ラジオたんぱ賞/レビュー
(1998年7月8日提供)
開催前日版に書いた3枠は「ORの法則、どちらか一方が馬券になるだろう」と思いこんでたのだけど、当日になって、
福島9R/アベリア賞(4歳)
1着 6枠左9番キンバリーシチー
2着 6枠右8番ステージマックス
3着 4枠右4番ノースビール
枠連6−6
阪神10R/生田特別(ハンデ戦)
1着 8枠右11番トーワエール
2着 8枠左12番ウララパープル
3着 6枠右7番ドンスナイプ
枠連8−8
4歳のレースと他場への接続のレース(10Rは9Rと11Rをむすびつける存在だから接続がテーマ)がゾロ目だったから、「ORの法則のはずなんだけどなぁ」と半信半疑になりながらもチョボッとゾロ目を押さえてみたら、うーん、やっぱりなぁの結果。
経験的に言うと、メインレースでゾロ目を作るときは、この日のようにサブの関連レース(無関係のレースじゃダメ)もゾロ目になることが多いと思う。
ちなみに、去年のG1レースだと、
◎桜花賞(キョウエイマーチ/メジロドーベルの8−8)=当日の中山の4歳牝馬のミモザ賞が4−4
◎NHKマイルC(シーキングザパール/ブレーブテンダーの7−7)=前週のテレビ東京杯青葉賞が5−5
この時は安いゾロ目だったけれど、1頭の確実な連対馬を見つけて点数を絞りたいとき・あれやこれや迷っているときに、この法則で救われることが結構ある。
もっとも、最初からお目当てのレースのゾロ目が予習できていれば、サブのレースのゾロ目も取れちゃう(しかも、一般的にはサブの方が配当が高い)ことになるんですけどね。
そういう意味じゃ、今回の「ゾロ目の予告」はG1馬イシノサンデーの引退だった。
イシノサンデーの皐月賞 ラジオたんぱ賞 共通項 3枠右5番イシノサンデー
四位3枠右4番ビワタケヒデ
藤田・四位と藤田はS47年生まれ同士(ちなみにキムタクはS47年生まれ) 3枠左6番ロイヤルタッチ
南井3枠左5番メイショウオウドウ
飯田・サンデーサイレンス産駒
・南井と飯田はその日たった1鞍しか騎乗がない、いわゆる「ジェット噴射騎手」
G1馬の引退発表があったときは割合に「その馬がG1レースを勝ったときの出目」や「騎手や種牡馬のような要素」が絡むことが多いから、これをどう処理するのかが週の半ばからのテーマだったのだけれど、今回はズバリ一発の連動。
しかも、函館記念までイシノサンデーの四位洋文が乗ったサクラエキスパートでゾロ目の万馬券だったりして。
というわけで、G1馬の引退が発表になったらその馬の「馬体検査」を徹底的にすれば最低でも1個は教えてくれるという「G1馬の引退のサイン」と言うのもある。
「関連レースのゾロ目」とあわせて、記憶にとどめていただければ幸いだ。
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