オールカマー・神戸新聞杯/水曜日版
  (1999年9月17日提供) [index] | [next] | [back]

先週の日曜日、成功したのは朝日CCの10.1倍(30%)と道新杯の4.9倍(70%)(朝日CCは途中少々バタバタしてしまったが何とか引っかけられた。)。
道新杯は、神田うのがゲストだったから「7枠ヴィクトリーバンク(牝馬)と6枠ノーザンウェー(牡馬)」の馬名頭文字の「うの」のうち、神田うのは女性だから牝馬のヴィクトリーバンクを選べば良いのだし、相手は距離2600mの長距離で2頭出走の牝馬が同時に馬券になることはないのだから、弱い牝馬には強い牡馬でしょうというわけでハンデ頭のインターフラッグか強い者の代名詞の冠(外)を背負ったザフォリアを選べばOK。
朝日CCは、小倉記念の4−5が連動するのは当たり前として(高橋亮の小倉記念病院以外にも理由があるのです)、その相手は道新杯の神田うのが去年「走れJRA」の三羽烏・ランニングゲイルが作った枠連6−7に置かれているのだから、関東から見た他場同士の関係になる札幌・阪神は「システムが同じ」の関係になって朝日CCも去年の枠連1−8に注目しなければならないし、それは、
8枠右11番(父)テイエムオオアラシ和田(去年の2着騎手)
8枠左12番ジョービッグバン山田和
1枠 1番(父)(市)ツルマルツヨシ藤田
2枠 2番(父)ニシノダイオー河内(去年の1着騎手)
去年の連対騎手が囲い込んでいることでも表現されている。
よって4−5から1−8に向かっていわゆるAB−XY馬券(この馬券作戦を提唱した天才予想家・宮城氏の娘さんはJRAの職員となったはず。JRAが身内に引き込んだ以上、考え方としては有効だと思っています。)を買えばOK。
というわけでこの2つのレースは成功だったのだが、京王杯AHはちょっと大魚を逃した気分だ。
京成杯AH・AB−XY馬券のAB
95年ドージマムテキの枠連2−3のうち、ドージマムテキに乗っていた柴田善の(外)ブラックホークか、ドージマムテキと同じように日曜日の重賞レースじゃないレースを勝ち上がってやってきたドラゴンライトのどちらか。
AB−XY馬券のXY
京王杯AHの出馬の造りはスプリンターズSのお出迎えだったから、前日のニューマーケットCでスプリンターズSの1着騎手吉田(マイネルラヴ)と3着騎手岡部(タイキシャトル)が馬券になった以上、1着の5枠左10番に当たる(外)スピードワールドか、3着の7枠右13番に当たるサンライズアトラスのどちらか。
実は開催前日版に書いた「人気馬=スピードワールド」「意外なあの馬=サンライズアトラス」だったから、ABのブラックホークの囮にさえ気がつけば何とかなるかもしれない馬券だったのだ。
それにしてもフォア賞の2枠3番エルコンドルパサーはきつい。
今年エルコンドルパサーが海外レースに出走したときは、
□イスパーン賞
6枠4番エルコンドルパサー蛯名→高松宮記念で4番マサラッキ藤田が1着
□サンクルー大賞典
6枠8番エルコンドルパサー蛯名→枠を馬番とみなして函館記念で6番ジョービッグバンが1着
エルコンドルパサーのポジションを使っていたから、スピードワールドもサンライズアトラスもエルコンドルパサー・ポジションに当たらない以上、ブラックホーク・ドラゴンライトならばエルコンドルパサーの3番に当たるブラックホークの方を選ぶしかないと思った。
結局、出馬のパターンがイスパーン賞の日のフリーウェイS(馬連万馬券)、サンクルー大賞典の日の函館記念(馬連万馬券)と同じように「(外)の三連荘以上の接触 + 1つの枠だけポツンの(外)」の構成の京王杯AH・朝日CCだったから、どちらかは馬連万馬券を考えなければならなかったということなのかもしれない。
どちらにしてもブラックホークの2枠3番は残った。
あのフライング気味のロケットスタートからすると短距離系レースの予告になるはずだから、注目はスプリンターズSか高松宮記念につながること。
先週の競馬が京王杯AH=ナリタブライアンの菊花賞(3枠右−7枠右)、朝日CC=ナリタブライアンの皐月賞(1枠−4枠)のようにナリタブライアンを強調したのだから、ナリタブライアンの引退レース・高松宮記念が正解かもしれない。
京成杯AHは馬連2点勝負の中にサンライズアトラスがあったことで勘弁。

産経賞オールカマー/神戸新聞杯
というわけで、JRA90'Sメモリアルフェアの入口の先週、君臨したのは90'S唯一の三冠馬・ナリタブライアン。
さすがにナリタブライアン一発の後でまたまた同じ馬の一発をプレイするようなバカな真似は絶対にしないのがJRAサイン読み担当者の方の美学だからナリタブライアン一発だけは除外しても構わないと思うのだが、フェア開催期間を起承転結がある1つのストーリーとみなした時に、先週の「起」に対して今週の「承」がナリタブライアンから大幅にずれることもないはず。
今週はそのナリタブライアンの函館3歳の同日競馬である神戸新聞杯(1993年、ナリタブライアンのお兄さんビワハヤヒデが1着)があるのだから、ナリタブライアンも3歳を考えなければならないだろう。
ならば、今週は神戸空港の着工に関するニュースが流れた週。
おまけにアグネスワールドが成田空港の離陸許可時間23:00を超えたため飛行機が飛べなくなり、そういう制限がない飛行場(ポートアイランド沖に建設される神戸空港だから近隣住民を気にすることはない)ならばそんなこともないのになあと思わせられた週。
ナリタブライアンの朝日杯3歳Sの関東IM「未来への飛翔が約束される。」は神戸空港着工の場面にお似合いだから、その日の競馬が1個だけ、しかも先週の「起」が皐月賞・菊花賞の枠だった以上、枠がつながるはずだ。
関 東 関 西
朝日杯3歳S ポートアイランドS
1着 5枠左8番ナリタブライアン
南井(馬主・山路秀則氏)
1着 5枠左9番(市)ワイドバトル
土肥
2着 6枠右9番(外)フィールドボンバー
柴田善
2着 5枠右8番(外)ケイウーマン
田原
(3着 3枠左4番(抽)トラストカンカン
田中勝)
(3着 4枠右6番メイショウレグナム
松永昌)
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
産経賞オールカマー 神戸新聞杯
7枠7番ホッカイルソー
江田照
3枠 3番オースミブライ
武幸(馬主・山路秀則氏)
4枠4番ダイワオーシュウ
柴田善
7枠左10番フロンタルアタック
安藤勝
5枠5番ダイワテキサス
蛯名
4枠 4番ラスカルスズカ
武豊
※オールカマーは出目ではなく騎手の柴田善を使った。
神戸新聞杯はポートアイランドSではなく朝日杯3歳Sのナリタブライアンに対して同馬主の「フライ」馬名・オースミブライトが1着。

オールカマー 5枠(5番)か6枠(6番)
神戸新聞杯  5枠右(5番)か5枠左(6番)



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