小倉記念/レビュー
(1998年8月20日提供)

5番か3枠のヨミだった小倉記念は最終的に5番のヴィクトリーバンクを選択して失敗しちゃったけど(どんなに良いこと書いてても、書いてる本人がこれじゃあインパクトがないか)、新潟メインの関越S、馬連02−09の2,000円ジャストを50%分って言えたから勘弁して下さいね。
それにしても、シーキングザパールの戦勝ムードが漂っていた先週は、数字も馬名も「彼女の凱旋パレードのトライアル」といった趣だった。
東のメイン
関越S
西のメイン
小倉記念
2枠 2番ファンドリリョウマ
柴田善
3枠 3番テイエムオオアラシ
福永
7枠左9番リンガスエリート
吉田
5枠右6番ツルマルガイセン
高橋亮
1枠 1番ゲイリーマグナム
後藤
6枠8番ビワタケヒデ
藤田
戦争では幹部と兵隊が一体じゃないといけないからっていうんで、関東では、連対馬の片方がエリート(幹部)ならば、もう片方はリョウマ(武士)かマグナム(拳銃)のどちらかしかないんだけれど、結局は日本の軍隊らしくリョウマが馬券になる……。
これは比較的わかりやすいからダイヤルQ2でもズバッと言えた。
でも、関西はちょっと難しかった。
シーキングザパールの個性を浮かび上がらせるために、片方がシーキングザパールの戦利品の3枠8番のうち3枠が1着ならば、もう片方はシーキングザパールの馬名の個性であるパール=6月をとって6番が2着になる(ガイセンはサポート)……。
こちらの方はシーキングザパールという像を浮かびあがらせるために、彼女が海外でG1初制覇をした戦利品を1個だけ使って、もう1個は彼女の個性を数字に置き換えたものを使ったのですね。
正直言ってこのあたりの解釈を間違えてしまったのが残念なんだけれど。
あとは、東西の連対馬は必ず対比の関係になるっていうのが面白い。
例えば、関東が日本的な武士が1着ならば、関西は日本的な枠が1着になる……。
関東がインフォメーションの「真夏に俊英」に対する外国語のエリートが2着ならば、関西は状況のサインの「シーキングザパールの凱旋」に対する日本語のガイセンが2着になる……。
このようにキレイな対比で凱旋パレードを行ったのだから、このパターンはシーキングザパールの本番の時も応用できるし、タイキシャトルもトライアル・本番でかなり近いことが行われると思っておきたい。

あとは、ここに書いた法則は正解。
「札幌日経オープン連動の法則」は、
札幌日経オープン 小倉記念
6枠 6番スノーエンデバー
佐藤
3枠 3番(外に出すと16番)
テイエムオオアラシ福永
5枠 5番(外に出すと16番)アラバンサ
四位
5枠右6番ツルマルガイセン
高橋亮
7枠左9番タイキマーシャル
田中勝
6枠右8番ビワタケヒデ
藤田
今年は内側の6番と外側の16番が1点で連動した、とまとめておこう。
そして「レコードホルダーが出走すれば自分自身か隣が絡むの法則」は、
▽小倉記念
3枠 3番テイエムオアラシ福永(馬番の隣が1着)
4枠右4番シービーエンドレス武幸(レコードホルダー)(除外)
4枠左5番ヴィクトリーバンク古川吉
5枠右6番ツルマルガイセン高橋亮(枠の隣が2着)
両隣の枠が絡んだからこれも正解。
札幌記念にもサイレントハンターとタイキマーシャル(回避予定)のレコードホルダーの登録があるから、この法則は今週も使えるかも。もしかしたら、関屋記念で落馬をした福永が小倉記念を勝ったのだから小倉記念で除外くらったレコードホルダーが乗り移ってサイレントハンターが勝つことがあるのかもしれない。
そして「大文字焼きの火文字」の件は、サインとしては正解でも、明らかに選択理由を間違えている。
3枠 3番テイエムオオ(=大)アラシ
     OR
5枠 5番ヴィクトリー(=鳥居)バンク
サインの総理大臣を選ぶのがメインレースだから、普通は誰でも知っている「大」の字を選ばなくちゃならないのにねぇ。「おかしいなあ」なんて思いながらもヴィクトリーバンクを選択しちゃった私がマヌケってとこか。
馬券の本線がヴィクトリーバンクとツルマルガイセンだっただけに、ちょっとくすん。

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