコマンダー。
恐らく1点のサインは、
・先週の安田記念で出遅れた4枠右5番キョウエイマーチの意味。
・大沼Sと鳴尾記念が10頭立てであることの意味。共同通信杯は共同通信杯の日でも、ナリタブライアン・ビワハヤヒデが同時に走った1994年の共同通信杯(10頭立て)・京都記念(10頭立て)の意味を考えなければならないのではないか。
・ファレノプシスを引っ込めた武豊が、どうしてたかが(外)マチカネサンシローくんだりに乗るのか。
・関西のIM「それぞれの馬に「勝つ哲学」」が、どうして先週と同じように文末句点無し形式なのか。
あたりだと思うのだが、私なりに解釈したその全てはスエヒロコマンダーともう1頭の馬を指してくれている。
吾妻小富士オープンともども大本線1点、念のための押さえ1点で勝負するつもりだが、上手くいく予感はあります。

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