ジャパンC/レビュー
  (1998年12月3日提供) [index] | [next] | [back]

先週は自分の信念の馬券を買えた。
思いっ切り負けはしたが。
エリザベス女王杯の時のような中途半端なことはしたくなかったから、水曜日版に書いたことを真っ直ぐに信じ切って超万馬券狙いをして結果としては特攻隊してしまったのだが、この積み重ねで構わないと思っている。
いずれは桜が咲くに決まっている。

ただ、先週は適用するサインレースの選択を誤ってしまったから、これは本当に申し訳ないと思っている。
結果的には、
安田記念(国際) ジャパンC(国際)
中国のGIホース・オリエンタルエクスプレスの来日 中国の国家主席・江沢民氏の来日
1枠左2番(外)タイキシャトル岡部
(最優秀短距離馬)
(1年前と同じタイキ馬名)
6枠11番(外)コンドルパサー
蛯名
6枠11番[外]オリエンタルエクスプレス
D.ホランド
1枠 1番グルーヴ
横山典(年度代表馬)
(1年前の2着馬)
4枠左8番ヒロデクロス
吉田
5枠右9番スペシャルウィーク
岡部
・これから海外遠征に行く馬と海外から遠征した馬のいわゆる「往来」の組み合わせ
・乗り物の組み合わせ
江沢民氏の名前を「エの字がやってきた」と現代史に記録する。
・「エ(男)」と「エ(女)」のご夫妻の組み合わせ
・空飛ぶものの組み合わせ
でわかるように、中国からの先兵・大使として事前会談をしていたオリエンタルエクスプレスの安田記念の枠連を使ったに過ぎない。
しかも、江沢民氏の頭文字の「エ」をとって「エの字」同士の1・2フィニッシュで、配当は「海外から要人をお迎えするサイン」恒例の10〜20倍台となる1,980円。
サインレースとして秋華賞をチョイスしたことが一番大きな間違いだったのだし、タバコ問題にこだわり過ぎたり(20円値上げはやはり小さかったか。とはいえCBC賞を一発で教えてくれている。)一発連動はなしよのように考えてみたことも間違いだったわけだ。

何故秋華賞が否定されたかだが、単純に、秋華賞で1着だった武豊が降着処分期間中だからで構わないと思う。
というか、どうしてこんな基本的なことを見逃していたのだろう。
競馬のサイン読みは「上に置かれたもの」「ナンバー1」「格」を重視する。
例えば、江沢民の記録を残す場合はその名前か個性のどちらかなのだが(私は、名前を捨て個性を取って超大穴を狙った)、名前の場合だと、


と3文字あるのならば、殆ど一番上の「エの字」だけを考えていれば良い。
また、出馬表中のサインは出走しているGI馬(もしくは一番格上の馬)が教えてくれることが一番上のことが多い。
ならば、西の騎手ナンバー1・武豊が降着処分でターフに不在の時は、東の騎手ナンバー1・岡部が代理するのは当たり前。
そして、ジャパンCは国際レースなのだから同じ国際レースのマイルCSでやってくれたことを振り返ってみると、タイキシャトル・岡部は優勝、シーキングザパール・河内(武の兄弟子)は惨敗なのだから、タイキシャトルwithオリエンタルエクスプレス(中国)を上位に考えるのは当たり前。
そんな中で、武豊の秋華賞をチョイスしたのは完全にエラーだとしか言いようがない。

ただ、これで「海外から要人をお迎えするサイン」が有効なサインであることは分かってもらえたと思う。
大井競馬もそのバリエーションになっていて、水曜日に行われた東京3歳優駿牝馬は「海外の要人と一緒に記念写真をパチリ」をテーマにした出馬表だったのだが、
▽東京3歳優駿牝馬
1枠 2番スティフローラ(エの字)
2枠 3番トップアロー(2着)
2枠 4番アオイコマヨシ(葵の御紋/日本の草花)

7枠 13番ロザリオ(キリスト教のロザリオ、もしくはバラ園の意/西洋の花)
7枠 14番テーケーレディ(1着)
8枠 15番フテースキップ(エの字)

・「エの字」の両サイドの一発
・西洋の花の同枠が1着、日本の花の同枠が2着
このやり方は先週の富士S(中国のエの字が1着、日本の天皇陛下が2着)とキャピタルS(エの字の隣同士での1・2)の合成だから、地方競馬でも応用できる。
いずれにしても、
・もう一方の共産圏の大国ロシアの場合は、桜花賞と皐月賞でのペアのサインだった。
ジャパンCで中国をやった以上、残された4つのGIの中でもう一度中国をやってくれてペアを作ってくれるだろう。
・今週は武豊の復活。どこかで秋華賞の目が使われるだろう。
・さらに今週はアルゼンチン大統領が来日した。アルゼンチン共和国杯の週の競馬を大事にしなければならないだろう。
こんなことを考えながら、年間の総決算、師走競馬に突入だ。

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