関屋記念/水曜日版(含・函館3歳S/レビュー)
  (1999年8月6日提供) [index] | [next] | [back]

まずは函館3歳Sのレビュー。
《ひとことヒント》に書いた前年のスプリンターズS(枠連2−5)との関係は、思っていた2枠じゃなくて、5枠。函館3歳Sにはあれだけマイネルが出ていたのだしシーキングザパールの武豊は仏遠征中なのだから、マイネルラヴの5枠と考えるのが正解だったのかもしれない。
一番星(新馬戦第1号、枠連2−5)との関係も、思っていた2枠じゃなくて、5枠の方。関西のIMが「我一番」で1着を強調していたのだしその一番星のレースが本当に珍しくダート競馬だったのだから、1着の5枠を使ってダート競馬がお似合いの[地]エンゼルカロと考えるのが正解だったのかもしれない。
結局、2点勝負の内訳は、
2枠2番ヤマニンリスペクト−1枠1番(外)テネシーガール(80%)
2枠2番ヤマニンリスペクト−6枠左10番プリエミネンス(20%)
だったのだが、軸だと思っていた2枠の替わりに5枠のエンゼルカロが収まっていれば27倍の馬券大本線でイタダキというわけ。
「酷似出馬の連動」は、去年の函館3歳Sの枠連2左−3左の2枠はBNSオープンのマチカネヤマビコの2着、3枠左は有明特別のマヤラブリーの1着で使われてみたり。
また去年の札幌3歳Sの枠連2−6左はBNSオープンの一発のサインだったり。
「30倍超/100倍以下の馬券」も、BNSオープンの50.7倍、有明特別の47.3倍で使われてみたり。
全部、逆。
終わってみればの話で恐縮なのだが、出馬の仕掛けにそう書いてあるし(要は馬の読み方がまだまだ未熟ってこった)、BNSオープンはかつては地方競馬招待のタイトルで行われていたのだから「かつての出目は他場に交流」しても構わなかった。
どちらにしても、「自分のレースで使わないのならば他場に対するサインになる」は、いつも申し上げていること。
その「自分のレースで使わない」ことを微塵も考えないで2枠に惚れ込んでしまったことが、なかなか上のレベルに上がれない一番の原因だと思う。
「OR」で考える癖をつけて、淡々とやっていくのみです。

さてさて、関屋記念は「夏風邪」のレース。
「あんた、何、コホンコホンしてるん?」
咳や=関屋がな。夏風邪うつされてしもたがな。」
だからなのだが、風邪をひくには冷気に当たれば間違いなしというわけで、毎年、
・その近辺の北の地の重賞、函館(札幌)スプリントステークスか函館(札幌)3歳Sの目
・真冬のIMのヘッドコピーに「風=風邪」に関する強力なキーワードが出たときの関連レースの目
が伝染することになっている。
ちなみに、去年は京成杯の関東のIMが「寒風に聴く、若草色の想い。」ならば馬連06−09が一発だとか、96年は札幌3歳Sの枠連3−7が一発だとか。
そんな中で、これも毎年よく連動してくれる東京新聞杯の今年の関東のIMが「やがて光に満ちた疾風となる。」の「疾風=病の風邪」キーワード。
▽東京新聞杯
1着 6枠右11番キングヘイロー柴田善(ダンシングブレーブ産駒)
2着 1枠左2番ケイワンバイキング横山典(去年の冷気レース函館SSの1着馬)
3着 8枠左16番シンボリフェザード四位
キングヘイローは、種牡馬のダンシングブレーブが病に倒れたり、柴田善は失格になったり除外になってみたり。
ケイワンバイキングは、冷気レース函館SSの1着馬でありながら、馬名の真中に「ばい菌」を持っていたり。
関屋記念のレースの性質やこのレースに向かってのニュースにお似合いの馬が連対馬を構成しているのだから、このデータを使う可能性は高い。
しかも、だ。
あの時はプロレスラーのジャイアント馬場さんがお亡くなりになったことに対して、16文キック炸裂の枠連1−6だったのは強烈な印象。
そのジャイアント馬場さんの故郷は新潟県で、そろそろ初盆だ。
まさか、古い新潟のレースで、故郷の大有名人の美しい写真を飾らないことがあるのだろうか?
ジャイアント馬場さんの誰でも知っている得意技は16文キックなのだから、再び、1枠・6枠は大事にしなければならないのではないか?
そして、その1枠は函館3歳Sの1枠、6枠ならば11番が函館SSの11番と冷気レースも説明がつく。
最低でもどちらか一方は絡むはずだ。

東京新聞杯の目を貰う。
1枠、6枠。
枠連1−6一発も有り得なくはない。



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