オークス/開催前日版
(1998年5月31日更新)

馬券はバタバタ点数を多く買いたくないから、一発のサインを見つけだして効率よく稼ぎたいといつも思っている。
だから週の半ばは一発のサインの発見に必死。
今回は、水曜日版に書いたように「中山牝馬Sで『微笑み』キーワードが出ていたから、中山牝馬Sの考え方が一番おいしいシステムだ。」と結構本気で思ったりしているから、そのことに触れながら、ダイヤルQ2では枠連1点、馬連2点でオークスをメッセージしてみた。
もっとも点数が少ない分だけ取り逃がすことも多いから外れたらごめんなさいなのだけど、サインの内容としてはどの馬券本にも触れられていないで、言われてみれば「なんだ、そんな簡単なことで。」的なものを満載しているつもり。
特に、水曜日版にも書いた「5枠10番から7枠14番の空間の間の1頭」を述べる理由を全部で6つほどダイヤルQ2で言っているのだが、その6番目のサインは来週のダービーでも通用すると思っている。
だって、当人たちが出て来るんですものね。
というわけで、その日限りのサインじゃなくて今後に活かせることを織り込みながら構成しているつもりだから、皆さんのサイン読みライフへの1つの刺激としてぜひ聴いていただきたいと思っている。
でも、もう一回言っとくけど外れたらごめんね。

そしてサイン読みは、人気薄の馬を見つけられるところにその「武器」の威力があると思うから、水曜日版に書いたポジションにに人気薄の馬が入ってくれるとすごく嬉しかったりする。

5枠左10番から7枠中14番のうち1頭だけが馬券になるだろう。

5枠10番のヤマノセンプーは水曜日版で触れた「間引きのシステム」で触れたように除外だから、残りは、

6枠11番ナオミシャイン
6枠12番[父]ラティール
7枠13番バプティスタ
7枠14番エアデジャヴー


のどれかということになる。
このうち、ダイヤルQ2では6枠11番ナオミシャインOR6枠12番ラティールのどちらかだろうと6つの理由で申し上げたのだが、インターネット上では更に2つの理由を追加して、自分なりにも自信を深めてみたい。

a パターン認識のサイン(その1)
天皇賞(春)で触れたパターン認識のサイン。(ここをクリック)
そうすると、今週はお久しぶりの18頭立てG1レースだから、この前18頭立てだった皐月賞と何かが似ているのかな?と思うと、
菊花賞 5枠左10番[抽]ルールファスト 抽選馬の
2頭出し
1着 2枠左4番マチカネフクキタル
南井
6枠左12番[抽]ニケスピリット 2着 4枠右7番ダイワオーシュウ
柴田善
皐月賞 5枠左10番[抽]フジラッキーボーイ 抽選馬の
2頭出し
1着 2枠右3番セイウンスカイ
横山典
8枠右16番[抽]セイクビゼン 2着 6枠左12番キングヘイロー
福永


オークス


5枠左10番[抽]ヤマノセンプー 抽選馬の
2頭出し
さてさて?
8枠中17番[抽]アインブライド
抽選馬の2頭出しパターンがとても良く似ているから、こういう時は菊花賞→皐月賞でもわかるように、

・2枠左4番の1着が2枠右3番の1着に連動したように、出目が連動する。
・5枠10番の抽選馬は動かず。そのかわり、菊花賞で6枠12番だった抽選馬が皐月賞では8枠16番にずれたら、前の抽選馬の後がまでキングヘイローが2着になる、というように抽選馬の後がまが馬券になる。

このどちらかは使われることになる。
ということで、皐月賞の2−6が絡むか、それとも皐月賞で8枠16番だった抽選馬がオークスでは8枠17番にずれたから後がまになるファレノプシスが絡むか、どれかはしなくちゃならない。
ならば、先週のレビューでも書いたように(ここをクリック)、土曜日の金鯱賞の重賞レースはオークスの前座レースなのだから、このパターン認識のサインがどう使われるかは教えてくれるはず。
そして、4歳牡馬の皐月賞と4歳牝馬のオークスの2つのG1レース見比べようとしているのだから、古馬の中長距離重賞レースでG1馬が出走してレースを見つけだしてきて、それがどういう関係だったかを見れば良いことになる。
そんなに難しくないでしょ?
そうすると、

新潟大賞典芝2000m)/4枠左6番に唯一のG1馬だった朝日杯3歳Sのイネルマックスが出走
結果は、吉田騎乗のサンデーサイレンス産駒サイレントハンターがレコード勝ちをして、枠連は5−2
金鯱賞芝2000m)/8枠左9番に唯一のG1馬だった菊花賞のチカネフクキタルが出走。
結果は、武騎乗のサンデーサイレンス産駒サイレンススズカがレコード勝ちをして、枠連5−2

なんだ、一緒じゃん。
というわけで、抽選馬の後がまのファレノプシスでも良いのかもしれないけれど、枠連5−2同士が一発で連動している以上、このパターン認識のサインはまずは皐月賞の出目を考えるべきだと思う。
そして、先週の高松宮記念のレビューでも書いたように「控除率のシステム」がある以上、この群から選べるのは1頭だけ。

皐月賞の枠連2−6、馬連3−12のどれか1つ。
馬番じゃなくて枠でも文句は言えないから、2枠4番や6枠11番にも注意。

このうち6枠がナオミシャインORラティールに重なる。

b パターン認識のサイン(その2)
オークスの「オークの木」はワインを醸造する木の樽の素材だから、日本酒のお酒のレースである中山金杯・京都金杯の杯レースに対するワインのお酒のレースであるジャパンCのカップレースと何らかの関係があると思う。
そうすると、今回のオークスの出馬はジャパンCとそっくり。
どこがそっくりかって、

・JCで1枠1番にブライアンズタイム産駒のシルクジャスティスがいたら、オークスは1枠1番にサンデーサイレンス産駒のダンツプリンセスがいる。
JCで8枠右にサンデーサイレンス産駒のバブルガムフェローがいたら、オークスは8枠右にブライアンズタイム産駒のファレノプシスがいる。
競馬界の「ワカタカ血統」と言われる同部屋兄弟横綱のようなヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンスとブライアンズタイムがクロスをしている。
・JCで4枠右にサンデーサイレンス産駒のロイヤルタッチがいたら、オークスでは4枠右にサンデーサイレンス産駒のバリアシオンバレイがいる。
JCで6枠右にトニービン産駒のエアグルーヴがいたら、オークスでは6枠右にトニービン産駒のナオミシャインがいる。
同枠に同種牡馬がいる状態。
・JCでエアグルーヴのエアとバブルガムフェローのバブが出走していたら、オークスではエアデジャヴーのエアとバプティスタのバプが出走している。
・JCでエアグルーヴの武豊は6枠右だったけど、オークスは武豊は8枠右。
JCでバブルガムフェローの岡部は8枠右だったけど、オークスは岡部は6枠右。
東西ナンバー1ジョッキー、要するに東西の部屋長がクロスをしている。

こんなにそっくり。
ということは、出目や要素が絡むパターン認識のサインが有効なのだけど、これも土曜日のハンデ戦の欅Sで使い方を教えてくれている。

◎欅S(ハンデ戦)
・マル外の2頭出し。うち1頭は関西馬。
・マル地の1頭出し。
・マル市の1頭出し。
◎京都金杯(ハンデ戦)
・マル外の3頭出し。うち1頭は関東馬。
・マル地の1頭出し。
・マル市の1頭出し。

樫の女王のオークスの週だから女王らしく「冠のパターン」に注目なんだけど、欅Sとハンデ戦の王様の京都金杯は、冠の出走パターンがとても良く似ていた。
そうすると、京都金杯の枠連2−5に対して、欅Sは枠連3−2で、2枠が共通。
しかも、牝馬のサイン(ここをクリック)が大活躍であるときに、京都金杯で牝馬の囲みで1着だったミッドナイトベッドと同じように、牝馬の囲みの位置に当たるスペースクラウンが2着をしている。
このようにパターンが似ているときは出目が絡みますよと教えてくれたわけだから、オークスはジャパンCの出目が絡む可能性はかなり高い。

ジャパンCの枠連3−6、馬連3−9のどれか1つ。

このうち6枠がナオミシャインORラティールに重なる。

c まとめ
関東のサラブレッドインフォメーション

揺れてこそ恋、遂げてこそ愛。

をギャグで解釈するのならば、オヤジのぼくらが、女性の「揺れるもの」に恋をするのは普通は大きなお乳。
そろそろ、そんな季節になりましたなあ。
というわけで、

乳=父

だから、このタイプのインフォメーションが出たらマル父に注目なんだけれど、土曜日は乳じゃなくてマル父の隣の牡馬がずいぶん馬券になっていた。
また、土曜日の金鯱賞はシャチホコのようにピーンとしたチンチンがテーマのレースだから、サンデーサイレンスの性豪種牡馬・サで始まってスで終わる「女の何を刺す」チンチン種牡馬のサイレンススズカが1着になっていたりしている。
そんなように男は乳のそばに寄り、チンチンレースで性豪が1着だった流れを見ていると、我々オヤジは牝馬のオークスでは乳=父がある枠には恋しなくちゃならない。
おまけに、土曜日の欅Sでは、マル父のアイネスフウジン産駒のファストフレンド(最初はお友達からね?)の牝馬が1着になったら、お隣のスペースクラウンが2着になりながらレース後故障発生だから、一種の「垣根は高いのねー。」のノックダウン状態。
マル父の牝馬、もしくはその同枠には、めちゃくちゃ恋しなくちゃならないということか。
どちらにしても、水曜日版で書いた6枠。
マル父のラティールがいるんだもん、オヤジのあたしは乳がある6枠ナオミシャインORラティールに恋をしますけれど、果たして成就するでしょうか、それとも恥をかくだけでしょうか?

1着 3枠左6番エリモエクセル的場
2着 7枠中14番エアデジャヴー横山典
3着 8枠右16番ファレノプシス武豊

恥かいた。
おまけにオークスのマル父がいた2番と12番はマラヤンRATの「マラ」の一発のサインになって、02−12で¥5,880だって。
しかも、パターン認識(その1)(その2)ともに解釈が誤っている。
結局、パターン認識(その1)は皐月賞の1着騎手の横山典が絡むということなのだろうし、パターン認識(その2)はジャパンCと同じエア〜ヴの馬が絡むということだったのだろう。
10番から14番の空間の中で馬券になるのは1頭だけだから、6枠を選んだ以上、14番はとれません。
というわけで大失敗の選択の仕方だった。
馬は、「間引きのシステム」によりファレノプシスかロンドンブリッジかエリモエクセルしかなかったわけだから、14番が選べていたら上手に的中できたことにはなるけど、所詮は「たられば」だ。
実力不足というわけで、ひたすら修行に入ります。

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