関屋記念/レビュー
(1998年8月12日提供)

水曜日版ではあれほど自信満々に書いていたシーキングザパールの7枠右13番。
開催前日版ではずいぶんトーンダウンしてしまったが、オークス・ダービーや安田記念で水曜日版で推したことにこだわらなかったおかげでイヤな想いをした(満天に度胸の無さを暴露しているようなもの)のを思いだしたから、最後の最後、PATで打ち込むときに押さえた。
5枠はしょうがなかったですから。
ふぅー。
高配当を少点数で狙い打ちする道具がサイン読みなのだからスガノオージ程度でビビったりしちゃいけないんだけど、時には1500倍の馬券を3万円1点勝負できる人(当たらなかった)が何考えてんだか…。
13番が土曜日に使われたと思ったら、キモ据えて7枠右から買わなくちゃいけないに決まってるじゃない。
大体、先週《ひとことヒント》でレポートしたJRAホームページで今年のJRAフェスティバルの要項が発表されていたことは、
「情報が公開されたら、その時点からサインがスタートする。」
のだから、素早く反応するのは当然の話。
もっとも注目できるのが、
a いままでは10月の京都新聞杯・府中牝馬Sの週だったのが、今年は9月の京成杯AH・朝日CCの週
b いままではフジ・産経グループ色の濃い有明・お台場での開催だったのが、今年は読売グループそのものの「よみうりランド」
といった大幅な変化だったから、それを土曜日と日曜日で交互に使うと考えれば良かった。
例えば、開催場所だけとってみても、
報知杯弥生賞 フジテレビ賞スプリングS
8枠左13番スペシャルウィーク
武豊
3枠左5番クリールサイクロン
蛯名
7枠右10番セイウンスカイ
徳吉
6枠右10番セイクビゼン
江田勇
  土曜日 日曜日
900万のペア同士 オープンのペア同士
札幌     札幌
日経オープン
6枠右6番スノーエンデバー
佐藤
  5枠 5番アラバンサ
四位
新潟 弥彦特別 1枠 1番セザンファイター
柴田善
関屋記念 5枠左6番ダイワテキサス
蛯名
3枠 3番コウチエラミー
藤原
7枠右9番スガノオージ
安田富
阪神 読売杯
天神橋特別
8枠左13番ドングリ
福永
   
2枠 2番ドクトリン
角田
 
このように土日で「レースを交互」「1・2着を交互」に使っているのがわかると思う。
ちなみにどうして弥生賞やスプリングSなのかというと、
・最大のテーマ馬だったシーキングザパールは4歳G1のNHKマイルC(マスコミレース)を勝った馬だから
・関東のインフォメーションが「炎天に清涼を、疾風は新鮮に。」で、清涼・新鮮といった若くて春シーズンのレースを強調していたから
・8月8日はフジテレビの日だから、フジテレビタイトルは使わなわなければならない。一方が4歳のフジテレビ賞スプリングSならば、もう一方も4歳の報知杯弥生賞
と書けば分かってもらえるだろうか?
というわけで、土曜日の関西の読売杯天神橋特別で8枠左13番が1着だった以上、日曜日の関東の関屋記念では7枠右を使わざるを得ないのだ、なんて思っているクセに度胸がないったらありゃしない。
この弱気には、座禅しかなかっりして。

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