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■平日版 1999-10-29 update ▼
十中八九、万馬券でしょう
キムラハヤオ勝手内部レポートによれば(みんな、そういうのを作ってるかーい)、7つの理由で万馬券の匂いがプンプン。
正直、私にとってはムセかえるほどです。
このうち2つの骨っぽい理由を今週からスタートした会員の方へのメールに書いたのだが、こちらでは違う理由「今週はいくつかの角度から(仮想)エルコンドルパサーが出走するから」を紹介させてもらうと──。
ズバリ、エルコンドルパサーは万馬券をコールするサイン馬だ。
その理由は、エルコンドルパサー=焦れ込んでるパサーだからで、競馬ファンが焦れ込むのは万馬券を見せられたときだから。
それが証拠に、今年、エルコンドルパサーが海外競馬に出走したときの日本の競馬は万馬券だ。
(1) イスパーン賞出走時
東京:フリーウェイS \32,800
新潟:大日岳特別 \11,160
(2) サンクルー大賞典出走時
函館:函館記念 \11,290
(3) フォア賞出走時
中山:京成杯AH \23,440
(4) 凱旋門賞出走時
土曜日/阪神:ギャラクシーS \21,020
日曜日/阪神:セントウルS \12,950
しかも、今週はイスパーン賞当日の高松宮記念と同じ17頭立ての天皇賞(秋)にして、あの高松宮記念だけが万馬券じゃなかったのだからそこに万馬券を埋め込みたい気分にさせていますよ、と。(枠連1−2−2、馬連02−04−03の出目が連動するでも構わない。別に可能性がないわけではない。)。
函館記念当日の反対競馬、ラジオたんぱ賞の主役シルクガーディアンが出走する天皇賞(秋)だから、あのラジオたんぱ賞は万馬券ではなかったのだからこちらも万馬券を埋め込みたい気分にさせていますよ、と。
ギャラクシーS・セントウルSの週はセ・パ両リーグの優勝チームが決まったのだけれど、今週は日本シリーズの優勝チームが決まった──ならばあの時はウエスタンリーグの関西圏が万馬券の連発だったのだから、今週はイースタンリーグの関東圏が万馬券になっても良いでしょうよ、と。
そこにエルコンドルパサーが海外競馬に出走したのと同じように、(仮想)エルコンドルパサーがちらついていれば、万馬券、ほぼ万全でしょう──。
そうすると、
(1) 土曜日の赤富士S(ダート2,100m)は、このレースがメインレースに組まれたのは見たことがないのだから、これは恐らく来年のセンチュリーカップの先出しの意
(2) 日曜日、スペシャルウィークは前走の京都大賞典で天皇賞(秋)敗退のオグリキャップ・ナリタブライアンを演じたのだから、オグリキャップ・ナリタブライアンを基準にした場合に今週は天皇賞(秋)の次走になるジャパンカップ。来年の天皇賞(秋)は国際レースだから、これは恐らく来年のジャパンCの先出しの意
以上のように来年のジャパンC当日の番組フォーマットの先出しだから、そこでは色々な方の口から必ずエルコンドルパサーのことが語られているはず。
そのことが(仮想)エルコンドルパサーなのだから、彼は今週きちんと存在してくれている。
また、エルコンドルパサーが海外から帰ってきた週の毎日王冠(国際)・京都大賞典は、本当はそこにエルコンドルパサーがいたのだから彼をセレブレイトするために万馬券を作らなければならないにも関わらず、土曜日のメインレースも含めて一切の万馬券を作らなかった──。
あの時の主役は(外)エルコンドルパサー(強い(外))=(外)グラスワンダー(強い(外))だったから、古馬中長距離の延長線上にある天皇賞(秋)に対しては「焦れ込んでるパサー」の性格の方を残してあるわけだ。
以上、少々面倒くさいアイテムの説明になってしまったが、会員の方へ書いたことや、サイン会議に書いたサイン馬・エイシンキャメロンの出走や、その他モロモロの考え方は「もう、万馬券のサインのオンパレード」。
私の中には一点の曇りもないことだから(先週も「ヒシピナクル、一点の曇りもない」なんてほざいていたから皆さんが信じるには不安があるかも。でも私は信念でやります。)、「レース後に片方しか当たらなかった」ということがないようにするだけだ。
十中八九、5枠(9番OR10番)か7枠(13番OR14番)のどれか1つでしょう
まずは、今週は先週のウメノファイバーに引き続いて休養明けGI馬エアジハードが出走だから「休養明けGI馬のサイン」が使える。
しかもエアジハードはウメノファイバーと同じように、
・GI獲得後の休養明け初戦
・蛯名騎乗
・(父)サクラユタカオー産駒
だから、やることは同じのはず。
■休養明けGI馬のサイン
(1) 前走の目・馬・騎手を使う。
(2) その馬が連対出来なかった直近のレースの目・馬・騎手を使う。
必要なのは(1)の安田記念、(2)のNHKマイルCだろう。
▽99年/安田記念
1着 7枠左12番(父)エアジハード蛯名
2着 5枠右7番(外)グラスワンダー的場
3着 7枠右11番(外)シーキングザパール武豊(牝馬)
▽98年/NHKマイルC
1着 5枠右9番(外)エルコンドルパサー的場
2着 3枠右5番(外)シンコウエドワード田中勝
3着 4枠右7番(外)スギノキューティ河内(牝馬)
単純に重なってるのが5枠右だからとか的場だからでも良いのだが、こういうレースのチョイスは競馬会の
声──サラブレッドインフォメーションを聴くべき。
両レース(または同じ週の別なレース)を彷彿させるキーワードがあったり、安田記念・NHKマイルCの発行インフォメーションと同質の重要なキーワードがあったり、必ずヒントはくれるのだからそちらの角度から選べば良いと思う。
故に、この段階でどちらのレースを決めるかは危険。
99年/安田記念の5−7、98年/NHKマイルCの3−5、つまり3・5・7枠の3つの枠のうちどれか1つだけとゆったり考えるのが良いだろう。
今週は福島競馬場で馬連ワイドの試験発売があるのだから、中央競馬は「お祝い=金杯で乾杯」だ。
ならば、果たして馬連の試験発売があった函館競馬場であった1991年の8月末、新潟3歳S・小倉3歳Sで金杯を使っていたかどうかはチェックしてみると、
1991年
(京都)金杯 枠連1−8 → 新潟3歳S 枠連5−8
(中山)金杯 枠連6−7 → 小倉3歳S 枠連4−7
他場に交流する形ではあるが、きちんと使ってくれている。
天皇賞(秋)にはサイレントハンター吉田(中山金杯1着コンビ)が出走してくれるのだから、まさか馬連ワイド発売の週に金杯を使わないこともないだろう。
▽99年/中山金杯
1着 7枠左10番サイレントハンター吉田
2着 2枠 2番ニッポーアトラス蛯名
3着 6枠右7番(父)シグナスヒーロー加藤
▽99年/京都金杯
1着 4枠左5番(外)ヒカリサーメット河内
2着 5枠左7番ブリリアントロード山田和
3着 1枠 1番(父)カネトシガバナー秋山
このうち、中山金杯の7枠が安田記念の7枠と重なるし、京都金杯の5枠が安田記念・98年NHKマイルCの5枠と重なる。
■平日版/まとめ
ほぼ、万馬券でしょう。
ポジションは、安田記念・98年NHKマイルCから3・5・7枠の選択肢が与えられ、中山金杯・京都金杯で5枠・7枠に絞られたのだから、5枠(9番OR10番)、7枠(13番OR14番)のどれか1つだけでしょう。
実は、先週の秋華賞の8枠16番・17番(変えちゃ根性無しだけどね)と同じようにコレと思うポジションがこの中に1つだけある。
でもそれはここでは書けません。じゃ、また開催前日版にでも。
■開催前日版 1999-10-31 update ▼ ▲
えー、軌道修正します。
十中八九、万馬券でしょう
↓
万馬券を受け取るだけ、かも…
サインはいつも表裏一体だから、いくつかの理由で万馬券の匂いを作っておいても、それがブラックホールのような役目になって「万馬券を引き込む、万馬券が連動する」の仕事をすることがある。
私が「一点の曇りもない」と考えていたことは、所詮は大きなブラックホールを作るためだったでも文句は言えないのだ。
そんなときの関東のIMが「永遠の輝きを授かる秋。」。
永遠=手が届かないほど遠いところ
輝き=目立つこと
授かる=受け取る
「手が届かないほどの目立つ万馬券を受け取る」と読めるのだから、むしろ今週はそちらの方の可能性が高いのかもしれない。
ならば手が届かないほどの万馬券とは何か。
(1) 先週の秋華賞94,360円のような超特大万馬券
(2) 東京競馬場では決して買うことが出来ない馬連ワイドの万馬券(土曜日の福島第7R)
(3) 手が届かない存在はスター。東京国際映画祭の開幕週だということもあって、北野特別(北野武/ビートたけし氏)で競馬会のナンバー1・スター騎手の武豊が作った万馬券
(4) この馬が1着になれば単勝万馬券だぞ、のような自分のレースに出走している万馬券オッズの馬
受け取るとは何か。
(a) 出目(枠・馬番)が連動する。
(b) 馬がサインになる。
(c) 騎手がサインになる。
この(1)〜(3)と(a)〜(b)を徹底的に考えなければならないだろう。
例えば考え方の一例を示すならば、天皇賞(秋)ではないが、福島民友Cの8枠左16番には去年の札幌3歳Sで103,510円を作ったスタートマーチがいる。
▽98年/札幌3歳S(14頭立て)
1着 6枠左10番マイネルプラチナム鹿戸
2着 2枠 2番(外に出すと16番)スタートマーチ四位
3着 8枠左14番マークキングオー藤田
馬連02−10 103,510円
彼女はこの時の3着枠位置8枠左に置かれたのだから、相手方の2枠か6枠左のどちらかが呼び込まれて、
2枠 3番(外)タイキダイヤ北村宏
2枠 4番(外)ジェットアラウンド芹沢
6枠左12番(外)スーパーナカヤマ橋本広
が馬券になる可能性がある。
また、彼女はこの時と同じ16番に置かれたのだから、相手方の10番や3着の14番が呼び込まれて、
5枠左10番スタープログラマー木幡
7枠左14番レオショウグン亀山
が馬券になる可能性がある。
勿論、超特大万馬券の馬だから、自分自身、
8枠左16番スタートマーチ山田和
の枠・馬番のどちらかが馬券になる可能性がある。
どれかを選択しなければならないのだが、スタートマーチ=始まりが行進しますよと言っている馬なのだから土曜日の始まりを注目してみると、福島競馬場の第1Rは早く早く馬連ワイドをしたいにも関わらずなぜか7頭立てで馬連ワイドは勿論馬連さえも発売しない。
馬連ワイドの発売は少々間を置いた第2Rからだった。
「ははーん、これは、まずは枠ですよ、その次の馬連ですよというスタイルだから、今週は枠連でサインしておいて、馬連は翌週の予告にするつもりだな?」
という推測が正解ならば、「枠チーム」は福島民友C内を含めて天皇賞(秋)・高雄Sで使うだろうし、「馬番チーム」は来週の菊花賞を筆頭とした日曜日のメインレースを読むときの材料になるのだと思う。
つまり3場のメインレースを考えるときに、
2枠・6枠左(同枠を含めて)・8枠左(同枠を含めて)は外せないのではないか
というわけ。
例えば福島民友Cを推理するのならば、2枠4番(外)ジェットアラウンドと3枠5番(抽)スピードスターで「ジス(ココ・コレ・ヒア・ジスのサイン)」になっているから、2枠のどちらかを選びたいですよと。
そのうち、
2枠 3番(外)タイキダイヤ北村宏
2枠 4番(外)ジェットアラウンド芹沢
3枠 5番(抽)スピードスター上村
永遠の輝きであるダイヤとスター(お空でズーッと輝き続けている)に囲まれて「授かって」いるのだから、2枠4番(外)ジェットアラウンドをチョイスしますよと。
今年死んでしまった大Mr.Prospector様だから、今週の関東のIM「永遠」の「***、フォーエバー」の追悼文句にも似合いますよと。
どちらにしても、
上記、(1)〜(3)と(a)〜(b)を徹底的に考える。
3場のメインレースは2枠・6枠左(同枠を含めて)・8枠左(同枠を含めて)は外せないのではないか。
なのではないかと思っています。
十中八九、5枠(9番OR10番)か7枠(13番OR14番)のどれか1つでしょう
↓
馬が絡む可能性があることを忘れていました
サイン読みはあらゆる要素を駆使したゲームだから、出目オンリーではなく、馬・騎手を考えなくてはならないのは当然のこと。
水曜日版では、安田記念・NHKマイルCの目ばかり書いていたのだが、とあるレースを思い出してみたら休養明け初戦のエアジハード自身が絡んでも文句は言えない。
5枠ならば殆どスペシャルウィーク武豊の方だろうし、7枠ならば殆どクリスザブレイヴ的場なのだが(ひえー、両方ともナリタブライアン騎手なのね)、そこにエアジハード蛯名も含めてやって、この3頭の中からどれか1頭をチョイスすれば良いのではないか。
以上、結論はQ2にて。
尚、今回は平日中、惚れに惚れ抜いたポジション・馬がいるのだが、どうも土曜日の感じだと違う馬の方を指しているっぽい。
未練がましくその馬からの枠連も言ってしまっているので、そこは勘弁して下さい。
■レビュー 1999-11-2 update ▲
本命にした(父)エアジハードが1着になってくれるかと思った瞬間にステイゴールドが抜け出しさらにその大外をスペシャルウィークが強襲したゴールを見て、悔しさよりも先に「ああ、振られちゃったなあ」と笑ってしまった天皇賞(秋)。
「振られる」というのは、サイン読み担当者が仕掛けた心理的誘導作戦に引っ掛かってしまったということで、長い間サイン読みと関わっているとついついそちらの方に誘い出されてしまう。
今回も「ポジションの選択を誤った」「万馬券だと思っていたのに万馬券ではない方に誘導された」等々、それにまたまたやられた、だから思わず笑ってしまったというわけ。
しかも、当初のクリスザブレイヴへの気持ちを変更して、エアジハードじゃん、やったね、今回は振られなかったもんねなどとわかった気になっているのだから、二段・三段構えのガードの厳しいこと厳しいこと。
おまけに大事にしていた「GI馬休養明け初戦のサイン」は実は5枠右のスペシャルウィークを指していたことになるのだが、最初7枠と思っている人間がエアジハードに翻って、さらにそこから5枠右にいくのも至難の技。
出馬が発表になってからの落ち着かない心理状態では、こんなものかもしれない。
とにかくこれを克服しない限り将来のバラ色はないのだが、残念賞程度でもお金(複勝340円、もっとも私は買っていない)になってくれたエアジハードの方に向かったのは、たぶん去年までならクリスザブレイヴのままだったと思うから、ちょっとした進歩だろう。
バラは間違いなくそこにある。
うーん、プンプン匂ってくる。
楽観的にならなきゃやってられるもんか。
以下、平日版・開催前日版のレビュー。(会員の方へのレビューは平日版メールにて行います。)
平日版:十中八九、万馬券でしょう
↓
開催前日版:万馬券を受け取るだけ、かも…
うへ、のっけから恥ずかしいで。
平日版は、万馬券の可能性が高いと思っている───。
でも開催前日版は、万馬券を受け取るほうに路線変更───。
結果は、天皇賞(秋)は平日版通りで、福島民友C・高雄Sは開催前日版通りだったから、天皇賞(秋)も上手にやればどこかで万馬券ゲットの接点はあったのかもしれない。
IM読みに関する敗因は、解釈の整理がついていないことに尽きるだろう。
3場のメインレースの出馬というものは、サイコロの面のように天皇賞(秋)が「1(OR6)」ならば、福島民友C「2OR5」・高雄S「3OR4」のように製作されているから、天皇賞(秋)と福島民友C・高雄Sを全く同じレースで説明することはない。
そんなときの関東のIM「永遠の輝きを授かる秋。」──。
永遠の輝き=手が届かないほど遠いもの、かつ目立つ=万馬券
永遠の輝き=天に輝く太陽、お星様=実はこのうちお星様が北海道のシンボルマークだから、札幌記念・札幌3歳Sのどちらか
万馬券レースの札幌3歳Sは無条件に大事だ。
また、札幌記念は北の天皇賞なので、天皇賞(秋)は札幌記念も大事だ。
でも全く同じ札幌3歳Sを考えてはダメなのだ。
■天皇賞(秋)
福島民友Cでは、今年からの制度である馬連ワイドの発売がある。
高雄Sは登録馬15頭が1頭のお休みもなく全馬出走で、このケースは今年の中山・韓国馬事会杯以来。その韓国馬事会杯の裏側の重賞が札幌3歳Sだった。
よって天皇賞(秋)の出馬で今年の札幌3歳Sをアピールしていたのではなく、福島の新しい制度と京都の登録全馬出走の裏競馬から今年の新作である札幌3歳Sを読みとらなければいけなかったのだろう(本人は開催前日版に書いているときに意識しているのだが、エアジハードと8枠にガンガン気持ちが行っているので、あれあれ今年の札幌3歳Sが説明できないよなあ、という程度。正直、今年の札幌3歳Sについては疑心暗鬼だったが、終わってみれば……大正解。)。
▽99年/札幌3歳S
1着 3枠 3番マイネルコンドル伊藤直
2着 6枠左9番ジョウテンブレーヴ小林徹
3着 1枠 1番[地]エンゼルカロ田中勝
それに札幌記念が加わる。
▽99年/札幌記念
1着 3枠 3番セイウンスカイ横山典
2着 7枠左8番ファレノプシス武豊
3着 2枠 2番(外)ツクバシンフォニー四位
↓↓↓
▽天皇賞(秋)
1着 5枠右9番スペシャルウィーク武豊
=札幌3歳Sの2着9番と、札幌記念2着武豊を使う
2着 3枠左6番ステイゴールド熊沢
=札幌3歳S・札幌記念の1着3枠を使う
また、北の天皇賞である札幌記念が授けるということは、札幌記念1着馬である王様が両サイドに賞を授けるとも解釈出来る。
従って、
3枠左6番ステイゴールド熊沢(2着)
4枠右7番セイウンスカイ横山典
(札幌記念1着馬=北の天皇陛下)
…
5枠右9番スペシャルウィーク武豊(1着)
これでも解釈はOKなのだろう。
■福島民友C・高雄S
天皇賞(秋)から見た場合、お互いは両サイドのレースなので使うレースは同じで構わない。
両レースとも福島民友Cに出走しているスタートマーチの札幌3歳Sの万馬券を使う。
そして2レースで4つの連対ポジションがあるのならば、そのうち3つは説明つくけれどももう1つは違うというのがいつものパターン。
▽98年/札幌3歳S
1着 6枠左10番マイネルプラチナム鹿戸
2着 2枠 2番スタートマーチ四位
3着 8枠左14番マークキングオー藤田
↓↓↓
▽福島民友C
(開催前日版で説明したように今週の福島は枠が大事)
1着 2枠左4番(外)ジェットアラウンド芹沢
=2着の2枠を使う
▽高雄S
1着 2枠左3番(市)マイネエルザ幸
=2着の2枠を使う
2着 6枠左11番(父)ジョカトーレ安藤勝
=1着の6枠左を使う
天皇賞(秋)を福島民友C・高雄Sの角度から考えて「2枠OR6枠左OR8枠左」だろうと曖昧に考えていてはダメなのだ。
これに関してはこちらで(外)ジェットアラウンド(単勝990円)を指摘できたことで勘弁いただきたい。
あとは、天皇賞(秋)が万馬券であることも、きちんとサブコピーに補足説明がしているのに見逃していた。
サブコピーの3行目「盾の名誉が君に永遠なる輝きを授ける。」
盾の名誉が=かつて天皇賞(春)(秋)のどちらかで馬券になった出目・馬・騎手が
君に=競馬ファンのあなたに
永遠なる輝きを授ける=万馬券をもたらしますよ
盾の名誉とは天皇賞(春)(秋)の1着のことだから、天皇賞(春)1着馬のスペシャルウィークが相手に天皇賞(春)の1着枠・3枠を連れてきただけ。
終わってみれば簡単じゃんっていつもそうなんだけどさ。
また、開催前日版に書いた件について説明しておく。
(1) 秋華賞94,360円のような超特大万馬券
結局使わず。
シンボルマークの1着騎手・ブゼンキャンドルの安田康を日曜日の京都7Rで落馬させたのだから関係ないでしょというのが消しのサインだったのだろう。
おまけに2着騎手・クロックワークの横山典弘を天皇賞(秋)・セイウンスカイで一ヶ月の出走停止処分にしちゃったりして。
ただIMには、
永遠の輝きを授かる秋。
「秋」と書いているのだから、天皇賞(秋)ばかりではなくもっと長いスパンで考えても良かったのかもしれない。
永遠はフォーエバーでさよならのこと。
今週は開催さよならの東京競馬・京都競馬の最終週。
だから開催最終週の福島記念、ジャパンCetc、有馬記念etcの週に再注目なのかもしれない。
(2) 東京競馬場では決して買うことが出来ない馬連ワイドの万馬券
結果を見る限り、競馬会がやりたかったストーリーは次の通り。
初の馬連ワイドの万馬券は土曜日の福島第7R。
▽土曜日/福島7R
1着 8枠右12番ダイワジュリエット木幡
2着 4枠左5番(父)ライクアドリーム小林久
3着 8枠左13番サターン土肥
05−12=11,160円 05−13=10,930円
2着の4枠左を拡大馬連(ワイド)発売記念渡利特別の1着・4枠左6番ハリアップスキー芹沢で使用。
拡大馬連(ワイド)発売記念で保証書を付けて、サインの宣言をしたのだろう。
「2着の枠位置を使いますよ」の土曜日だから、土曜日の「2OR5」は日曜日にはひっくり返って東京競馬の「1OR6」か京都競馬の「3OR4」のサインへとなる。
そうすると、ワイド馬券で「手が届かない」万馬券が日曜日の福島第2Rに出現。
▽日曜日/福島2R
1着 8枠左14番テンザンミラー上篭
2着 3枠左4番マイネキャンディー二本柳
3着 1枠 1番メグミサミー田村宏
01−14=49,710円
私は天皇賞(秋)に対してこの8枠左と1枠が一発のサインになると思うも(何となく感触でなんだよね、土曜日の福島7Rが理論つけられていない)、結局は2着の3枠左が天皇賞(秋)の2着・3枠左6番ステイゴールド熊沢へのサインだったというわけ。
(3) 北野特別で競馬会のナンバー1・スター騎手の武豊が作った万馬券
出目だと思っていたら、単純に騎手の武豊だったという話。
(4) この馬が1着になれば単勝万馬券だぞのような万馬券オッズの馬
ココ一番のレースを教えてくれるサインは、大事な大事な主役付きになる一種の裏方・黒子のような存在だから、主役に似合う格・質がないといけない。
だから単勝万馬券は万馬券でも「とてつもなく大きなもの」だけをターゲットにすれば良い。
土曜日のスワンS=5枠右5番(外に出すと17番)サンエムキング松永幹 単勝379.1倍
「サインはサンエムキングだ」の選択は良かった。
私、外に出した17番(父)ツルマルツヨシだとばっかり考えていました。
結果は、一番単純に5枠右の枠位置をとってスペシャルウィーク武豊だったという話。
ちなみにQ2ではIMに書いてある「永遠の輝きは、外に出したんじゃ輝いてないでしょ?」なんてこと言っているくせに、このザマ。
素直に枠位置取ればいいのにねえ。
平日版:十中八九、5枠(9番OR10番)か7枠(13番OR14番)のどれか1つでしょう
↓
開催前日版:馬が絡む可能性があることを忘れていました
実を言うと開催前日版に5枠右9番スペシャルウィークの名前は出しているのだが、前述のように週の半ばの恋人が7枠右(13番)、レース当日の愛人がエアジハードだから、心の中では全然考えていない。
出馬のポイントとIMを正確に読めば「5枠右」ですよと書いているのだから、もう少し慎重さが必要なようです。
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