ジャパンC/水曜日版
  (1998年11月26日提供) [index] | [next] | [back]

私はタバコは吸わないのだが、どうやら12月1日から20円ほど値上がりするらしい。
となると11月末は駆け込み需要(安いうちに買い溜め)でタバコは売れまくり状態。
一種の「タバコバーゲンセール」のようなものだ。
このバーゲンセールで思い出すのは、1995年の金杯(関東)。
思い想いの始まりがある。=重い重いのスタートがある。=品物を持ちきれなくて重いバーゲンセールのスタートだよーん。
というインフォメーションが出たら、サクラローレル・ゴールデンアイで持ちきれない配当の36,730円の万馬券だったこと。
「JT賞」のサブタイトルがつくジャパンCもタバコバーゲンセール状態が乗り移ってそこそこの配当になる可能性がある、かも。

海外から要人をお迎えするサイン
このタバコの例にもあるように、競馬には、政治・経済・社会・国際・スポーツ・芸能と言った「国家が直面している雰囲気」「世の中の雰囲気」を、
・馬名
・騎手
・枠・馬番
・配当
で表現して、それをレコードブックに現代史として残していく側面がある。
だから今週のトップニュース、江沢民氏が中国の国家主席として初めて来日するといった「歴史的出来事」があるときには、必ず何らかの形でその記録を残してくれる。
そして、そのやり方は、
国家的要人が来日した場合には、政府は歓迎の意を表する。
相手国に関連するレースの主役(出目・騎手)が歓迎をする。
2着の馬名・騎手には相手国に関連したものをさりげなく織り込む。
のようになっていて、後にレコードブックを見て数字・馬名・騎手のつながりを追っていけば「ああ、あの時はあんな人が来日したなあ。」とわかるようになっている。
4月第3週〜第4週
ロシアより
エリツィン大統領来日

・会談場所は静岡の川奈。
橋本首相と伊豆(静岡県)の海で
海釣りをするパフォーマンス
テレビ静岡賞 桜花賞(4月第3週)
5枠右9番ストーミーサンディ藤原 5枠右9番ファレノプシス武豊
8枠右15番ヤクモレインボー田面木 7枠左15番ロンドンブリッジ松永幹
(ロシアのロ)
  馬連配当2,010円
遠州灘特別(静岡県の海のレース) 皐月賞(4月第4週)
6枠左12番ヤシマキャプテン安田富 2枠右3番セイウンスカイ横山典
2枠右3番ショーザランニング横田 6枠左12番キングヘイロー福永
(ロシアのロ
  馬連配当1,710円
10月第2週
大韓民国より
金大中大統領来日
韓国馬事会杯 クィーンS(10月第1週)
5枠 5番ジェラスガイ的場 5枠左8番エアデジャヴー横山典
2枠 2番オフサイドトラップ安田富 2枠 2番ナオミシャイン柴田善
(かつての韓国遠征騎手)
  馬連配当1,400円
11月第3週
アメリカ合衆国より
クリントン大統領来日
アメリカJCC マイルCS(11月第4週)
3枠 3番メジロブライト河内 6枠左9番タイキシャトル岡部
7枠右8番マイネルブリッジ岡部 7枠右10番ビッグサンデー高橋亮
(NYはビッグアップル)
  馬連配当1,290円
11月第4週
中国人民共和国より
江沢民国家主席来日
安田記念(このレースが正解) ジャパンC
1枠左2番タイキシャトル
岡部
6枠11ルコンドルパサー
蛯名
(江沢民だからエの字の馬)
6枠11番オリエンタルエクスプレス
D.ホランド
(香港のGI馬)
1枠 1番アグルーヴ
横山典
(江沢民だからエの字の馬)
  馬連配当1,980円
ならばジャパンCは人や馬を外国から招待してお迎えするレースなのだから、国家が中国の要人をお迎えしている以上、その雰囲気が移っても良い。
そして、わざわざ、江沢民師の歓迎式典がある当日(11/26)にジャパンCのウエルカムパーティを開いて、中国の要人も、外国の馬たちもお迎えしましたよ、という演出をしてくれた。
当然×21337、中国が関連するレースの主役(出目、騎手)が絡むだろう。
問題は中央競馬に中国のレースがないことなのだが、競馬なんていつもシャレの連続なのだから、
中国=中華(ちゅうか)=秋華(しゅうか)
と勝手に考えてやればいい。
ズバリ、秋華賞だ。
ただし、
・先週、格下の国際レースのマイルCSではアメリカJCCの目を1個だけ使い騎手を1個だけ使った。
それまで出目の一発連動だったのが変化した。
格上の国際レースのジャパンCで、果たして皐月賞・クィーンSのような一発連動に戻るのだろうか?
・秋華賞の主役だったファレノプシス・武豊は、ファレノプシス自身は一度はジャパンCに出走しますよとリップサービスをするも出走回避、武豊は今週まで降着処分中のように嵐の最中状態。
そんな中で、果たして秋華賞の一発連動がありえるのだろうか?
・国内の馬しか出走しない皐月賞・クィーンSで、国内の話題である外国要人一色になるのは良い。
また、国際レースのタイトルがついていても日本の馬しか出走しないマイルCSで、重い付き合いをしているアメリカ一色になるのも良い。
でもジャパンCには、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダの人と馬が出走する。
果たして中国一色で構わないのだろうか?
日本がいつも向いている視線は西側なのだ。

・「JT賞」である以上、配当はそこそこになるはず。
しかも中国国家主席の「初来日=金杯」である以上、中国の国民気質(お祭り好き、形式よりはお金)を考えたらお出迎えは派手な方(出目よりは、高配当)が良い。
ところが、一発連動したロシア、韓国、アメリカの場合は、いずれも配当が10倍程度。
一発連動と配当そこそこの関係には矛盾が生じる。
のように一発連動をするには問題があり過ぎる。
使う数字は1つだけだろう。

▽秋華賞
1着 7枠中14番ファレノプシス武豊
2着 4枠右7番ナリタルナパーク佐藤
枠・馬番、使う数字は1つだけ。(騎手は出走しない。)



みなさんはどの数字だと思います?
4枠ならば右側になるけれど、7枠ならば中だから左右が確定していない。右側、左側のどちらだと思います?
そして、それらの数字を選ぶ理由は?
さらにシアのエリツィン大統領が来日したときは桜花賞でンドンブリッジ、皐月賞でキングヘイーが2着になったように、中国の沢民国家主席が来日したからアグルーヴ、ルコンドルパサー(中がないから江=エ)が2着になるみたいなことがあると思います?

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