北九州記念/開催前日版
（１９９８年７月２６日提供）
水曜日版で述べたことは、１枠か８枠。もっと手を広げれば２枠か７枠も含められるのだけれど、この４つの枠から連対馬は１頭だけ出るんじゃないかと思っていた。
いいですねぇ、人気薄が入っていて。
この中から、次の２つの理由で
１枠１番ファンドリロバリー
７枠12番トーワエール
８枠13番ロングシコウテイ
どれか１頭は絡むと思いたい。
マル地には色々な意味があるのだけれど、その週に九州スポーツ杯のようなスポーツタイトルレースがあるときはマル地の両サイドが絡むことが多い。
どうしてかというと、冬期オリンピックのときにスキーやスケートはリンクが整備されていてツルツル滑ると好記録が出る（＝好走出来る）からニジンスキー系の種牡馬の隣が絡んでいたのと同じのノリ。
今の時期はサッカーだから、
サッカー＝地面でマルいボールを蹴る＝マル地をサッカーボールと見立てる
マル地の両サイドには優秀なプレイヤーがいるでしょう？ という考え方だ。
ちなみに、このシステムにはハンデ戦の王者でスポーツタイトルレースの東西金杯のお墨付きがついている。
▽中山金杯
８枠右15番グルメフロンティア岡部（１着）
８枠左16番マイネルブリッジ横山典（３着）
１枠右１番[地]スガノオージ安田富
１枠左２番セイリューオー加藤（２着）
▽京都金杯
２枠右３番[外]ミッドナイトベットＯ．ペリエ（１着）
２枠左４番[地]ホウエイコスモス内田
こんな簡単なサインで連対馬の東西４頭のうち３頭まで教えてくれちゃうのだからバカには出来ないと思うし、土曜日に函館日刊スポーツ杯があって日曜日にハンデ戦の函館記念があって今週のレース構成と似ていたときも、
▽函館日刊スポーツ杯（土曜日）
７枠左８番ミスプロテクター的場（２着）
８枠右９番[地]アドニス横山典（３着）
８枠左10番ライドオンシチー松永幹
１枠 １番サムソンレッド武幸（１着）
２枠 ２番[地]ミフジシーワン横山賀
３枠 ３番[地]ノースチェリー武士沢
▽函館記念（日曜日）
７枠右12番[地]パルブライト木幡（１着）
７枠左13番サクラエキスパート四位（２着）
８枠右14番[地]グロリーシャルマン田面木
マル地の両サイドは炸裂していた。
また土曜日のハンデ戦のＮＳＴ賞でも、
▽ＮＳＴ賞（土曜日）
２枠右２番[地]スーパーマクレガー柴田未（２着）
２枠左３番スプリングマーチ田村宏（１着）
だから、いくらなんでも京都金杯で両サイドを持ってきた「サインの権化」のホウエイコスモスが出走している以上、まずは両サイドが絡むことを考えなくちゃならないと思う。
▽テレビ西日本賞北九州記念（日曜日）
７枠右11番[外]エイシンビンセンス野元（今年の傾向だとここまでは教えない）
７枠左12番トーワエール藤田（枠位置の右隣）
８枠右13番ロングシコウテイ渡辺（馬番の右隣）
８枠左14番[地]ホウエイコスモス熊沢
１枠 １番ファンドリロバリー土肥（馬番の左隣）
今年の場合は８枠左にいるマル地が７枠右の遠いところまでを教えることはないから、７枠は左のトーワエールまでだろう。
水曜日版に述べたルミネッセンス（大和田稔師）の日本海Ｓは、何を使うのかは同系列の「記念の念」の調教師さんが教えてくれると思う。
今週の目立つ「記念の念」のサインは３つあって、
(1) 土曜日新潟12Ｒ ８枠右16番タヤスアイガー宗像（土田稔師）------>８枠右がロングシコウテイに当たる
(2) 日曜日新潟８Ｒ １枠 １番ローラパシフィック亀山（土田稔師）-->１枠１番がファンドリロバリーに当たる
(3) 〃 新潟10Ｒ ８枠左12番クラシックウィン矢原（大和田稔師）-->12番がトーワエールに当たる
(1)・(2)は、日本海Ｓの出目と、ホウエイコスモスの隣に当たる。
(3)は、日本海Ｓでルミネッセンス自身がいた７枠と、クラシックウィンの12番と、ホウエイコスモスの隣に当たる。
ホウエイコスモスを宝塚記念のような意味で使われてしまうと、この「マル地の両サイド」作戦はスカに終わってしまうからそれだけが恐い。
ただあの時は、土曜日の垂水Ｓでマル地の使い方を教えてくれて、日曜日はその発展形だった。
そういう意味じゃ今週はハンデ戦のマスコミタイトルレースのＮＳＴ賞で「マル地の隣」が炸裂した以上、同じハンデ戦のマスコミタイトル北九州記念でも同じ使い方をするはず。
ホウエイコスモスの隣のどれか１頭（７枠12番トーワエール、８枠13番ロングシコウテイ、１枠１番ファンドリロバリー、あくまでもどれか１頭）が絡むことを信じてしまいましょう。
軸馬（この馬を軸にして、上記の３点流そうかと思っている）はダイヤルＱ２にてレポートしています。
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