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■平日版 2000-5-26 update ▼
平日版にサイン会議に書いたことをまとめましょう。
ダービー(1)
2枠か8枠(馬よりは出目の方が上でしょう)、エアシャカールか(父)ダイタクリーヴァに注目だと思います。
◎凱旋門賞登録正式アナウンスのサイン
去年、ダービー直前に、翌週の安田記念当日に(外)タイキシャトルに関するイベントがありますよとのアナウンスがあったならば、ダービーは(外)タイキシャトルの安田記念の目1枠左2番−6枠右11番を一発で受けたのだから、今年も年度代表馬(外)エルコンドルパサーを思い起こさせるさまざまなイベントがダービーに影響を及ぼすのは必至でしょう。
恐らくその1つが、(外)エルコンドルパサーの年度代表馬となった最大の決め手は凱旋門賞2着であったこと。
そしてその凱旋門賞は、実は(外)エルコンドルパサーの世界に誇れる最大の戦歴がジャパンCの1着であるときに、
□1998年/ジャパンC
1着 6枠左11番(外)エルコンドルパサー蛯名
2着 1枠 1番エアグルーヴ横山典
3着 5枠左9番スペシャルウィーク岡部
↓↓↓
□1999年/フランス/凱旋門賞
1着 4枠 11番モンジューM.キネーン
2着 1枠 5番(外)エルコンドルパサー蛯名
3着 14枠 2番クロコルージュT.ジャルネ
11番・1枠・自分自身を馬券にして「世界の皆さん、私を見て下さい!」とアピールする場であったこと。
従って出走馬の中に「凱旋門賞関連」があったならば、その馬の世界に誇れる戦歴=つまりナンバー1レースの出目・馬が繰り返されるというのがサインとなるはずです。
そうすると東京GI三連荘の直前になる京王杯SC終了後、(外)グラスワンダー・エアシャカール・(外)マチカネキンノホシの凱旋門賞登録の正式アナウンスがJRAから───。
先週はまずは第1弾として(外)マチカネキンノホシが目黒記念に出走したわけですが、彼の世界に誇れる戦歴がAJCC1着ならば、
□AJCC
1着 7枠右11番(外)マチカネキンノホシ岡部
2着 6枠右9番ステイゴールド熊沢
3着 5枠右7番(父)ゴーイングスズカ芹沢
↓↓↓
□目黒記念
1着 8枠右14番ステイゴールド武豊
2着 2枠左3番(外)マチカネキンノホシ岡部
3着 3枠右4番スエヒロコマンダー四位
1・2着馬を一発で持って来ましたから、これがサインのサイン(みんなが思っているサインが果たして本当にサインとして機能するかどうかのトライアル)となっているはずです。
ならば、ダービーは出走予定のエアシャカールが凱旋門賞登録をしているのですから、必要なのは彼が世界に誇れる戦歴であるGI・皐月賞の出目か馬。
□2000年/皐月賞
1着 8枠右16番エアシャカール武豊
2着 2枠右3番(父)ダイタクリーヴァ高橋亮
3着 7枠中14番(父)チタニックオー角田
出目が大事な目黒記念でAJCCの出目を使わずに馬の一発だったわけですから、この馬が本命だ対抗だとダービー馬を必死に探すダービーで使うのは出目の方なのではないでしょうか。
そして目黒記念で一発・しかも馬連550円ならば、普通はダービーにおける一発はありません。
だから、2枠か8枠(出目の方が上でしょう)、エアシャカールか(父)ダイタクリーヴァじゃないかというワケなんです、はい。
ダービー(2)
テレビCMは、NHKマイルC→オークス→ダービーの三連荘もの。
過去2戦は「自転車で川原の土手を走る=心地よい風を感じる」と説明するのが適当なようで、
NHKマイルC=(外)イーグルカフェ(天高く空を舞い風を感じるイーグル)
オークス =シルクプリマドンナ(踊りを舞い風を感じるプリマドンナ)
しかも他場からきちんと形容されていて、
NHKマイルCの裏・都大路S=サンライズアトラス(サンライズで心地良い大空を表現)
オークスの裏・東海S =ノーザンウェー(ノーザン=方角でステップする方向を表現)
のような状態。
年度代表馬の(外)エルコンドルパサーが風を感じるコンドルだから、そして彼が日本でとったGI2戦が、
NHKマイルCの相手=(外)シンコウエドワード(シンコウ=進行で進むべき方向を後押し)
ジャパンCの相手 =エアグルーヴ(エア=大空で心地良い大空)
だから、このような形になっているのでしょう。
というわけでダービーにおける「心地よい風を感じる」存在は次の6頭。
アグネスフライト河内
エアシャカール武豊
エリモブライアン的場
オースミコンドル武幸
マイネルコンドル伊藤直マイネルブライアン北村宏
なんだよ「飛ぶものバブル」じゃないの。
ということはどれを使うかは他場からの形容がポイントになると思うのだけれど、飛騨S登録馬の何が形容してくれるか意識しておくのも一興かもね。
ダービー(3)
デメゾーBBSに書いた緒形拳さんプレゼンテーターに釣り合いがとれる騎手という考え方が正解ならば、アグネスフライト河内(オジサン騎手)ということになるんだけど、どんなもんでげしょげしょ。
でもって、もう1つの緒形拳さん・プレゼンテーターの解釈。
オジサンがプレゼンテーターならば、甥っ子もそれに見習うべーというわけで、先週の柴田善大落馬は1994年の大オジサン・柴田政人大落馬(騎手生命が絶たれた一件)を彷彿させるわけですから、あの時のシステムがフラッシュバックされても良いでしょう、と。
そうすると、
柴田政人の大落馬=2回東京2日(日曜日)第6R
柴田善臣の大落馬=3回東京4日(日曜日)第6R
お、日曜日の第6Rつながりだなんでオカルトでイイぞ(内心は、よくやるわ)。
でもってその週は、
□土曜日のメインレース=初めて国際レースとなった京王杯SC(G2)(16頭立て)
1着 1枠右1番[外]スキーパラダイス武豊
2着 1枠左2番(外に出すと18番)[外]ザイーテン岡部
3着 5枠左10番[外]サイエダディW.スウィンバーン
日曜日のメインレース=スィートピーS(オークスTR)
1着 7枠左13番ツルマルガール小島太2着
6枠左11番マイネマジック木幡
3着 4枠右6番ハシノホホエミ横山典
土曜日が初体験のG2の重賞、日曜日がオークス関連のレースだったことに対して、先週の競馬は、
土曜日のメインレース=初めてオークスとセットレースになった目黒記念(G2)(15頭立て)
1着 8枠右14番ステイゴールド武豊
2着 2枠左3番(外に出すと18番)(外)マチカネキンノホシ岡部
3着 3枠右4番スエヒロコマンダー四位
日曜日のメインレース=オークス
1着 3枠右5番シルクプリマドンナ藤田
2着 6枠左12番チアズグレイス松永幹
3着 8枠右16番オリーブクラウン高橋亮
土曜日が「初めての」「G2」つながり、日曜日が「オークス関連」つながり。
しかもあの時と出目・騎手がそっくりで、土曜日は「武豊・岡部の1・2着」「外出し 18番」が共通、日曜日は6枠左が共通。
すげーオカルト(内心、良く作るわ)。
これだけ同じな素材を与えられたら、燃えるぜいというのがサイン読みのサガですな。
というわけで考え方は2つあって、
(1) 完全に1994年のリプレイになっているのだから、ダービーも1994年のリプレイとなるでしょう。
□1994年/ダービー
1着 8枠中17番ナリタブライアン南井
2着 2枠左4番エアグルーヴ岡部
3着 3枠右5番ヤシマソブリン坂井
(2) 日曜日がオークスならば土曜日はその対極のダービー。
1994年は日曜日のスィートピーSではなく、土曜日の京王杯SCをダービーに対するサイン使いにして、[外]スキーパラダイスで1着だった外出し17番→ナリタブライアンの1着、[外]ザイーテンで2着だった岡部→エアダブリン岡部の2着のように出目と騎手を繋げたのだから、今回も土曜日の目黒記念の出目か騎手を使うでしょう。
□目黒記念
1着 8枠右14番ステイゴールド武豊
2着 2枠左3番(外)マチカネキンノホシ岡部
3着 3枠右4番スエヒロコマンダー四位
あれま、2枠・8枠が共通。
ダービー(1)に書いた凱旋門賞登録正式アナウンスサインの皐月賞・2枠・8枠も共通するわけだから、こりゃ、この2つの枠は大事にするっきゃないでしょうね。
さ、あとは馬番だぞ、と。
■まとめ
特に皐月賞の8枠右16番−2枠右3番(同頭数の連動は同枠含むことに注意)に注目。
どちらかなのかはサラブレッドインフォメーションが教えてくれるはずです。
■開催前日版 2000-5-28 update ▼ ▲
今週はもうクドいくらいに皐月賞のリプレイを主張していたサイン会議・平日版・その他モロモロでしたが、サイン読み制作者が意識していなかったのならばそういったこともおジャン───。
でも出馬の造りはきちんと意識してくれていて、例えば「どのレースのナニをお迎えするか=出馬全体で囲い込めばイイ」というわけで1枠と8枠がどうなっているかをチェックするという手法があるのですが、この出馬は、
1枠右1番リワードフォコン後藤(皐月賞出走馬【4枠右7番】)
1枠左2番エアシャカール武豊(皐月賞出走馬【8枠右16番】、のみならず1着馬、8枠→1枠)
…
…
…
8枠右16番プラントタイヨオー小野
8枠中17番(抽)ジョウテンブレーヴ蛯名(皐月賞出走馬【1枠左2番】、競馬会の息が吹き掛かった(抽)、1枠→8枠)
8枠左18番(市)マイネルコンドル伊藤直(皐月賞出走馬【8枠左18番】、同枠)
全体を皐月賞出走馬で囲い込みながら、その1枠・8枠に皐月賞1着馬・(抽)という重要アイテムを置いています。
出馬の線からは皐月賞のリプレイの可能性は高いでしょう。
また関東のIMも皐月賞を意識してくれていて、それは「名誉と栄光の意味を知ります。」の一番のキーワード「名誉と栄光」が1996年の皐月賞「名誉と栄光への旅立ち。」以来ヘッドコピーの書き出し部分となったから。
このように重要なキーワードを共通させたものを勝手に過去モノIMと呼んでいるのですが、その解き方の1つに「過去のとあるレースのを出してきたのだから(その過去に注意が向きがちだけど)、直近のとあるレースをデータを意識する。」というものがあります。
その典型的なサンプルが2週間前の京王杯SC・新潟大賞典。
あの週の関東のIM「王者への布石となります。」は1998年の毎日王冠の関東のIM「時代が認める王者への布石。」と「王者への布石」が共通。
従って、直近の毎日王冠のデータを使う。□1999年/毎日王冠
1着 7枠左8番(外)グラスワンダー的場
2着 8枠左10番メイショウオウドウ飯田
↓↓↓
□東京/京王杯SC
1着 8枠中17番スティンガー武豊
2着 7枠右13番(外)ブラックホーク横山典
□新潟/新潟大賞典
1着 8枠右15番タヤスメドウ土肥
2着 7枠右13番(外)アメリカンボス江田照
□京都/栗東S
1着 5枠左10番(外)ブロードアピール松永幹
2着 4枠左8番(外)エイシンサンルイス太宰
枠連7−8が一発で絡んだり馬連08−10が一発だったりさすがにやり過ぎも良いところだと思うのですが、「サインのサンプルとしてこんなのもありますゼ、皆さん、気がついてくださいよ」という宣伝材料と考えておけばよいのかもしれません。
ならばあの時が「王者への布石」ならば、今週は4歳の大王者が選ばれる東京優駿(日本ダービー)。
IMの性質とレースの性質がマッチする上に、その時と同じ過去モノIMを提示してくれたわけですから、解き方には大差ないはずです。と言ったところでしょう。
- 「名誉と栄光」は1996年の皐月賞のキーワードだから、直近の皐月賞のデータを意識する。
- 2週間前に派手に出目一発を使った直後にまたまた出目一発と言うことは殆ど有り得ないのだから、枠連2−8で使うのは1つだけ。連対馬は良く考えて下さいよ。
以上のように、出馬の造り・関東のIMが「皐月賞? イイじゃない?」と言ってくれていますから、皐月賞のデータを使わないワケがない。
■皐月賞
1着 8枠右16番エアシャカール武豊
2着 2枠右3番(父)ダイタクリーヴァ高橋亮
(3着 7枠中14番(父)チタニックオー角田(念のため意識する))
特に8枠右16番−2枠右3番(同頭数の連動は同枠含むことに注意)になのですが、その同枠に当たる8枠中17番(抽)ジョウテンブレーヴ蛯名か2枠4番アグネスフライト河内、どちらか一方でしょう。
どちらかなのかはサラブレッドインフォメーションが教えてくれるはずですなのですが、関東のIM「名誉と栄光の意味を知ります。」───。両方説明ついちゃいます。
- 「名誉」は名誉職の騎手会・調教師会の会長・副会長のことだから、副会長の河内が乗るアグネスフライト
- 「名誉と栄光」は大きな賞を受賞したことだから年度代表馬(外)エルコンドルパサーのパートナー・蛯名が乗る(抽)ジョウテンブレーヴ
どちらをチョイスするかはレースの流れを読むしかないでしょう。
どちらを軸にするかのと、2点勝負の買い目(1点は比較的本命サイド、でももう1点が来たら1年くらい遊んで暮らせそうな万馬券サイド)、及び、等々、あなたの知識欲を満足させるだろうスーパーサインをQ2に吹き込みました。
- プリンシパルSにはあんな意味があったとは
- 土曜日の10R秋川特別の5万円台万馬券の意味
ダービーぐらいご利用になってみませんか。
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