函館3歳S/開催前日版
(1998年8月2日提供)

来週は、8月2日(月)・3日(火)の二夜連続でオグリキャップの子供たちをめぐるドラマ愛の詩「オグリの子」が放映される。
放送局はNHKで、二日間ともpm8:00〜だそう。
こういうときはオグリキャップの色々なことがテーマになるんだろうなと思っていると、今週の関東のインフォメーション「新鮮な風が暑中見舞いになる。」は、

新鮮の「鮮」=鮮やか=馬体が鮮やかな色の芦毛

暑中見舞い=近況報告を兼ねた時候の挨拶=テレビで元気ですよとご挨拶があるオグリキャップ

ときちんと読み取れるから、オグリキャップのさまざまなことがサインになると思って構わないだろう。
いくつか箇条書きにするならば、
(1) オグリキャップに乗っていた騎手(河内・南井・岡部・武豊)
(2) オグリキャップの瀬戸口調教師、馬主さんの近藤俊典氏
(3) マル地、カク地
(4) 芦毛
(5) レコードホルダー
(6) オグリキャップのさまざまなレースの出目
(7) オグリキャップが繋養されている優駿スタリオンの同窓生になるコマンダーインチーフ、ナスルエルアラブetc.
(8) オグリキャップは芦毛のマル父の種牡馬だから、同じような種牡馬のタマモクロス、メジロマックィーンetc.
といったところか。
土曜日のメインレースは、
函館・
マリーンS
1枠 1番(外)シャープウィット
岡部
オグリキャップの騎手 1着が人、2着が馬の組み合わせ
2枠 2番テセウスフリーゼ
的場
馬がレコードホルダー
新潟・
豊栄特別
3枠右3番スノビッシュ
木幡
オグリキャップの引退レースの有馬記念の出目
4枠左8番オグリキャップ武豊
3枠右5番メジロライアン横山典

が一発で連動
出目の一発
4枠左6番クロシェットノエル
中舘
阪神・
西日本スポーツ杯
8枠左12番ファーストアロー
松本
馬が芦毛 1着が馬、2着が人の組み合わせ
6枠右7番マチカネエンムスビ
河内
オグリキャップの騎手
のようにオグリキャップの出目を一発で使ってみたり、一方でオグリキャップの人が1着ならばもう一方は2着、馬が1着ならばもう一方は2着のように要素を対称的に使ってみたり、本当にオグリキャップをなめつくすようだったから、当然、日曜日の競馬もオグリキャップのことは考えなければならない。
ただし、ドラマのテーマは「オグリキャップの子ども」。
土曜日は日曜日の準備期間のような日だから「オグリキャップはこんな馬でしたよ。」と紹介する意味でオグリキャップの現役を使ったと思うのだが、豊栄特別で引退レースの有馬記念の出目を使った以上、日曜日に考えなければならないのはオグリキャップに関連したもののその後(=オグリキャップの子どもたち)になると思う。
そうすると、函館3歳Sのレースの性質を考えてみると、オグリキャップは北海道競馬で活躍したことがあるかというと現役でも種牡馬でもないのだから、オグリキャップと北海道は縁が薄いことになる。
ならば、オグリキャップのドラマがサインとして使われるときに、3歳レースのようなヨチヨチ歩きのレースに対して、オグリキャップの騎手だ、要素だと言う部分を導入にしても仕方がない。
単純に、

NHKで「オグリの子」をやる週だから、
NHKマイルCの出目が絡む


と考えて、そこにオグリキャップが説明できるものがあれば良いと思う。
関東のインフォメーション「新鮮な風が暑中見舞いになる。」にお似合いの一番新鮮なNHKマイルCの出目は、
1着 5枠右9番(外)エルコンドルパサー的場
2着 3枠右5番(外)シンコウエドワード田中勝
3着 4枠右7番(外)スギノキューティ河内
の今年のもの。
このうち、エルコンドルパサーの9番に対しては、土曜日のマリーンS、オグリキャップ騎手の武豊は函館競馬で1日で6勝の大記録を作るもそんなに大したことがないマジックシンガーに乗っていて、案の定敗れた。
その9番がマイトビーウォンに当たる。
またシンコウエドワードの5番に対しては、土曜日のマリーンS、この頃牝馬が大活躍しているときにたった1頭の牝馬のケイエスミラーがオグリキャップの南井で出走するも、やっぱり敗れた。
5番はファイナルキスに当たる。
というわけで、

5枠9番マイトビーウォン勝浦
3枠5番ファイナルキス武豊


は、最低でもどちらか1頭は絡むと思うし、もしかしたら一発なんていう都合が良いことがあるかもしれない(余りないんだけどね)と思っている。
どちらを馬券の軸にするかと、その相手、BSNオープンや北九州短距離Sのオグリキャップを巡る解き方についてはダイヤルQ2を参照して下さい。

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